■スポンサードリンク
(短編集)
神の狩人
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
神の狩人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
舞台は2031年の近未来。場所は東京。 世界は今の私たちに想像が可能な程度の進化をしている。 そして、想像が可能な程度に世の中は悪くなっている。 少子化はさらに進み、自然はさらに破壊され、プライバシーは失われ 人々は絶望している。 進化も絶望も23年後の未来としてありそうなリアル感があってかえって怖くなる。 主人公の私立探偵、サラ。 初め、同じ設定、同じ主人公の探偵もの短編ミステリーかと思ったのだが 実はすべてがつながっている。 そして探偵ものミステリーよりずっとスケールの大きな 近未来エンターテイメント作品だった。 サラの過去と知らずに背負っている運命が少しずつ解き明かされる。 この後、浄化戦争をしようとする人々とサラの戦いはどうなるのか? 何しろ最後の章は「船出」というタイトル。 早く続きが読みたいと思わせる作品だ。 「炎都」シリーズで読み応えあるスケールの大きな戦いを 読ませてくれた作者だけに期待大! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あとがきで著者自身も「この世界の続きは書き続けていく」と言っているし、 この作品のすべてがこれから始まる物語のプロローグのようなかんじです。 2031年の東京にはびこる問題と、 そして探偵という職業上、たまたま事件にかかわったように思われるものの 実は人類を救う光となるような運命を背負っている主人公のサラ。 本作ではそこまでを描いているだけで、この物語そのものに明確なラストはなく、全貌も見えてきません。 連続して起こった自殺事件のすべてにかかわっていると思われる女性とサラの戦い展開が楽しみな一方、 サラにもう少し魅力があればな・・・と残念な点もあり。 主人公なのに読者をひきつけるほどのキャラクターじゃない。 脇キャラの方に味わいを感じちゃって、主人公はもっと人物をしっかりと練りこんで欲しかった。 ま、とにかくこれから出してくれるであろう続編を読まないことにはこの一冊では評価しきれません。 とりあえずの☆3つで、今はあえてきちんと評価はしないことにします。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!