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(短編集)

神の狩人



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【この小説が収録されている参考書籍】
神の狩人 2031探偵物語
神の狩人―2031探偵物語 (文春文庫)

神の狩人の評価: 3.00/5点 レビュー 4件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(1pt)

20年後の世界というリアリティに欠ける

手の届くような近未来を舞台にした小説であれば、現在から予測されるその世界のリアリティーが必須だと思われるが、とりあえずのちょっとした思いつきを無理やり力技で小説にしたてあげたようにしか見えない。
神の狩人 2031探偵物語Amazon書評・レビュー:神の狩人 2031探偵物語より
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No.3:
(4pt)

早く続編が読みたい!

舞台は2031年の近未来。場所は東京。
世界は今の私たちに想像が可能な程度の進化をしている。
そして、想像が可能な程度に世の中は悪くなっている。
少子化はさらに進み、自然はさらに破壊され、プライバシーは失われ
人々は絶望している。
進化も絶望も23年後の未来としてありそうなリアル感があってかえって怖くなる。

主人公の私立探偵、サラ。
初め、同じ設定、同じ主人公の探偵もの短編ミステリーかと思ったのだが
実はすべてがつながっている。
そして探偵ものミステリーよりずっとスケールの大きな
近未来エンターテイメント作品だった。

サラの過去と知らずに背負っている運命が少しずつ解き明かされる。
この後、浄化戦争をしようとする人々とサラの戦いはどうなるのか?
何しろ最後の章は「船出」というタイトル。
早く続きが読みたいと思わせる作品だ。
「炎都」シリーズで読み応えあるスケールの大きな戦いを
読ませてくれた作者だけに期待大!
神の狩人 2031探偵物語Amazon書評・レビュー:神の狩人 2031探偵物語より
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No.2:
(4pt)

一冊まるごとプロローグ

あとがきで著者自身も「この世界の続きは書き続けていく」と言っているし、
この作品のすべてがこれから始まる物語のプロローグのようなかんじです。
2031年の東京にはびこる問題と、
そして探偵という職業上、たまたま事件にかかわったように思われるものの
実は人類を救う光となるような運命を背負っている主人公のサラ。
本作ではそこまでを描いているだけで、この物語そのものに明確なラストはなく、全貌も見えてきません。

連続して起こった自殺事件のすべてにかかわっていると思われる女性とサラの戦い展開が楽しみな一方、
サラにもう少し魅力があればな・・・と残念な点もあり。
主人公なのに読者をひきつけるほどのキャラクターじゃない。
脇キャラの方に味わいを感じちゃって、主人公はもっと人物をしっかりと練りこんで欲しかった。

ま、とにかくこれから出してくれるであろう続編を読まないことにはこの一冊では評価しきれません。
とりあえずの☆3つで、今はあえてきちんと評価はしないことにします。
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No.1:
(3pt)

不思議な小説

舞台は近未来2030年代。主完全にコンピューター制御された世界、オゾンホールを埋める人工雲、携帯電話が進化したトークカード。トークカードなんかはもう、似たような携帯が発売されているものなぁなどとしみじみ思う。
そんな時代背景で、主人公の職業は私立探偵だし、初っ端の依頼は人探し。しかもその背後には巨大新興宗教のカゲ・・・物質が進歩してもそういうものは不変であるのだなぁと思う。
主人公サラは探偵だがオビにあるダークヒロインという印象は受けなかった。
この本は物語の始まりというか、プロローグの部分のような気がした。
短編仕立てせはあるが、連続したストーリーで完全には繋がらず完結もしない。
あとがきで作者も語るように続編がでるのが前提なのだろう。
サラとルシファーこと香織との対決は、どうなるのか今後の展開が楽しみ。
気分転換にお奨めです。
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