■スポンサードリンク
罪の余白
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
罪の余白の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このような目にあった子の親の気持ちとして、鬱屈とした気持ちが晴れることのない物語。現実には、この物語よりも、遥かに凄惨で残酷な虐めが横行していることと思うが、その全てが白日の元に晒され、正しく裁かれることを切に願う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんかのアンソロジーで短編を一つだけ読んだ作家さん。その短編が面白かったので、この小説を初読みです。率直な感想は、今回私にとっては読みずらかったです。単に頭が悪いからだと思うのですが、どうもそれぞれの登場人物の目線でランダムに描かれているのが苦手みたいです。でも中身は良かったし、胸に残る痛いシーンもありました。特に「早苗」さんの存在がインパクト大です。早苗さんのこれからが気になります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
娘が死んでしまうことから始まるのでしょうがないのですが、読んでいてちょっとしんどい内容でした。 自殺かどうか という点が重要だったと思うのですが、その点が少しぼやけてしまい盛り上がりきれませんでした。 ただ、父の復讐は圧巻です。 取っ付きにくく感覚が独特である早苗さんですが、惹かれてしまいますね。 木場咲があまりに憎らしく、映画版は拝見していませんが役を演じた方はその映画の影響で悪いイメージが付かないか心配です。 あと、高校生女子の”住んでいる”世界も垣間見得て興味深い(怖い)です。 「悪いものが、来ませんように」から作者にはまりましたが、こちらもなかなかよかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
学校で娘が転落死。 自殺と判断されたが、その真相はいかに。 娘の日記がみつかり、それを読んだ父親がダークサイドに堕ちていく。 一方、転落の真相を知られまいと、娘の同級生も暗躍。 この二人のせめぎ合い、心理描写が読みどころです。 なかなか良かったと思います。 結末については、期待したものではありませんでしたが、これもありですかね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スクールカーストからの娘の自殺、そして肉親による復讐劇という内容はありきたりという感想がまずでた。 そのうえで、この著者ならではのものは何だろうか、と考えると思い浮かばない。 復讐劇については二転三転があり、スリリングかもしれない。 ただ、編み込み不足の壁掛けを見ているような印象はある。 確かに娘には同情してしまったが、それは作者の力というよりも まあ、ああいうエピソードならば必然の読者としての心の動きかな、とも思う。 あとスケールも小さいと感じる。 オーダーメイド殺人クラブのような、違う世界へぶっ飛ばすようなパワーがない。 読者の想像の範囲内で、事件が起こっている。 娘のいじめも最初はぼかしているが、のちにわかったところで、 特に驚きもない。 もし、作者独自のものをあげるとすれば、父の同僚の早苗だろうか。 非常にユニークなキャラだ。 ただ、これはあまり有機的に物語に絡んでいない。 ベタ(闘魚)という要素もそうだ。 物語上、どうしても必要とは思えなかった。 そういう部分も編み込み不足の編み物を見ているような気分だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みやすくて、さくさく読み終わりました。 おもしろかったです。 ただ、流行のテーマを取り入れてストーリーを練っただけという感じでした。 オススメ!というほどではなかったです。 湊かなえさんや、宮部みゆきさんのミステリ色や毒気を抜いた感じでしょうか。 ただ、この薄さが逆に作品のプラスになっている気がします。 タイトルの付け方がいいですね。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!