ホテルブラジル
- 処女作 (383)
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視点人物がたくさんいて、その切り替えのテンポが良かったので(クロスカッティング?)、飽きずに一時間半ほどで一気に読めました。小説の最初のほうを除いて、半分以上がホテルでのシーンでしたが飽きませんでした。どの登場人物もエキセントリックでした。芦沢央氏の解説も良かったです。 | ||||
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かっこいい悪役がたくさん出てくる。 かなりスピーディーな展開。 特に最後のボスキャラがどんどんと迫ってくる様子には、 手に汗握ってしまった。 けど、読んでていて、何か一味足りない。 読者の期待通り進むけど、期待以上のものがないのかな? | ||||
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伊坂作品から「主人公の格好つけた独白」を抜き取った感じの作品で、 かえってこの作品らしさはどこにあるのか、よく分からない印象を受けた。 伊坂作品とよく似ているのは、作家が駆けこみたいゴールに向かってむりやり話を作っている面だ。 マンガやラノベならまだそれでもいいが、これはあくまでも現実世界を描いた一般小説だろう。 いくつも選択肢が有るなかで、現在の主人公の立場や心境ならこれを選ぶ可能性が高いという選択肢を使用せず、 あくまでも作者にとって都合のいい選択をおこなわせてるのだ。これでは主人公がただの操人形みたいに見える。 気になる矛盾も多い。 たとえば「外気は冷たかったが、車内の暖房になれていたせいか心地よくすらあった」は、 暖房が暑すぎたならともかく、慣れていたのになんで外の冷気のほうが心地いいのか? 江古田が「計画的に」ことを実行したのに、どうして高飛び用のパスポートを持ってこないのか? 次晴がマナーモードにしたのに、どうしてまた携帯が「鳴る」のか? 作者はどうしてもホテルにみんなを集合させて、緊迫したストーリーに持ち込みたかったのだろうけど、 山中にホテルがあるかどうかも分からない状況で、死体をスーツケースに入れて持ち運ぶようなリスキーなことを、 普通はするだろうか? 自分を襲い、彼女に暴力をふるった男に対して「大丈夫ですか?」などと気遣いをする無神経さ。 殺してしまったかもしれないという負い目から、男が目覚めてホッとなったような説明が書かれていたが、 暴力をふるいレイプまでしようとし、ナイフまでもっていた相手に対してなら、とことん息の根を止めようと思うほうがリアルじゃないのか。 江古田の体の大きさと主人公との対比も分からないまま、スーツケースで運ぶと書かれても納得がいかないし、 そもそも主人公の車種がMTなのATなのかも説明されないまま、「左手一本での操作は無理」という設定にされているのもどうなのか。 江古田は体の一部が「訳あり」になってるわりに、そのあとで普通に会話をするとは、 いくら薬を塗ったからと言ってあり得ない。そんな薬があったらノーベル賞ものだろう。 都合がよすぎる。 リアルな話を書こうとするなら、せめて舞台設定くらいはきちんとした上で物語を作って欲しい。 安い制作費でお手軽に作られた日本ドラマみたいな印象を受けてしまった。 | ||||
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山田悠介の作品のよう あるいは伊坂幸太郎の劣化版 中高生の読書時間で好まれるような作品 ご都合主義展開を気にされない方は楽しめるでしょう リーダビリティはありますから読めないことはありません | ||||
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深夜に放送されるような、ドタバタ映画のような小説。 文章を読んでいて、主人公たちの血と汗と焦りが肌で感じられる。 とにかく面白い。見ていて、スカッとする。 ある程度流れが予測できるが、その予測通りに動いてくれることが快感になっている。 ラストなど、水戸黄門が長年愛されてきたような、いい意味での予定調和がある。 場面が目まぐるしく動くので、一晩で読み切ってしまいました。 | ||||
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