暗殺日和はタロットで
- 暗殺 (172)
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コンクールに向かう途中で交通事故を起こし、4年間意識不明の状態から目覚め、ピアニストとして再起を目指す真琴。タロット占いで先の運勢を占いながら行動する凄腕スナイパーの与一。この二人が主人公。 与一は依頼によって真琴の父を狙撃して殺すが、真琴が襲われるところに偶然出くわし、真琴を助ける。さらに、あろうことか、与一は真琴をコンクールの日に狙撃するように依頼される。真琴が何者かに狙われていることを知り、コンクールの日までは真琴の命を守ろうとする与一。狙撃対象の人物を狙撃者が守るという奇妙な関係が成立し、この二人の間に共感が育まれていくところが面白い。 なぜ、真琴の命が狙われるのかという大きな謎を孕んだまま、スピーディーに物語は展開し、意外な事実が次々と判明して読者を飽きさせることがない。事件の背後にチャイニーズマフィア、日本のヤクザなどが暗躍し、ハードボイルド的な場面が多いが、様々な謎が盛り込まれていて、謎解きの要素も持っている。ある人物の意外な正体や、真琴を暗殺するように依頼した意外な人物の正体とその理由など、最後に大きなサプライズもある。 果たして、与一は真琴を守り抜き、依頼どおりにコンクール当日に真琴を狙撃したのだろうか? | ||||
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占い好きの殺し屋と事故に遭った女性ピアニストの物語。展開が読めず、気づいたら一気に読み終えた。テンポよくストーリーが進んで、読後感もいい。2人のその後をなんとなく想像してしまう。 | ||||
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あくまで私個人の感想ですが、つまらなかったです。 (おもしろい、と感じられたかたは不愉快でしょうから、以下は読まないでください。) どうしてつまらないのか、その原因を考えてみました。 次の3点が思い浮かびました。 (1)キャラクタ キャラが、記号とまでは言いませんが、人のぬくみを感じさせません。薄っぺらいです。 あと、気のせいかもしれませんが、この小説のキャラって、作者から愛されていないんじゃないか、という印象を受けました。 「愛されていない」というのが不適切なら、「大事にされていない」と言ってもいいです。 キャラらがそんななので、感情移入できません。 その結果、ちっともハラハラドキドキしないのでした。 (2)リアリティ 全編を通して、ちょくちょく、嘘くさいところが出てきます。 キャラの設定でも嘘くさいのがあるし、事柄でも嘘くさいのがあります。 たとえば、主人公の女性はクラシック音楽のピアニストをめざしています。 その彼女が、ピアノの調律を完璧に行なったり、ジャズバーで雰囲気のあるジャズピアノを上手に弾いたりする場面があります。 あるいは、日本の殺し屋が、苦も無く広東語を理解し、しゃべる、という場面もあります。 それなりに説明があればともかく、そのままでは、 「え、本当かよ」 とシラケてしまうのでした。 (3)話のトーン 小説の出だしはシリアスな雰囲気なのですが、殺し屋が出てくるあたりから、不条理コメディの雰囲気に変わってきます。 また、トーンということではありませんが、最初はピアニストの女性が主人公だと思っていたのに、途中から殺し屋が主人公になってしまいました。 なんだかちぐはぐな感じでした。 以上、あくまでも私個人の感想です。 私はこの本を他人に勧めようとは思いません。 しかし、読まれたかたが「おもしろい」と感じることだって、あるかもしれません。 | ||||
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