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太陽は動かない
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太陽は動かないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 1~20 1/3ページ
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産業スパイ小説は、各国の情報機関が絡み、利権は黒幕が頂き、兵隊は傷を負うのみ・・という筋立てが定番となり、本作も同等であった。圧倒的な歴史・社会・風土を背景に、人物たちの物語が終わった後に、全体のテーマがグサリと来る・・「北京から来た男」の様な厚味を期待します。 | ||||
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すぐに思ったのは、実写版の『ルパン三世』みたいだ、ということだ。あとは吉田秋生の漫画『YASHA』とか。なんか世界観というか、格好のつけ方やコメディリリーフのセンスみたいなのがすごく似ている。 マイクロ波送信技術と新型高性能太陽光パネルの話は最後まで生きているが、新型蓄電池技術の話が途中ですっかりお留守になってしまうのが気になる。あと、アンディ・黄という名前の香港人の「黄」に「オウ」とルビが振られているのも居心地が悪い。広東語なら「ウォン」、北京語なら「ホァン」だろうに。と思っていたら、九龍には「クーロン」とルビが。こんな兵隊シナ語を使ってはいけません。 よいところもある。田岡という登場人物がベトナムのクラブで出会ってセックスする中国人を、「男の体からは大蒜(にんにく)とミントの匂いがした」と描写するところなどは、吉田修一の真骨頂だと思う。 しかし、NHK、自民党、京都大学など、ビッグネームをそのまま使って大風呂敷を広げておきながら、最後に「実在する人物・団体とは一切関係ありません」という断り書きにはコケた。「ワシ空手やってたんや、通信教育やけどな」という感じ。 | ||||
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映画を観てから読みました。映画のシーンでは?なのが良く理解出来てとても楽しめました。 | ||||
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母に買いました。とても面白かったみたいで、私も映画を観ましたが、面白かったです。 | ||||
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図書館で読んで面白かったので、購入して再読しました。 | ||||
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吉田修一『太陽は動かない』読了。国際陰謀アクション小説だが、その国際陰謀のところがかなり無理がある。あの名作『悪人』や怪作『パレード』の作者らしくない。 話を広げ過ぎて、ハリウッド映画なみのご都合主義にも感じられたのである。 でもそれは、まだいい。 一番ダメなのは、話の元になっている、新発明の太陽光発電パネルだ。 まず、今までの100倍の性能というのが、荒唐無稽というか科学的にあり得ない。 というのも、現在の太陽光発電パネルの発電効率はおそらく20%前後から30%程度であるが、この%というのは、太陽光の持つエネルギーの何%を電気に転化できるかという比率だ。 20%だったら、太陽光の持つエネルギーの20%を電気に変えることができるわけだが、この100倍と言えば2000%を電気にできるということになってしまう。 考えればすぐに分かることだが、どんな高効率の太陽光発電パネルでも太陽光が持つエネルギー以上のものを電気に変えることなど、論理上あり得ないのだ。 まず、その出発点がどっちらけである。 しかも、その新パネルが町工場の発明お宅によって作られる。 こういう最先端の素材開発が、そうした環境でできるはずもない。 さらに、この話を持ち込まれた国会議員が、風呂敷に包まれたその実物を見せられ、発明者の話を聞いただけで、すぐに、それをどこに売るかで動こうとする。 普通は、それが本当にそれだけの効果があるのか、どういう画期的な仕組みかを検証するのが、最初にすることだろう。 ところが、それは完全におっぽり出されたまま。 期待しただけに、かなりガッカリした。 こういう国際陰謀モノは餅は餅屋というか、服部真澄のような作者でなければ、おかしな所ばかり気になって、安心してストーリーに浸れない。 | ||||
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表示にシワがあり、本にも汚れがあった。 | ||||
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映画だね、これは。今度は議員を主役にした本を期待しています。 | ||||
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このシリーズがとても好き | ||||
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ダイナミックな小説。映画を見ているようで一気に読めた。 が、色んな要素を詰め込みすぎて少し絵がブレてる感もあった。 | ||||
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吉田修一作品にハマっています。テンポよく進みハラハラドキドキです。 「森は知っている」を読んでからがオススメです。 | ||||
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中国の国内事情、産業スパイなど自分が無知な部分もあってか少々分かりずらかったので2回読みました。面白かったです。なんと言っても鷹野、田岡、風間、などこの3人のキャラが魅力的。強くて優しくて弱くて悲しくて…そして怒涛のラスト。読んで正解でした。 | ||||
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竹内涼真君が珍しい役をしているに興味深く拝見しました。気に入らない点は無いです。 | ||||
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簡単に言うと、新世代エネルギー開発をめぐる産業スパイもの。 とりあえず最後まで読めるのだが、率直に言ってそれほど面白くない。 プロットは伏線も粗雑で突然のつじつま合わせの結末、背景は突拍子もなく(世の中そのようにはできていない!)、ディテイルに説得力がない。 率直に言って、吉田修一らしくない小説。 これらの欠点は、作家の責任というよりも、調査や資料集めを含めた書き手を支える編集者、出版社の明らかな力不足かもしれない。 どうしても暇つぶししたい方にはどうぞ。 | ||||
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[森は知っている]から読んでやはりこちらも気になり購入。もともと映画化のCMを見て興味が湧き、吉田さんの作品は初めて読みました。すごいドライな感じで表現が的確な感じがしましたが[森は知っている]よりも舞台が大きく長く感じました。原作を先に読んでいると映像化された作品の特報とか見てると、あの場面が変更されてるのかなーと予測がつく楽しみもありますね。そして早くも[ウォーターゲーム]が読みたくなっています。機会があれば別の作品も見てみたいです。持ち物を減らしたいので電子書籍は有難いですね。 | ||||
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鷹野一彦のスパイシリーズ。スパイと言っても、何か大義名分を追っているのではなく、情報をとって売りさばく。舞台はベトナム、中国、日本、アメリカと鷹野一彦と一緒に飛び移っていく。 冒頭部分で、今回のミッションの背景が色々語られるのだが、その部分がややこしくて、正直読むのを挫折しそうになったが、その後どんどん引き込まれる。一つは描写が生々しくて、もちろんハラハラするし、痛そうなのも痛そうで、美しいものは美しく、ベトナムのバインミーなんて読んでてむちゃくちゃ食べたくなった。 あとは、登場人物が魅力的。人間だから、一人ひとりに色々な思いと事情があり、それがそれぞれの行動につながっていくところが活き活きとしていて、時にアツくて、五十嵐なんて最高だ。 映画になるそうで、誰が五十嵐役をやるのか、楽しみです。 | ||||
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過去にパレード、犯罪小説集、女は二度遊ぶ、初恋温泉を読んでいます。 今作は過去と毛並みが違うので、新鮮な気持ちで読み始めました。 しかし、100頁で中断し、お蔵入りにしました。 下記が理由です。 ①登場人物が薄い 登場人物が多いせいで、各々の人物の内面を描写する文字が足らないのかもしれませんが、少なくとも主人公だけでも厚みがほしかった。彼が思考するシーンや激高するシーンがありますが、それまでの主人公の描写の積み上げが足りないので、引き込まれません。絵コンテ、粗筋書きを読んでいる感じがします。 ②設定にリアリティが足りない エネルギーをテーマにしていますが、もう少し細かいところまで作り込めたのでは?と思ってしまいます。政府やその国家を代表する企業がエネルギーや経済のメリットを手に入れるためにうごめいているならば、「このケースでは○○億の利益がA企業に出て、B国には損失が○○億くらい。しかし、将来的に見ればB国には○○億のメリットがあるかもしれない」など、現実世界にありえそうな分析を出してほしい。さらにもっとリアリティを出すならばエネルギーと国防は密接に関係していますので、国防にも踏み込むと引き込まれたかもしれません。ただし、そこまで論点を広げてしまうと収拾がつかなくなるから国防は取り上げなかったのかもしれませんね。 以上、理由です。 しかしながら、星2の理由は人物の内面描写があったからです。田岡がクラブでドラッグするシーンは、リアルというか本当にこういう人いそうと思ってしまいます。 そういう描写、ストーリーの設定を100頁までで数える程しか見られなかったので、途中で読むのを止めました。 | ||||
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よくわからない状況でわけもなく暴力がふるわれているように感じ、「途中で読むのをやめようかな」とさえ思っていました。それも最初のミッションが終了するまでで、AN通信という会社の機能や敵対する勢力がわかってくると、ストーリー全体の構図がみえてきて面白く読み進めるようになりました。 ただラストの救出劇はチトできすぎな気もしますが。 | ||||
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映画・ドラマ化ということでよんでみた。特徴のあるキャラクターたちが繰り広げる迫力あるサスペンス。ほとんどのミッションが同じような段取りなうえ強引な結末で終わるため最後まで読んでも感動やスッキリ感は得られない。 | ||||
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吉田修一は、このような、スケールのでかい作品も、面白く読ます。 | ||||
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