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ネロ・ウルフ最後の事件
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ネロ・ウルフ最後の事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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レックス・スタウトの遺作となった作品。 自身の死期を悟っていたのかどうかは分かりませんが、 何かの終わりを感じさせる内容であることは確かです。だって、ウルフがいつも以上に影が薄いし、 アーチーったら秘密主義な上に気ままな行動だらけなんだもの。 次作は新シリーズ「名探偵アーチー登場」か?!なんて会話が当時は飛び交っていたのでは、と思っちゃいます。 そのぐらい、アーチーは頑張ってます。パンサーたちも頑張ってます。 パンサーの自宅でのシーンは、 可愛い子供たちも大人になったんだと思わせる場面もありますが、 やっぱり子供たちなんですよね。 最後のクレイマーとウルフの会話からそれが分かります。推理小説として考えると、いまだに何で奴が犯行に走ったのかが理解できない。 私だけ?かもしれませんが、それで微妙な感じが残りました。 ですが、シリーズの終焉としてみれば納得できます。 「ウルフの最後の事件」ということを頭において読んでいくと、 いろいろな意味で堪能できる作品だと思います。 | ||||
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美食家の大肥満体にして蘭を愛し、食事と蘭の手入れは何があっても時間通り、自宅から一歩も出ない・・・変人探偵ネロ・ウルフの作品はどれも鋭い人間描写、どんでん返しが楽しめる傑作ぞろい。実際に捜査にあたる、ハンサムで愛嬌たっぷり、身軽な好青年アーチー・グッドウィンとの名コンビも冴える。非常に多くの作品が出ているのに、10冊に満たない邦訳しかなく、ファンとしては納得のいかないところ。しかし、最後となったこの作品だけは訳されている。 何故、最後なのか・・・ ネロ・ウルフがたどりついた、余りにも悲しい結末・・・ これを最後にするしかないのか。皮肉とウィットに満ちた傑作ぞろいのシリーズ、何とか明るく終わって欲しかったというのはファンの勝手な願いだろうか・・!・<!!BR>邦訳の中では最後にお読みになることをおすすめします。 | ||||
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