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(短編集)

静おばあちゃんにおまかせ



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【この小説が収録されている参考書籍】
静おばあちゃんにおまかせ

静おばあちゃんにおまかせの評価: 4.13/5点 レビュー 46件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.13pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全36件 21~36 2/2ページ
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No.16:
(4pt)

楽しめたよ

けっこう楽しめたなぁ
ちょっと専門的な所もあるけど 楽しく読めました
作者の他の作品も読んで見たくなる
静おばあちゃんにおまかせAmazon書評・レビュー:静おばあちゃんにおまかせより
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No.15:
(5pt)

静おばあちゃんはテミスの剣の判事だった

無茶苦茶よかった。ほっこりする本。
途中、テミスの剣の判事だったことが判明
繋がって凄く面白さが深みを増した。
ただ、文庫カバーの円がイメージと違い
少し残念な気がしました。私事で申し訳ありませんが。
ドラマ化できますね。
潔癖っぽかった財部管理官がアレだったことが
少~し引っ掛かるですよねー。まっいいけど。
静おばあちゃんにおまかせAmazon書評・レビュー:静おばあちゃんにおまかせより
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No.14:
(5pt)

一気読みでした。

著者の本を読みまくっています。マイブームです。テミスの剣を読んだ後に読むといいです。登場人物のキャラクターがよかったです。特に静おばあちゃんが。一気に読んでしまいました。オススメです。
静おばあちゃんにおまかせAmazon書評・レビュー:静おばあちゃんにおまかせより
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No.13:
(5pt)

この本の偶然の出逢い

この本の偶然の出逢いにはビックリです。『テミスの剣』で中山七里さん作品を初めて読んだ後に気に入り、二作品目がこれでした。タイトルにもなっている静おばあちゃんって、まさか、テミスの剣に登場していた判事じゃないですかぁ。さらに、ビックリなのは、テミスの剣の事件までもが回顧録で登場しているではないか。静おばあちゃんが判事を辞めたキッカケですし。テミスの剣のスピンオフ小説かぁと読み終えたら、最後までビックリです。出版時期の辻褄が合わない!それはさておき、色々な事件をおばあちゃんの力を借りつつ孫娘と真面目な刑事が解決していく、爽快なミステリーでした。続編あるのでしょうね。
静おばあちゃんにおまかせAmazon書評・レビュー:静おばあちゃんにおまかせより
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No.12:
(4pt)

最後に訪れる衝撃!!

上品なおばあちゃんとその孫娘がタックを組んで解決する、よくある『日常ミステリー』かと思いきや、ガッツリ殺人も起こるし血も流れる、警察も政府も絡む、わりと大掛かりなミステリー小説で、はじめは少し度肝を抜かれました・・・が読み進めるうちに(正確には2話目から)、逆に予想外で面白かったです。

私の好きな、ショートストーリーと平行して裏に別の重要なミステリーも隠されている(この話に至ってはさらにどんでん返しがありますが)タイプの流れで、大満足の1冊でした。

途中途中で静おばあちゃんが円に諭す言葉が実に深い!警察官や法律に携わる仕事をしている身内のいる方が読むと家族の仕事上の苦悩が垣間見れるのでは?とちょっと考えました。

もしかしたら、恋愛部分がいらない、と感じる方も知るかもしれませんが私は寧ろそこも含めて良かったです。果たして円が未成年の設定である必要があったのかだけはちょっと違和感を感じましたがそれ以外はとっても良かったです。
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No.11:
(4pt)

おばあちゃんは元裁判官。

とてもよくできた連作短編集です。 とても読みやすく、キャラも魅力的です。 静おばあちゃんはまさに安楽椅子探偵。 出来ることなら、シリーズ化してもらいたいたかった。 ちなみに、違う作品では静おばあちゃんの裁判官時代の話があります。
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No.10:
(5pt)

あなたの正義を問う

フワっとして可愛らしい表紙やタイトルからは想像もできないくらいの本格推理で驚いた。

警察組織の倫理観や組織感情もリアルだし、
殺人の方法も結構グロイ。

カルト教団への潜入調査で、
教祖が殺され、死体が消えたトリックの答えが、
その死体が解体、分解され、人肉スープとして信者や来客に振舞われていた
というのは、グロすぎ。

裁判官が探偵役という珍しいパターンだけあり、法曹界にまつわるかなり深い考察が面白い。
裁判官の給与制度や、なぜ冤罪が生まれるか?という命題についても面白かった。

静の正義論も詭弁くさいが、耳を傾ける価値はある。

でも、ファストフードを「あんなのはね、食べ物ではないの。エサというの」ってのはさすがに
マックやモスへの熱い風評被害が酷い。
この世代の老人って食べ物を大事にしろと教育しそうなものだけどね(静はこの世代の人間で法曹界にいた時点で、かなりの金持ち育ちっぽいが、それが原因なのか)
静のキャラとも合わない気がした。

専門知識も多く、最近の拳銃はライフリングが一致するなんて知識も初耳だった。

推理バトルも面白い。

「なにを言ってるんだ!?体内に弾丸を残存させたほうがダメージは大きくなるし、リスクを冒してまで犯人が弾丸を抜き取る理由は無い!(机バンッ!)」

「いいえ。犯人にはその必要があったのです!…体内から弾丸を抜き取って、別の弾丸と入れ替えるためにね!!(指を突きつけビシィイイ!)」

「な、なんだってぇぇえぇーーーっっ!!!???(愕然)」

とか白熱する。

全体的に長編で使うようなネタを惜しげもなく短編でふんだんに使っているのでクォリティはかなり高い。テンポも非常に速い。

主人公とヒロインの関係も、大体は何巻もやってつかずはなれずを繰り返すものだが、この小説は手すら握ってないのに何足とびもして、いきなりキスからホテルでベッドインという、かなり高速なもの(作中でもそう書かれてて笑った)。

トリックや作者なりの哲学も、まさにそう。
正義とは?なんて長編のラストで消化しそうなネタをいきなり序盤で使ったり、テンポも非常によい。

主人公は刑事なのにお人よしの青年だし、ヒロインもとんでもないぐう聖で、育ちのいいお嬢さんという感じで好感が持てる。

気になったのは、警察が有能な組織として書かれているのに明らかに無能なこと。
いくらなんでも死体をひっくり返したことなんて猿でもわかるでしょ。
それに、ひっくり返した事を隠蔽工作しないことも変でしょ。
それを証拠もなくブラフで突きつける主人公もおかしい(相手がブラフに引っかからなかったら、どうするつもりだったのか)。
いくらなんでもなんの義務もない民間人、しかも未成年の女性を無理矢理捜査に使い、
しかも強姦殺人未遂という危険な目に遭わせても何も対処せず
さらに使おうとする警察って…無能を通り越して怖い。

最後になりその無能の最たる上司が円の両親を殺した真犯人だとわかるわけだが、
これが計算として書かれているなら作者は本当に凄いが、どうなんだろうか。

静が実は幽霊というオチもいらない。
伏線もあるにはあるがかなり適当だし、
第一幽霊である意味がない。

円が実は静の指令で主人公に近づいていたというのも恋愛物としては
かなり酷いオチだが、主人公はなぜかそれに無反応で、
ヒロインにも罪悪感がないことも変。

最後の20ページはもっとちゃんとできただろうと。

面白かったが、最後だけは感動を狙って大失敗した感じ。
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No.9:
(5pt)

軽やかな本格推理小説

推理小説としても読ませますが、静おばあちゃんの存在感がすばらしい。
「ぶれない」元裁判官の信念にうならされました。
最近は裁判員制度など、裁判を考える機会も増えましたが、人が人を裁くとは、
難しい。同じ道に進む孫娘に、そっとそれを教える厳しくも優しいおばあちゃん。
でも、内容はそんなに暗い内容ではなく、魅力的な円さんと葛城さんの恋模様にも
ほっこりさせられます。
ほかの方のレビューにもありましたが、シリーズ化してほしかったなー。
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No.8:
(5pt)

おばあちゃんの一言

静おばあちゃんのセリフ 「仕事の価値はね, 組織の大きさや収入の多寡じゃなくて, 自分以外の人をどれだけ幸せにできるかで決まるのよ」 にしびれました.
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4163815201
No.7:
(5pt)

タイトルはヘコヘコだが,切れ味鋭い短編集

静おばあちゃんは,「テミスの剣」でも登場した思慮深い裁判官。引退後は,いわゆる「安楽椅子探偵」として,ヒロインである孫の円(まどか)と協力して事件を解決していく。すべての短編において,静おばあちゃんは事件の助言をすると同時に,自分が現役裁判官時代の考え方や事件の捉え方を孫に伝授していく展開。単なる事件解決物というだけでなく,人を育成するにはどのようにしたらいいかということを,ビジネス本の字面よりも深く読者に浸透させてくれる切れ味鋭い短編集。タイトルにはまったく惹かれないが,前述した著者の後続作「テミスの剣」のタイトルの良さから考えると,作者の意図なのかもしれない。「テミスの剣」と併せて読むと,著者の技術に脱帽する。読破後,静,円(まどか)のシリーズ化を熱望すること請け合い!購読を勧めます。
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No.6:
(5pt)

一気読み

一気読み気読み!!
気持ちよく騙されました。
主人公も可愛らしく好感がもてます。
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No.5:
(4pt)

静おばあちゃんの考え方が勉強になるので星4個

内容は、自分的には今ひとつ、帯にもあった「どんでん返し」というのもあまりびっくりしなかった。

 だから、星3個くらいにしようかとも思ったけれど、静おばあちゃんの考え方が勉強になったので星4個にした。

 誰しもが考えなければいけないことについて語っているので、多くの人に読んでほしい。
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No.4:
(5pt)

軽く見せかけて本格ミステリー短編集

ライトノベルかはたまたユーモアミステリーかと思ってしまう装丁とタイトルだが、中身は本格的推理短編連作集となっており、非常に読み応えがある。全編を通して描かれている主人公の両親の交通事故の真相などかなりシリアスな内容でもある。
いずれの短編も料理の仕方によっては物凄い長編にでも使えそうな不可能状況トリックが惜しげもなく使われており、短編で数ページで扱われているのが凄い。
ラストで一番びっくりするのは言うまでもない。
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No.3:
(5pt)

面白い!

ふつうに面白いです!すごい!中山七里の巧みさにまたもやハマってしまいました!
ドキッとする恋愛もあり、ほんわかする家庭の話、ファンタジーな展開、もう最高ですね!
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4163815201
No.2:
(4pt)

シリーズ化したらもっと面白かったのに…

サラリーマンにしかみえない警視庁捜査一課の葛城公彦と、女子大生と元裁判官の祖母という探偵コンビのライトミステリー。
そういうラストにせず、シリーズ化してくれたら良かったのに!と思った人は多いんじゃないかな。
連作短編だがテンポが良く、ミステリとしてもそれぞれに味があって楽しめる。
安楽椅子探偵役のおばあちゃんの持つ“正義”に対しての理念が、それぞれの事件ごとに挟まれていて、それも共感できるものだった。
ライトミステリといっても軽すぎず、サクっと読めて丁度良い。
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No.1:
(4pt)

もっと読みたいと思わせる本

主人公を同じとする短編集です。
もっと読みたいと思わせるものなのですが、
続きはあまり期待できないのかなぁ・・・
コンビ(?)のその後も気になります。
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