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夜の国のクーパー
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夜の国のクーパーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全84件 81~84 5/5ページ
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完全に作者買いです。 伊坂さんの新作でしかも書き下ろしで長編で。 ときたら買うでしょ、というだけです。 それだけにすっごい面白い話を期待しちゃうのは 作者への信頼なんですが…… もちろん書き口は悪くないし、猫の視点、人の視点 が入り交じる構成もグッドなんですが、なんだろう、 おはなしそのもののおもしろさ、先読みを裏切られる感じ、 それをがらっと結末で彩りを変えてくれる感じ、 そういうものが感じられませんでした。 ちょっと読んでいても途中でぐいぐい来る感じが 薄くて、正直、止めちゃおうかなと思ったくらいです。 でもでも最後にくるからね、と思っていたので、 これには凡作である、という評価をせざるを得ませんでした。 次に面白い話を書いてください!! | ||||
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おもしろくなかった...。 結構な期待はずれでした。 猫好きの人は好きかも。 上手く出来てるなぁという感じではあるんですけどね。 伊坂幸太郎だから!と言って飛びつくのはやめたほうがいいです。 詳しくは 【伊坂幸太郎最新作『夜の国のクーパー』が想像以上に......。】 で検索してみて下さい。 きっと参考になると思います。 | ||||
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がっかりしました。 ネタバレなので詳しく書きませんが、最後まで読むと某海外の小説と設定がまるかぶりです。ピンと来る人もいることでしょう。 正直、なーんだパクリか という感想しか出てきません。読者をなめてませんか? 伊坂さん、ちょっとひどいですよ、これ。 | ||||
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最初の数十ページを読んで、伊坂さんのデビュー作「オーデュボンの祈り」を思い出しました。 ごく普通の男が謎の島にたどり着くという。あの島には未来を予知する案山子がいて、 今回はしゃべる猫「トム」が登場します。 猫が住む国は鉄国という国との戦争に敗れ支配下に置かれる。 そんな国家の危機を猫と鼠の関係も交え、猫目線で描いています。 登場人物の命名についてはあとがきで大江健三郎さんの作品を手本にしていると明かしていますが、 それにしても変わった名が多い。 国王・冠人、その愚息・酸人、 弦(げん)、号豪(ごうごう)、医医雄(いいお)、枇枇(びび)→(ワンピースのネフェルタリ・ビビをイメージしてしまいました!)ら国民、 そして、トム、クロロ、ギャロ、グレ、ヒメら猫たち。 伊坂さんとしては初めての、完全に日常から離れたファンタジー作品のため、 400Pある中で最初の100Pほどはなかなか設定が頭に入りにくかったです。 全体の3分の2ほどでようやくトム君と島にたどり着いた「私」が行動に移ります。 それまで延々と背景を飲み込むので精いっぱいで、いささか疲れました。 にもかかわらず、最後の80Pほどで明かされる世界の秘密(鉄国との戦争・クーパーの兵士の真実)がすべて セリフ語り、つまり事後説明されるため、臨場感が乏しいままに読み終えることになります。 もっと登場人物たちとともに行動し、危機を迎え乗り越えるような高揚感がほしかった。 猫視点で仕方ないことですが。 「PK」でも触れられた国家感が今回は前面に打ち出されていますが、 最後の「私」に関する仕掛けが、現実と虚構をないまぜにしすぎていてちょっとすっきりしません。 「ゴールデンスランバー」くらいの塩梅がちょうどよかった気がします。 説明的過ぎたのが惜しいところですが、全体として、視点や着想はさすがです。 1からここまでの世界観を構築できるあたりはやっぱりすごい。 | ||||
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