■スポンサードリンク
この声が届く先
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
この声が届く先の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| このシリーズに限らずローザンの著書は(翻訳されたものに限り、ですが)全部読んでます。 それだけ面白いと思ってはいるんですが、アイリッシュ系の中年の大男の私立探偵、という設定の筈のビルのキャラクターが甘いというか、せいぜい思春期を過ぎたあたりの若造にしか思えないのが残念(カバーのイラストのビルも、何となくジェームズ・ディーンに似てるような気が…w)。 ビルだけではなく、チャイニーズ・マフィアのボスであるルーやその手下のミンやストロ−マン、更には敵役のケビンの造形も甘いというか、組織犯罪者や異常者の持つ凄味みたいなものが伝わってきません。 パトリシア・コーンウェルの検視官シリーズで主要な脇役として登場する叩き上げの刑事・マリーノについても造形が甘いと思ったけど、この辺は女性作家の限界なのかなとも思います。 解説の冒頭の「今回のライバルは、ずばりジェフリー・ディーヴァーだ!」という一文を枕にレビューを書かれている方もおられますが、私も「この声の…」を読む直前にディーヴァーの「追撃の森」を読んだんですが、やはりハードボイルドという点からはディーヴァーの方が数段上だと思います。 それでも新刊が出る度に全部買って、「これはメルヘン系ハードボイルド(w)」だと自分に言い聞かせそれなりに満足していますw | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!




