南の子供たち



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    初公開日(参考)2022年05月
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    長編小説

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    南の子供たち (創元推理文庫)

    2022年05月18日 南の子供たち (創元推理文庫)

    父殺しの容疑者として逮捕された青年の無実を証明してほしい――そんな親戚からの依頼を母経由で受け、私立探偵のリディアは相棒のビルをともないアメリカ南部ミシシッピ州へ向かう。だが、現地に着くと青年は拘置所から脱走していた。ふたりが行方を追ううち、かつてリディアの一族も関与した、中国系アメリカ人の知られざる歴史が浮かび上がる。現代ハードボイルド最高のシリーズ〈リディア・チン&ビル・スミス〉、堂々の帰還!(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    南の子供たちの総合評価:7.40/10点レビュー 5件。Cランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
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    (7pt)

    知らなかった中国系アメリカ人の歴史が面白い

    N.Y.の私立探偵「リディア&ビル」シリーズの長編第12作。存在すら知らなかった親戚の冤罪を証明するために、ディープサウス・ミシシッピー州を舞台にヤンキー探偵二人が活躍するハードボイルド作品である。
    N.Y.のチャイナタウンに住むリディアは突然母親に「ミシシッピーに行きなさい」と命じられた。リディアの父方の遠戚にあたる青年・ジェファーソンが父親殺しの容疑で逮捕されたので、現地で無実を証明し、青年を解放しろという。それまで存在すら知らなかった親戚だし、しかも一度も行ったことのない土地で満足な調査ができるか? 戸惑うばかりのリディアだったが母には逆らえず、相棒のビルと共にミシシッピーデルタの街に到着し、助けを求めてきたピートおじさんの家を拠点に調査を始めたのだが、大した手がかりが得られないうちにジェファーソンが拘置所から脱走し、事態はますます混沌としてくるのだった。
    アメリカ南部特有の文化、風土、気質に加え、19世紀からの中国人移民の置かれた立場、中国人ならではの家族意識が複雑に絡み合い、物語は思いもよらない展開を見せる。それでも、ストーリーの骨格は揺るがず、最後には納得のいくエンディングを迎える。アメリカ南部の人種差別、民族対立、家族愛と、それに翻弄された人々の生きようがリアリティを持って迫ってくる。さらに中国系の若い女性・リディアとアイルランド系の中年男性・ビルのバディ物語も読ませる。
    シリーズ作品とは言え、本作だけでも十分に楽しめるので、残酷ではないネオ・ハードボイルドのファンにオススメしたい。

    iisan
    927253Y1
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    No.4:
    (5pt)

    待ちに待ったリディアとビル!

    リディアとビルのシリーズを第1冊目から読んでいます。2014年発行の『ゴースト・ヒーロー』以降は全く刊行されていなかったので、シリーズが再開されたことが何よりうれしいです。アメリカ南部が舞台になったのは、本シリーズでは初めてですが、今回もリディアとビルの小気味のいい会話を楽しむことができました。リディアの母も相変わらずいい味を出しています。アメリカ大陸横断鉄道を建設するために、多くの中国人が労働者としてアメリカに渡ったことは知っていましたが、その後全米でどのように生きてきたかを、初めて知りました。推理を楽しむだけでなく、移民の国・アメリカの歴史の一部を見た気がします。
    南の子供たち (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:南の子供たち (創元推理文庫)より
    4488153151
    No.3:
    (2pt)

    飽きた

    3冊読めば十分。
    南の子供たち (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:南の子供たち (創元推理文庫)より
    4488153151
    No.2:
    (3pt)

    途中挫折して、ノロノロ読書で、どうにか最後までたどり着いた。

    伝統あり、評価も高く、ファンの多いシリーズの久しぶりの新刊本に、評価の高くないレビューを書くのはちょっと気が引けるが、読後の個人的感想として、ご容赦願いたい。
    本書は、私のミステリ読書体験としては珍しく、途中で挫折してしまった。ただし、kindle なので書庫に移す必要はなく、10日ほどしてまた読み始めて、ノロノロ読書で、どうにか最後までたどり着いた。読後感もパッとしない。
    挫折した理由等を考えてみると
    ①過去のシリーズを読んでいないので、このシリーズのよさがよくわからない。
    ②パソコン(タブレット)操作が不得手なので、登場人物の属性、人間関係などが分かりにくくなった時に、それまで読んだ頁に戻るのが、スムーズにいかない。
    ③ストーリーがあまり面白くない。
    等々で、疲れてしまい、ほかの本を新書文庫本で読みたくなってしまった。
    ①②は全くの個人的理由であり、本作品のせいではない。先に過去のシリーズを数冊読んでから、本書を文庫本でじっくり読んでいけば、面白く読めたかもしれない。
    ただ、kindle 経験はそれなりにあり、シリーズ本を初めて読む経験もそれなりにある。一方ミステリ本途中挫折の経験は少ないことからは、本書はシリーズファン以外の人にとっては、ちょっと読みにくい本になるのではないかと思う。
    本書の原書のアマゾンレビュー(もちろん日本語訳)を覗いてみると、高評価レビューが並んでおり、とくに人種差別問題の扱い方が称賛されているようである。一方、低評価レビューは、主に南部の人や南部出身者からで、歴史を歪曲するな、故郷の悪口を言うな、という批判であったと思う。
    なお、私が面白くないというのはミステリの話であって、アメリカの歴史における人種差別問題の話ではない。念のため。
    評価は、現時点では★★★とさせていただいた。シリーズのほかの本を読んでから、もう一度読み直したら、評価が上がるかもしれない。
    私の改善計画としては、今後kindle 本で海外ミステリを読むときは、できるだけタブレット二本で読むようにしよう。
    南の子供たち (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:南の子供たち (創元推理文庫)より
    4488153151
    No.1:
    (5pt)

    帰って来てくれて嬉しい!

    大好きなシリーズ!とても難しいテーマだけど、人種差別の実態を垣間見れます。
    南の子供たち (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:南の子供たち (創元推理文庫)より
    4488153151



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