新生の街



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初公開日(参考)2000年03月
分類

長編小説

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新生の街 (創元推理文庫)

2000年03月31日 新生の街 (創元推理文庫)

新進デザイナーの春物コレクションのスケッチが盗まれた。次いで五万ドルの現金の要求。“身の代金”受け渡しの仕事を持ち込まれた探偵リディアは、相棒ビルを援軍に指定の場所に赴いたが、不意の銃撃をへて金は消える。汚名返上のため、ファッション界に真相を探ろうとするリディアとビルだったが…?名コンビが早春の街を駆けめぐる、新鮮な現代の探偵物語。待望第三弾。 (「BOOK」データベースより)




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新生の街の総合評価:8.00/10点レビュー 2件。-ランク


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No.2:
(4pt)

シリーズが好調なのが判る、第3作

ファッション・デザイナーのスケッチが盗まれ、金を要求され・・・というお話。

今回はアメリカのファッション界がらみの事件に主人公の二人の探偵が巻き込まれるという展開の話でした。なので、ファッション界を裏で支える裁縫工場の実体なども詳しく描かれております。この小説から読み取ると、今だに中華系のアメリカ人は不法入国を悪用されて、安い賃金で荷重で長時間の労働を強いられているらしいのが判ります。華やかな世界を支える過酷な実態は、ファッション業界だけでなく、至る所にあると思いますが、その一端を垣間見せてくれてインパクトがあります。私も安い時給で働いているので、その苦労は察します。

以前、この著者がTVのインタビューを受けているドキュメンタリーを観た記憶があるのですが、そこでは解説とは逆に殺人の起こらない、偉大な小説を書きたいという主旨の事を申されてらっしゃいましたが(違ったらすいません)、それが志の高い動機かどうかは判りませんが、推理小説も無駄のない体脂肪率0%の作品ならポーみたいに偉大な文学になると思うので、出来れば偉大なミステリを書いて欲しいし、その実力はあると思います。或いはこのシリーズを偉大な物にするとか。それだけの才能はあると思いますが・・・。

シリーズが好調なのが判る第3作。機会があったらシリーズ順に是非。
新生の街 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:新生の街 (創元推理文庫)より
4488153046
No.1:
(4pt)

シリーズ3作目

中国系の女性リディア・チンと白人男性ビル・スミスのシリーズ3作目。ファッションデザイナーの盗難事件を引き受けたものの、それをネタに強請られ、お金を巻き上げられてしまうリィデア。口うるさい母親や、いつまでたっても子供扱いする兄の心配をよそに、汚名返上・名誉挽回とばかりにファッション業界を探りまわるリディアの姿が健気でかわいくてよい。勝気なリディアを心配しながらも、一人前のプロとして扱い、決めるところはビシッと決めるビルも存在感を出している。二人は共に私立探偵、別々に事務所を構えているが、人手が足りないときには協力し合っているという間柄。なのだが、お互いに憎からず思っている。しかし、なかなか発展しない。まだ親密とまではいかないが、とても仲のよい頼!りになる仕事仲間といった感じ。このシリーズ、リディアとビルが一作ごとに交互に語り手になるため、お互いをどう思っているのかがわかります。今回はリディアが語り手、探偵としてのプライド、自分の生まれ、アジア的な家族・親戚つきあいなどのため、ビルに対して今ひとつ消極的。今後、二人のお互いを思う気持ちがどう変わっていくのか、二人の関係がどうなっていくのかも、シリーズを通して読む楽しみの一つです。
新生の街 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:新生の街 (創元推理文庫)より
4488153046



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