春を待つ谷間で



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初公開日(参考)2005年08月
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長編小説

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春を待つ谷間で (創元推理文庫)

2005年08月31日 春を待つ谷間で (創元推理文庫)

晩冬のある日、中年の私立探偵ビル・スミスは、いつもは休暇を過ごすために訪れる州北部の郡で、初めて仕事を引き受けた。イヴという女性の依頼は、自宅から盗まれた品物を取り戻すこと。だが調査を開始したとたん、彼は死体の発見者となり、家出少女捜しを頼まれ、何者かに襲われるはめに…。ビルとリディアがマンハッタンを離れて、複雑な事件と取り組む、シリーズ第六弾。 (「BOOK」データベースより)




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春を待つ谷間での総合評価:9.00/10点レビュー 2件。-ランク


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No.2:
(5pt)

アメリカの田舎のお話です

ビル編とリディア編では雰囲気も違えば、物語の時間の流れ方も異なるように感じられるのがこのシリーズの魅力ではないでしょうか?その中でも今回のこのビル編はリディアの出番が少ないせいか、これまでにも増して孤独と静けさを感じる作品になっています。今回はビルの山小屋があるニューヨーク州の片田舎が舞台です。すでに顔見知りであっても、決してよそ者が溶け込むことのないその閉鎖的な世界は、いつもとは違うアメリカを垣間見せてくれます。都会が似合っていたようなビルが意外なくらい田舎の生活にはまっています。そして、ビル編の楽しみでもあるピアノ曲は、今回はモーッアルトのソナタ。やっぱり、ビルにはベートーベンよりもモーッアルトのソナタですね。
春を待つ谷間で (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:春を待つ谷間で (創元推理文庫)より
4488153070
No.1:
(4pt)

悲しみを忘れず、希望をもつ人々

リディア&ビルシリーズの翻訳六作目です。今回の語り手はビル、前回までのシリーズ舞台であるNYを離れて彼の安息地であるアップステートニューヨークが舞台となります。
今回の作品はシリーズの二作目のピアノソナタと比較して読むとビルやリディアの小さな心情の変化が楽しめると思います。彼のピアノに対する想いは変わらないのですが、リディアとの関係、芸術に対する姿勢、知人・友人との関係、そして彼の少女に対する感情や年若い青年に自己を重ね与える慈悲。それらが一体となってシリーズを通して彼の過去と心の内が透けて見えます。ビルが語り手の時はアメリカの抱える貧富の差、正義や若さゆえの無鉄砲さが起こす事件、絆が起こす悲劇等が描かれます。それを殺伐な社会の事件というのは簡単なのですが、そこにビル、あるいは登場人物達が傷ついた心を抱えながらも揺るぎない信念と温かさをもって、未来ある若い人たちに手を差し述べようする姿が物語を悲惨な事件に終わらせずに希望をもたせるのだと思います。
春を待つ谷間で (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:春を待つ谷間で (創元推理文庫)より
4488153070



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