■スポンサードリンク
PK
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
PKの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.34pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 21~40 2/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂幸太郎は殆ど買って読んでるけど、 こんなに“買って損した”と思ったのは 初めてです。 ゴキ○○という言葉に拒否反応起こす方は 絶対読まないほうがいいです!! 私はその言葉が出てきた途端 気持ち悪くなって途中で放り投げました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂作品の中でも、積んであった「仙台ぐらし」「3652」「陽気なギャングは3つ数えろ」「PK」を続けて読みました。 (陽気なギャングは文庫が待ちきれなくて購入) 「PK」は純文学を意識して、、と聞いていたので敬遠していましたが、構えていたのが無駄に思えるほど楽しく読めました。 伏線回収については、たしかゴールデンスランバーあたりから残していることも多いと思いますが 読者が想像で埋める部分だと思えてきているので、そこも含めて楽しむのが「PK」の読み方かなと思います。 「PK」で興奮と感動を、 「超人」ではハラハラ感を 「密使」は謎解きというか、どう繋がるのかの感覚と、一冊で様々な味が楽しめました。 解説を読んでモヤモヤも解消できたので★5つつけました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どこでバラバラだった断片が繋がるのか、はらはらしながら読み続けました。でも、そのようにはなりませんでした。わざと各ピースが納まるべき場所に納まらないように作られた一編だったのでしょうか。でも伊坂氏の「魔王」を読み、クロンネンバーグの「デッドゾーン」を見ていた読者にとっては、クスッと笑える一節が「超人」にありました。 「超能力と政治家と来れば、『デッドゾーン』と相場が決まっている」「ずいぶん前に、『特殊能力を持った人間が、政治家と対決する物語』(←「魔王」のこと)を発表した際、評論家たちから、『デッドゾーン』の二番煎じではないか、と揶揄されたことを根に持っているのだ」 これは作中に登場する三島という小説家のことを指しているですが、さながら作者の気持ちを代弁しているようで、思わず微笑んでしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
複数の登場人物の相互の関わり、各短編が最終的には 繋がるなどいつもの伊坂作品通り技術は高い。ただし 個人的に好きな軽妙洒脱な会話がかなり少なめ。 SF要素による各時代のズレやテーマの1つとなっている 勇気の伝染が今ひとつ統一感として感じられず技術の高さが そのまま小説の面白さとして味わえなかった点が個人的に残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いつもの伊坂節!と思いきや本作を読み終わった感想は「え?え?つまりどういうこと?」でした。 随所に散りばめられた伏線が終盤で収まるべきところに収まり?を!に変えるのがこの作家の特徴であり特技なのですが、伏線のほとんどが?のまま残されて空中分解してしまった今作は残念ながらハズレの部類に入るでしょう。 考察が書かれているサイトを見ても理解できなかったのはこの方の小説では初めてでした。 物語の大筋はわかるだけになにがどう繋がってこの結末に結びついたのかわからないのが歯痒い。 相変わらず読みやすい文章と心に残る言葉を書く人だなと思ったので、その分の☆2です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
駄作です。とてもつまらない。 何を意図して書いているのかもわからない。ファンの中では下位に位置する作品です。読まない方ないいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトル買いしました. PK(サイコキネシス)の方だと思っていました. 本の構成も含めて楽しめました. 面白い本ですが,好みははっきりしてしまうと思います. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
3つの中編が収載されています。連作として繋がっているようで、違う世界の話なので、読んでいる途中、あるいは読了後も何かちぐはくな印象が拭えませんでした。著者の小説はバラバラに進行する物語が最後に一つに収束して「やられた」と思うのが常でしたが、いまいちそういった読後感がありませんでした。 しかし解説を読んで、繋がったような繋がっていないように感じていた3つの世界がA, A', A''で繋がります。なるほどねと、あらためて「やられた」感が沸き上がりました。でも解説は絶対、先に読むべきではありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
各物語がどこかで繋がってくる展開は お得意のパターンです。 今回のは読んだ後、もう一回読み直して、そのつながりを確認しないとよくわからないところもありましたが 楽しくよめました。 読み返しても、はっきりしないところもありましたけど。 このパターンが好きなので5つ。甘めだと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あまり期待しないで読みました。可もなく不可もなくといった作品だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表題作を含む中編3つを収録したもの。伊坂作品は初読。 目次をみると、「PK」「超人」「密使」とやや相互に関連なさそうなタイトルが続く。 まず冒頭の「PK」、時間も場所も異なる複数の物語がいれかわりたちかわり、また立ち戻ったりしながら話が流れていく。 ちゃんと読み込んでいくと、あ、この話がこちらの流れにこうつながるのか、というのがうっすら見えてくる、というような構成だ。 一部のミステリではおなじみの記述方法ということもあり、座り直して、頭をひねる。ちょっと楽しめる。 が、結末まで来ればすべてクリアー&ほぼ説明済み、というミステリの王道形式にはなっておらず、最後の最後に提示される謎が残るようになっている。 あれれうーむと思いつつ、そのまま2作目へ。 2作目の「超人」。ちょっと読み進むと、イントロにちょっとした背負い投げを食らわせた後、1作目の話がこちらへも部分的に継承されているらしいことがわかってくる。ほほぅ、と考え込みながら、あれがこれでこうなって、と棋譜をみてルールを再構築する作業に頭を没頭させる。これはまたなかなか楽しめる。 ところがこれまた最後のほうになってから、えーなんなんだそれ、と言いたくなるような謎を残したまま話は終結するのだ。 こうきたとなると3作目で全部説明される構成だよなーと勢い込んで読み進めたのだが、、、これは全然いけない。 うーむ、本一冊、これだけ伏線と思しきものをひっぱりまくっておいて、繋がる糸はそっち系ですかという話の閉じさせ方であった。 結局この本は、あたかも我々読者の理解している現実の現代ニッポンを舞台にしているかのように思わせておいて、実はトンデモSF。というより、ベースが全然サイエンスじゃぁないので、いわゆるファンタジー小説だったのですね。しまったこんなの読んじゃったよ、というのが偽らざる感想です。 「勇気は伝染する」とか、いい言葉なんですけどねぇ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
お洒落だなあ。軽快にユーモアを交えながら、著者の小説はいつも展開していく。著者のファンであるならば、それなりに今回もそれを体験できる。 しかし、これだけの作家が、今更パラレルワールドをネタに小説を書くのはいかがなものか。群像劇で評価するならば「フィッシュストーリー」の方が数段上だ。 このパラレルワールドの話を読みながら、ドラゴンボールでのトランクスたちを思い出してしまったのだが、それを超える新鮮さもなかった。であるならば、もう少し、勇気は伝染するをテーマに引っ張っていくとか、他に選択肢はなかったのか。 新たなチャレンジは評価すべきなのかもしれないが、決して今回は成功していないように思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
基本的に好きで信頼している作家。この作家がやるこのモチーフだからこそ強い痛快さという期待があったが、そこは期待通りではなかった。作品が軽くならないように意図的に抑えた可能性も感じたが、著者の心境や環境が影響したのかと穿った想像もできてしまうような重さがあった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
よくも悪くもいい伊坂ワールドです。初めて伊坂さんを読むというよりも、伊坂さんファンの人は読んでいた方がいいかなと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂幸太郎は大好きな作家さんなのですが、文庫本以外は買わないと決めているので発売が待ち遠しかった。 本当は長編が好きなので、次回作にも期待しています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂幸太郎さんの作品は、古いのが好きで結構読んでいるのですが、文庫本が発売されたので買ってみました。 短編が3つ入っています。 個人的には長編小説が好きなので、間違って買ってしまったなぁと思うところでしたが、3つとも話が面白く、未来というキーワードで繋がっているので、楽しく読めました。 それと、表紙の絵も、ヒーローが1人走っている感じが好きですね! 今回は買ってよかったですヽ(≧▽≦)ノ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どこかさっきと似ている,かと思えば少し違う,と常につきまとう不思議な感覚と疑問. 人や出来事,時間を何度も入り組ませ,それらを別の話にも広げながらも回収するという, 言わば著者お得意のパターンではありますが,本作はSF調というのが変わっている印象です. ただ,一篇目に湧いてきたのはモヤモヤしたもので,それが次の篇になるとさらに増幅. 期待通り,最後の篇ではおおよそが解かれるものの,それでも消化不良の感は否めません. 解説に助けられたのが正直なところで,これがなければもっと戸惑っていたように思います. 話の組み立てはさすがでしたし,なるほどと思わせれられる真相には目を引かれますが, ぼかされた部分がけん引力には繋がらず,読後も余韻ではなくやはりモヤモヤが残ります. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
テーマが前面に出過ぎていること、無理矢理のキャラクターの関連性、構成面の技巧に走りすぎ、全てが相まって物語の面白さが半減していた。途中で飽きてしまい、著者の作品にしては初めて読み通すのが辛い作品でした。 贅沢な感想かもしれませんが、短編にしては詰め込みすぎているのか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分の読解力の無さをさらすようですが、今回読んだ「PK」は、 貼られた伏線がほとんど回収されていない。 と思う。 作者の小説を読んでいて、楽しみにしている事の1つに 後半一気に、上手に、丁寧に、伏線を拾っていく様を 描いてくれるところです。 それが、今回は奥が深すぎて、私には良くわかりませんでした。 それぞれ独立した面白いストーリーを無理やりつなげたようで、 もったいない気がしてなりません。 レビューしておいて何ですが、 あくまでも読解力の無い私の見解です。 なので、 きっと、自分では気が付かない何かがあるはずです。 それが知りたい。誰かぁ・・・。 そして、 わたしはこれからも、伊坂幸太郎のファンである事には 何も変わらない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
出だしは良かったし、中ほどになっていよいよ混み入ってきた話がどう決着つけられるのか、楽しみでワクワクしながら読み進んだのですが、物語はそのまま、絡み合ったまま放り投げられてしまいます。解説を読むと、もともと本書の三つの話は一つの物語として書かれたわけではないこと、関連付けられる符牒はそれぞれに存在するが明確なものではなく、したがって、本書全体の解釈は読み手に委ねられるというようなことが書いてあります。 これでは、伊坂さんの新しい文庫が出たぞ、面白そうだと、お金を出して買う読者としては、ほんとうに残念で悲しくなります。 がっかりしました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!