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虚構船団
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虚構船団の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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三体を読後に、無性に虚航船団が読みたくなりKindleで購入しました。 デジタル化にあたって文字で起こしているのではなく、スキャンしているだけのようで全体に読みにくいです。おそらく「ココココ、、、」のくだりを再現するのに字組を変えれないからだとは思うのですが。 Kindleだと行間が狭すぎたり、文字が小さすぎたりして非常に読みにくいのです(しかも拡大もできない)。iPadならなんとかなります。しかしiPadは重たいので寝転びながら読むのはきついですね。 せっかくの名作古典ですし、どうせならスキャン版とデジタル版と両方用意してほしかったところです。 | ||||
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『現代』において、この小説で評価できるものは2点。 まず1点は、1章の全て。 気の狂った文具達の紹介はとてもユーモアがあり心地よく受け入れられる。 もう1点は、3章の文具達の行く末 読み進めると作家の良心に不安を覚える本作だが、 それぞれ文具達の結末はきちんと用意されていた部分は評価できる。 逆に駄目な部分は、2章の全部。 物語の筋から離れた不要な情報の羅列でしかない。 『人類に似た世界史を歩んでるんだなぁ』とぼんやり理解できたら、 ただちに読むのを素っ飛ばして、3章に行くのが正解である。 それから3章に挿入される、作者の日記じみたゴミみたいな雑文。ノイズでしかない。 まだ当時であれば、メタ手法も新鮮で刺激的にうつったかもしれないが、 現代でも同様の評価をするのは、相当にウブな読者だけであろう。 今となっては、読んでて赤面したくなるほど痛々しい。 虚構船団、面白い部分はしっかり面白いのだが とにかくノイズが多い、小骨の多い魚というか、ゴミ漁りしているような読書感がある。 宗教レベルで筒井康隆を崇拝すると、本作がハイレベルな文学作品として認識できるらしいが、 自分はその域にまで達していないので、オチの部分に、体裁を整えるがごとく、申し訳程度の文学要素を感じたのみである。 個性的なキャラクターを楽しむというラノベ寄りな方向で評価して星3とする。 | ||||
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ホチキスの「コココ」しか印象に残ってなかったので、いつか読み直そう・・・で読み直し。 【一章】 ほぼ全員気が狂ってる登場人物の紹介に、ほとんどのページを費やしている。 多い上に、コンパス・デバイダー等、似たような造形のものもいくつかある。 人物相関図を書きながら読むと、三章の時に役立つでしょう。 【二章】 膨大なページを使っての、史実パロディーであり、恐らく文学史上もっとも労力をつぎ込んだ”作中作(三章でわかる)”。 ただ、別に知らなくてもいいことしか書いてないので、読み進めるのには苦痛極まる。 最初は、最後の50Pくらい読めばいいのでは? で、読んでないところは、読むものがなくて活字中毒が著しい時などに読めばいいかと。 見開きで世界地図が載ってますが、それはコピーして、地名と照らし合わせて読むと良いでしょう。 【三章】 文具軍団と鼬族の戦闘の模様が描かれます。 冒頭の”あの子”こと、クズリの息子の正体が、だんだん分かってくるのがポイント。 最後の台詞のなんとも言えない余韻といい、三大奇書に勝るとも劣らない怪作になったであろうところを ”私小説”を挟んだり、句読点なしという暴挙のおかげで「台無し」に。 そこにそこ奇書に至らしめる要素と考える人もいるでしょうが、「作品」との距離感がおかしいとしか思えない。 そんなことをやってのけてしまう、肥大した自我というか自尊心みたいのが邪魔。 こんな人だから、「断筆宣言」なんてのをやってしまったんだろうなぁと思える。 | ||||
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問題は第三部なわけで、特にあの10数ページの文字の羅列にいったいどういう意味があるのか全く理解できないんだが。 それ以外の部分はあまりに出鱈目な設定であることをあっさり忘れてしまうほど素晴らしい出来なのに、どうしてあそこだけあんなことになってるんだ。 | ||||
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乗組員が文房具の文具船など突飛な世界観でおまけに長編。 簡単に手を出せる小説ではないと思います。 | ||||
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