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長恨歌



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【この小説が収録されている参考書籍】
長恨歌―不夜城完結編
長恨歌  不夜城完結編 (角川文庫)

長恨歌の評価: 3.26/5点 レビュー 66件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.26pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(2pt)

ラストがなぁ、、、

健一としては私はあれで良かったと思います。ラストが頭がおかしくなったやつの謎理論って感じで「は?」としか思えませんでした。主人公が個人的には結構好きだったのでこのラストはあまり好きではありませんでした。
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No.14:
(1pt)

結局は楊偉民と劉健一の物語であったことを再確認する第三作目。

正直、数年ぶりに再読したが
改めて、書く必要があったのか疑問。

結局は楊偉民と劉健一のという
ある意味、凄まじくねじくれた、(擬似的とはいえ)親と子の物語であったのだと思い知らされます。
なので、片方がいなくなると
この物語のもっていた強烈な力が
途端に失われてしまったように感じました。

今度は、健一が“親”となったのですが、“子”であるはずのある人物の造形が
もっと、掘り下げてあったのなら
まだ、その不毛でありながらも、憎悪の繋がりを不夜城サーガとして描くことが成立したかもしれません。
しかし、著者自身の中にそこまでの熱量も必然性も無かったようなので
できあがったのは、著者自身の既存の作品の縮小再生産したような、粗悪な海賊版かと思うレベルの物語になってしまった気がしてなりません。

なので、自分の中では『不夜城』『鎮魂歌』の二部作で、このシリーズは完結していると思うことにしています。
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No.13:
(1pt)

駄作

1作目の「不夜城」は面白く読ませてもらいました。
しかし既に知られていますがエルロイ等、色々な作品の寄せ集めですね。
結果として著者の筆力も段々作品を発表する毎に底が見えて来て作品のクオリティーも
低下しており本作も全然面白くないです。
1作目の質を期待する方にはお勧めしません。
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No.12:
(1pt)

なんとまだ読んでない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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No.11:
(1pt)

どうしたんだ馳 星周

大藪春彦⇒北方謙三⇒馳 星周と読み進んできた
ハードボイルド好きの40代後半のオジサンです。

そんな私にとって最近では唯一、期待を裏切らない作家でした。
しかしこの作品には本当にがっかりしました。

携帯電話やパソコンがある今の時代にハードボイルドなんて成り立たないのかも?
なんて考えさせられました。劉健一がパソコンで情報集めなんてサマにならん。

この作品についてみなさんの評価が低いのは、
それだけ馳 星周に対する期待値の高い現われだと思います。
並の作家ならこれぐらいの作品をかけば、もっと評価されるはず。

でも馳の作品にみんなが期待しているのは、
不夜城1のような濃厚な密度で良く練られた作品。
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No.10:
(2pt)

う~ん、そうきたか。

馳星周、そしてタイトルには不夜城完結の文字が!
期待せずにはいられない、そのブランド力。しかし、読み始めると…
健一のことを「悪鬼」「あいつには関わるな。」
と1作目、2作目を経てとんでもない「化け物」に成長?したんだ。
盛んにアピールしてくるが、はたして情報収集力、関東一円のネットワークは暴力よりも恐怖を与えるのか?
皆は健一の何に怯えていたんだろうか。「基裕は健一に似ている。」
作者自身が自身の他作品の主人公も健一に似ている
と認めるような自虐的なメッセージを入れて大丈夫なのかな。小文の行動も伏線が貧弱で理解不能。そして、ラストスパートへ!
あれ?残りページが少ない!私が買ったのは上巻だったのか?
違う、あれ程の情報収集力を誇った健一が仇討ちの台湾人達の行動を掴めなかった。
今までよく殺されなかったものだ。私のなかでは悪鬼以上の健一を創造していたのか?
私の読解力不足だったらごめんなさい。
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No.9:
(1pt)

もうダメなのかな

「不夜城」が処女作ながら馳星周のピークだったのかもしれない,と改めて感じた作品であった。こんな結末であれば,この作品は要らないと素直に感じた。書かなければ良かったのに,と思った。更に読まなければ良かったと後悔した作品であった。
 馳星周が不夜城の呪縛から解かれ,素晴らしい作品を書くことを微かに期待している。
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No.8:
(2pt)

こんなもん?

不夜城から馳氏の作品にはまりほとんどの著書を読んできましたが、やはり「不夜城」は別格!と思い続け今回の完結作品に期待も大きく読み進めてまいりました。読みなれてしまったからなのか1/3位で先の展開が解ってしまい、というか「またいつもの展開か・・・」と言う落胆に変わってしまいました。読後も特にインパクトがなく斬新さも感じませんでした。正直がっかりです。
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No.7:
(2pt)

極めて普通

「これ本当に馳 星周さんが書いたの?」と言うくらい、あさりとした文体。ストーリーもやや単純。キャラクターの造形はまあそこそこのレベルなのだが、いくら読んでもしっくりこない。まがまがしさが無いのだ。誰かが馳さんの名を語って書いたと言ってもいいくらい、普通の文体。まとまり過ぎ、綺麗過ぎ、いつもの毒々しさが欠片も感じられませんでした。「生誕祭」からさらに毒気を抜いたような作品と言ったらわかりやすいのではないでしょうか。
 短編では「クラッシュ」のように人間の暗黒面をまがまがしく描いているのだから、まだまだパワーは在るはず。次回作に期待と言ったところでしょう。
 さらば、楊偉民。さらば、劉健一。
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No.6:
(2pt)

これで最後

また胃を壊した男の話でした。
「不夜城」の感動を再びと思った私が馬鹿でした。
がまんを重ねて馳氏の小説を読み続けましたが、これで最後です。でももう一回「不夜城」読もうかな。
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No.5:
(1pt)

馳星周への「長恨歌」

~馳星周様
この小説を読むために『不夜城』『鎮魂歌』と読み返し、その興奮と余韻を引きずりながら読み始めましたが、結果的には、本当に失望しました。世間では、あなたの小説を「どれを読んでも同じ」などと言いますが、僕にとっては、それも愛すべき点として、どの本も心から楽しんで読みました。しかし『長恨歌』は、なんというか、どこにもほめる所のな~~い小説です。(余計なお世話ですが、装丁も安っぽいですね。)ストーリー、構成、文章、登場人物の造形、ディテールの描写、すべてダメダメダメです。 <このあと3万行ほど愚痴省略> ‥‥聞こえてくるのは読者から馳星周への「長恨歌」という、皮肉にもならない馳星周完結編。~
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No.4:
(2pt)

自己模倣の果てに

『不夜城』が発表されたとき「他の誰の真似でもない暗黒小説が出た」と驚いた。『鎮魂歌』『夜光虫』、この辺りまではおもしろく読めた。しかしそのほかの作品は舞台が異なるだけで、キャラクターの味付けもプロットも「前にも読んだような」ものばかり。
 そこへ今回の『完結編』である。『不夜城』の興奮を思い出し、久しぶりに馳作品を買ってみたが・・・何だこれ? 最後の引き金を引く者にまったく感情移入できない、と他の方が評しておられるが、同感。また、骨太で魅力のあるキャラが中途半端に殺されたり、「重要な役回りかも」と推測していた脇役が話の筋から消えたり、と疑問ばかりが残る。そして誰も彼もが携帯電話に頼り過ぎでうっとおしい。そもそも携帯電話なしではこの作品自体が成立しないだが。
 同じように暗黒小説から出発した新堂冬樹が次々と作品世界を広げているのに比べ、馳星周はもはや自己の作品をなぞることしかできないのだろうか。独特の人間観と類い稀なる筆力を持つ作者だけに残念。
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No.3:
(2pt)

うーん。。。

期待した分、キツかった。。。
「不夜城」の衝撃と完成度から「鎮魂歌」の顔が歪むような泥沼感を
味わった後の締めくくりとしてはあまりにも弱い気が・・・。
文中、「お前は臭いが薄い」というような会話が出てくるけど
この作品全体の臭いが薄い!!という感想です。
文体も以前程、スピード感がなく
(作者があえて変えようとされているらしいですが)
最後まで一気に地獄へ行く疾走感も薄いです。
馳星周の本、全部だいすきではあるけど、
期待するあの「感覚」とあまりにえぐいので逆に「慣れ」てきて
もっとハードに!!と思う気持ちは止まらないんですよね・・・
でも、これ以上ハードな世界って想像するのも嫌だけど。
うーん、とにかく最後としては「残念!!」
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No.2:
(1pt)

これでいいのか?

最近の馳星周の作品は正直どれを読んでも同じ内容に思え、一体何が書きたいのかもよくわからなくなってきたので、全く見向きもしていなかったのですが、それでもやはり不夜城シリーズの完結偏だけは読まずにはおれず、久方ぶりに作者の本を手にしました。読んでみると、今回の作品は久しぶりに読んだからか以前に感じた飽きと言うものもなくスラスラと読めました。しかし、不夜城の完結作と言うにはあまりにあっさりしているというか、非常に肩透かしを食らいました。主人公が劉健一でないというのはなんとなく予想できていたんですが、この作品はまるで不夜城の焼き増しです。この作者は全く成長していない、というかむしろ衰えているんではないかなぁと思わずにはいられませんし、作者のドル箱であろう不夜城シリーズですらこのレベルのものしか書けないとなると今後の作者には全く期待がもてないだろうし、いずれなんだかんだと言いつつも番外編と銘打って書くだろうなという気はします。この作品で特に気になったのが、実生活の作者と同じように劉健一が葉巻にはまっているという点。もうここに関しては明らかに作者のジコマンだとしか思えない。興ざめしました。
これが単体の作品であるとするならば、まぁ可もなく不可もなく、味気ない話だけどまぁいっか、という感じもするんですが、これが不夜城完結だとすると、かなりの落胆なので星は一つです。処女作が最高作、と言う定説は彼に限っては当てはまるようです。さようなら、馳星周。
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No.1:
(1pt)

はよ届け

電車中吊りでこの本を知りました。
不夜城。
圧倒的なリアリティであっという間に物語に引き込まれていった。
鎮魂歌。
不夜城よりもドス黒くエグく、読み応えのある作品であったが、最後はやはり健一と偉民が暗闇で様子をうかがっている。
なぜこいつらが!!こいつらだけが!読後のもやもやが残る。
鎮魂歌まで読んだら完結編は読むだろうな。
さてどんな話であろうか・・・健一と偉民にはドブをはいつくばってほしいのだが。期待が募る。
未読なので★ひとつ
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