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(短編集)

幸せになりたい



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幸せになりたいの評価: 3.30/5点 レビュー 10件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.30pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(4pt)

りんりん

短編集で読みやすいものでした。
日常nヒトコマがどこにでもありそうなのですが、それにアレンジが効いていてよかったです。
幸せになりたい (ノン・ポシェット)Amazon書評・レビュー:幸せになりたい (ノン・ポシェット)より
439632670X
No.4:
(4pt)

軽い感じで読めたのが良かった。

話の内容はあまり深くなく軽い感じであったが、話の進み具合がよいので疲れずに読めた。
幸せになりたい (ノン・ポシェット)Amazon書評・レビュー:幸せになりたい (ノン・ポシェット)より
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No.3:
(5pt)

ドラマをみているみたい!

活字だけなのに映像が頭の中にリアルに浮かぶ。

読んでいてテレビをみるより満足しました。

これから結婚する方はちょっと怖い所もあるかもしれませんが

読んでおいてもいいかも、あと不倫などに悩んでいる方は

『背中』など参考になるかもしれません。
幸せになりたい (ノン・ポシェット)Amazon書評・レビュー:幸せになりたい (ノン・ポシェット)より
439632670X
No.2:
(5pt)

恐ろしい、危ない女性の7話。

様々な女性が登場し、最後に復讐やどんでん返し、こうなるかと唸りたくなるような結末になる。1991年1月から1996年7月までに月刊「小説non」に初出誌だが、乃南アサ氏はやはり文章がうまい。結婚する女性、後妻に入った女性、寿退社の女性、ある問題を持つ娘とその母、子供が邪魔な母親、昔の恋人で同業の女性、恋人から愛人になる女性、いずれも結果的にまともな幸せな人生を送れない女性たち。だから余計に彼女達がしでかすことは陰湿で、突飛で、ジワジワと読者を驚かす。家庭環境、職場環境、親、配偶者、恋人、関わり合う人々、これらが女性達を変えていってしまう恐ろしさ。読者の身の回りにいそうな人、ありそうな事件だからこそ鳥肌が立つ。 「キャンドルサービス」は、玉の輿と言われる女性の、披露宴での身につまされる葛藤。 「背中」は、前妻の厄介払いで、夫というババを引いてしまった後妻の暗澹たる思い。 「お引っ越し」は、上昇志向の強過ぎ同僚男性が忌み嫌う、女性社員の決定的どんでん返し結末。 「たのしいわが家」は、住込み母娘の過去と、男性をめぐりライバルとなる母娘間の悲劇。 「口封じ」は、子供と学校、父兄や夫をめぐる人間関係の鬱憤を入院患者ではらす付添婦。 「挨拶状」は、昔関係のあった同業の女流カメラマンによって、ジワジワと仕事生命を絶たれるような怖さ。 「二人の思い出」は、結婚を前提の女性と、遊びに割り切る女性の二股で、結局は結婚披露宴にて・・。交際相手、結婚相手、職場環境、仕事関係、住環境と人間関係、いずれも世の中リスクが一杯である。
幸せになりたい (ノン・ポシェット)Amazon書評・レビュー:幸せになりたい (ノン・ポシェット)より
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No.1:
(4pt)

たしかに「怖い」女たち

「怖い小説」だそうなので読んでみたが、
最初の「キャンドルサービス」「背中」は、嫌な女ばかり出てくるものの
あんまり「怖い」という感じはしなかった。
乃南アサの描く女の世界の、生理的に嫌な感じが、
いつもどおり広がっているなーという感想だった。

ところがその後は、やりすぎなくらいな「怖さ」が満開。
「お引っ越し」なんかはオチが見えつつも
男のいやらしさが全開で途中まで引っ張っていくだけに
最後で「やっぱ怖いのは女か・・・」と思わせてくれた。

最後の「二人の思い出」が
なんだか代表作のようになっているけど、個人的には一番駄作と思った。
むろん、こういうことをやって、ドロドロした関係や感情を
さっぱり出来たらいいな〜!という気持ちは皆あるだろうけど。
ちょっとしたファンタジーみたいなもの。
幸せになりたい (ノン・ポシェット)Amazon書評・レビュー:幸せになりたい (ノン・ポシェット)より
439632670X

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