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(短編集)
幸せになりたい
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幸せになりたいの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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短編集で読みやすいものでした。 日常nヒトコマがどこにでもありそうなのですが、それにアレンジが効いていてよかったです。 | ||||
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話の内容はあまり深くなく軽い感じであったが、話の進み具合がよいので疲れずに読めた。 | ||||
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活字だけなのに映像が頭の中にリアルに浮かぶ。 読んでいてテレビをみるより満足しました。 これから結婚する方はちょっと怖い所もあるかもしれませんが 読んでおいてもいいかも、あと不倫などに悩んでいる方は 『背中』など参考になるかもしれません。 | ||||
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様々な女性が登場し、最後に復讐やどんでん返し、こうなるかと唸りたくなるような結末になる。1991年1月から1996年7月までに月刊「小説non」に初出誌だが、乃南アサ氏はやはり文章がうまい。結婚する女性、後妻に入った女性、寿退社の女性、ある問題を持つ娘とその母、子供が邪魔な母親、昔の恋人で同業の女性、恋人から愛人になる女性、いずれも結果的にまともな幸せな人生を送れない女性たち。だから余計に彼女達がしでかすことは陰湿で、突飛で、ジワジワと読者を驚かす。家庭環境、職場環境、親、配偶者、恋人、関わり合う人々、これらが女性達を変えていってしまう恐ろしさ。読者の身の回りにいそうな人、ありそうな事件だからこそ鳥肌が立つ。 「キャンドルサービス」は、玉の輿と言われる女性の、披露宴での身につまされる葛藤。 「背中」は、前妻の厄介払いで、夫というババを引いてしまった後妻の暗澹たる思い。 「お引っ越し」は、上昇志向の強過ぎ同僚男性が忌み嫌う、女性社員の決定的どんでん返し結末。 「たのしいわが家」は、住込み母娘の過去と、男性をめぐりライバルとなる母娘間の悲劇。 「口封じ」は、子供と学校、父兄や夫をめぐる人間関係の鬱憤を入院患者ではらす付添婦。 「挨拶状」は、昔関係のあった同業の女流カメラマンによって、ジワジワと仕事生命を絶たれるような怖さ。 「二人の思い出」は、結婚を前提の女性と、遊びに割り切る女性の二股で、結局は結婚披露宴にて・・。交際相手、結婚相手、職場環境、仕事関係、住環境と人間関係、いずれも世の中リスクが一杯である。 | ||||
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「怖い小説」だそうなので読んでみたが、 最初の「キャンドルサービス」「背中」は、嫌な女ばかり出てくるものの あんまり「怖い」という感じはしなかった。 乃南アサの描く女の世界の、生理的に嫌な感じが、 いつもどおり広がっているなーという感想だった。 ところがその後は、やりすぎなくらいな「怖さ」が満開。 「お引っ越し」なんかはオチが見えつつも 男のいやらしさが全開で途中まで引っ張っていくだけに 最後で「やっぱ怖いのは女か・・・」と思わせてくれた。 最後の「二人の思い出」が なんだか代表作のようになっているけど、個人的には一番駄作と思った。 むろん、こういうことをやって、ドロドロした関係や感情を さっぱり出来たらいいな〜!という気持ちは皆あるだろうけど。 ちょっとしたファンタジーみたいなもの。 | ||||
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