(短編集)
氷雨心中
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氷雨心中の総合評価:
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乃南アサさんの作品はAudibleで知り、何作か聞かせていただいてます。 この作品もその一つ。この作品の世界がリアルに伝わってきて、ちょっと重い雰囲気ですが興味深く聴き入っていました。 しかし結末があっけなく、もう少し展開があることを期待してしまっていました。 書籍では短編集ということを知り合点がいきました。 この本に収められている他の作品も聴かないと何とも言えないのかもしれませんが、 この作品だけだとどのように解釈したらよいのか、テーマがよくわかりませんでした。 | ||||
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短編集なので、気楽に読めました。味のある短編集でした。次回はどの作品を読もうか。 | ||||
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乃南作品の評価が一般的にどうかは知らないが、 感覚的には恩田陸や辻村深月などよりも低いように思う。 めちゃめちゃ個人感覚でいうとその理由は、 あまりに半径3メートルの設定にあることだからではないかと思っている。 常にその辺にいそうな女性の物語。 あるいは家族内のストーリー。 ダイナミズムにかける、というのかもうひとつ広がらないというのか。 今回のテーマは、様々な珍しい職業の人にスポットをあて、 ならではのしっとりした死をテーマとしている。 その意味では、設定を3メートル以上に広げたとも言えるのだが、 ただし物語ごとに、展開はやはり、主人公を中心としたいわば二親等内の話。 設定が面白いんだけど、背伸びの分に深みがあるというよりやはりノーマル。 単に自分にとっては、知らない世界をのぞき見たのみ。 そこからのもうひとつの伸びまでは感じられず。 | ||||
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「泥眼」は乃南アサさんの作品らしくて素晴らしいと思いました。 後の作品は「逆恨みにも程がある」「先が読める」「そんなことで人を殺すかしら?」って読後の感じがスッキリしない物ばかりだった。職人の仕事がわかっておもしろいとは思いましたが・・。 | ||||
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良くも悪くも印象が強く残る。読む人によって、好き嫌いがはっきり分かれるかもしれません。僕は表題の「氷雨心中」は実は嫌いです。あまりに救いがなく、読後感が最悪。また、全編を通じて「職人」の世界を舞台にサスペンスに仕上げていますが、自分にとっては「職人」は憧れの世界だけに、その夢や憧れを木っ端みじんにうち砕くという点でも、嫌いな作品です。あえて、職人を題材にしたモチーフはあるのかな?職人にまつわる幻想をあえて破壊するところに意図があったのか?いずれにせよ、取材に応じた生身の職人たちは作品を読んで、苦笑いしているに違いない(だけど、大人だから決して怒ったりはしない)。 実は乃南アサの本を読んだのはこれが初めて。友達に渡されて、たまたま手にしたのが「氷雨心中」でしたが、この本そのものよりも、こんなものを書いた作者に興味を感じます。 | ||||
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