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午後からはワニ日和
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午後からはワニ日和の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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全く新しいジャンルとか言われている“動物園”ミステリですが…。 結構、ムカシからイロイロありますよね。 テリー・ブラジンスキー「檻の中の殺意 」(文春文庫) とか。 日本では佐野 洋「織の中の被害者」 (講談社ノベルス)とか。 エドワード・D・ホックが創造した、無価値なモノ、普通の泥棒が盗まないモノが専門の “怪盗ニック・ヴェルヴェット” のデヴュー作からして,動物園から珍獣『斑の虎』を盗み出すハナシでしょ。 閑話休題、主人公が飼育係として勤務する動物園から“イリエワニ”を盗み出した怪盗ソロモンを追う本作。 かなり綿密な取材をしたと見えて、ディテールや日常描写の細やかさはナカナカですが、個々のキャラクターのカラみ等、充分コナれてない感が。 動機はトモカク、あるある的な登場をした人物がやっぱり、犯人なのもイタダケない。 結末も、“雅樹ちゃん事件(1960)”や“吉展ちゃん事件(1963)”の幕切れを連想させて昭和生まれには後味ワルかったかな。 いっそ、動物を殺す(若しくは・・・と脅迫する)犯人を捕まえるオハナシの方が良かった。 シリーズ化されてるみたいなので一応次の巻も読んでみようとは思います・ | ||||
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