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覇王の死 二階堂蘭子の帰還
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覇王の死 二階堂蘭子の帰還の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点1.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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二階堂蘭子シリーズはすべて読んできたが、常に感じるのは、物語の骨格というか枠組みに魅力があるのだが、中身がそれに追いついていないということ。本作も同様だ。 例えば、青木俊治が本来の相続人になり済まして村に入りこみ、宝を探したりすることや知り合った女性と深い関係になっていく部分では、それなりにスリルがあってよいのだが、後半になると、そんな設定は全く関係なくなってしまっている(というか、どうでもよくなっている)。 「悪魔の書」についても、ちょっと知識があれば分かるし、第二部「ニューホーリー村殺人事件」など、冒頭にあった方が収まりがいいように思える。島田荘司氏の作品でも、この手の構成というか枠組みを見かけるが、もっと巧みに作られている。 なぞ解きについても、同じようなパターンが続くので、少し鼻白む。 雰囲気の作り方や細々とした描写には魅力があるだけに、残念だし微妙である。 | ||||
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