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カフーを待ちわびて
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カフーを待ちわびての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全96件 81~96 5/5ページ
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美しい恋愛小説。(どっかのソーリの言葉みたいですが) 読んでいる時間をとても楽しめる小説でした。 天女のように突然やってくる女性。 みずみずしくのびやかで その描き方がとても素敵だなあと感じました。 こんな子に会ってみたい! 自然とそう思いました。 主人公の心の葛藤、心のひだの描き方もうまい。 そして、その勢いでハッピーエンドの頂点へと向かう。 が、おとぎ話はここで一気に暗転する。 これがやはり現実、現代の恋愛小説だよなと思いつつ 次への展開を期待する。 そして、物語はもう一回転。 手紙による全ての謎解きは ちょっとあっさりしすぎた印象もあったが 結末を見させない、 いえ期待させる幕引きは 「待ちわびる」思いを募らせる演出として ボクは好意的に感じました。 今年、読んだ恋愛もので一番好きな物語でした。 | ||||
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なんか皆さん結構厳しい評価だけど俺はいいと思った。 あんま本とか読まないから構成とかわかんないけど読んで暖かくなったし人間が愛おしくなった それだけで充分じゃん。 | ||||
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大賞をとったってことで呼んでみたんですけど、ウチはかなり好き!! 最後がちょっとしっくり来なかったのが星4つってとこです(;'Д`) ウチ的にはハッピーエンドが良かったんです((汗 でもピュアでおもしろかった!!ちょっとうずうずするとこもあるけど、 明青を応援しちゃうんですよー(○'∀`)ノシ かなりオススメですっ☆★ | ||||
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南国の心地良い風が心に届くような作品でした。 沖縄の海、空、風の情景がありありと心に浮かぶ描写には舌を巻きます。プロットは新味はありませんでしたが、丁寧な描写が積み重ねられて最後は大きな感動のうねりとなりました。 明青の奥手で恋愛下手なところは読んでいて歯痒かったですが、相手を信じる気持ちの強さが恋愛の成否を分けるものなんですね。 その点で結婚詐欺に遭った人のことをふと考えました。相手を信じての行動なのだから、恋愛としては○なのかな?簡単には笑えません。 審査員絶賛賞の「SWITCH」も読みましたが、惹きこませる度合いはこちらに軍配が挙がります。 | ||||
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シンプルで爽やかな純愛物語。 一気に読み通せる軽妙なタッチ。 青い空と白い雲、紺碧の海、そして趣のあるなんでも屋。 舞台もストーリーも熱くなれる最高の設定。 現実では絶対に無いストーリが心の奥にしみる。 最後は涙で字を追えない。 『日本ラブストーリー大賞』、納得。 | ||||
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ピュアすぎる純愛小説。 作者は女性だが、男性目線で書かれたようにも思われる。 今時、この主人公のような男性を好きになる女性いないのでは? と勘ぐってしまうが、「セカチューや今会い」がヒットする 現代だからこそ受け入れられるのかもしれないです。 文章の構成力・レトリックは秀でて秀作であることは間違いない。 個人的には沖縄へ旅行に行きたくさせられた。 | ||||
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人柄が良く、口下手な主人公を応援したくなるこの本は、 お金も名誉も望まない、ただ一緒に生きてくれる人、 それだけを望み待ち続けるその思いに胸が熱くなる。 女慣れしていないだけに、心を言葉に出来ない主人公明青。 幸せがすり抜けていかないようにと、じれったくなりながら読み進んでしまう。 謎だった身元も違和感なく展開され、ラヴストーリィーとしてまとまってます。 | ||||
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僕は40代半ばの男性です。 GWに読むには、ちょうどよかったですね。 人生って後で考えると「あんなこと言わなければければ良かった」とか「しまった!よけいなこと言わなければよかった。」という事がありますよね。客観的に考えれは゛「なんで?」と思う事が結構ありますよね。僕は自分の失敗も含めて人間の行動の面白さを感じる作品でした。巧みなトリックや非日常ではあり得ないストーリ展開も面白いですが、僕と同世代の人が読むと昔を思い出して苦笑いと懐かしい甘酸っぱさを感じ、これはこれで楽しめる作品だったと思いました。ストーリの中では、島の開発を否定も肯定もせず淡々と描く姿勢が面白かったです。日本人はとかく開発反対を唱えると喜ぶひとが多いですからね。 環境開発=自然破壊 と思う人が多いようですがそんな簡単な話じゃないと思います。 そこで、天下の宝刀 「開発否定」を使わなかったことがかえって新鮮でしたね。 文章は丁寧で情景の浮かぶ、美しい文章でした。その分後半の物語の展開が早く感じられましたが、感情移入のできる物語でした。 | ||||
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GWに読んだが、面白かった。 言葉数が少ない主人公は、きっと過去によけいなこといって失敗したからだろう。 自分の体験と苦笑いしたくなる描写が多かった。 自分は作者と同世代みたいだが、ある程度、年齢が行くとこの物語を楽しめる気がした。 日本人が大好きな、開発反対!も否定も肯定もせず、それがかえって新鮮だった。 マスコミに踊らされた「開発反対!」ばかり叫ばす、「自然との共存共栄」について語ることも必要だと思う。 | ||||
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「日本ラブストーリー大賞」、エイベックス映画化前提・・・。思いっきり甘ったるい内容かと思いつつ手にしました。期待度が低かったのが逆によかったのかもしれませんが予想は完全に裏切られました。 汐風の匂いが漂ってきそうな爽やかな沖縄の海・背景描写。そんなのどかな浜辺の町に持ち上がったリゾート開発計画。そこに現れたラブストーリーの一方の核、幸(さち)。唐突というか三文芝居並の「恋」の始まりに、「なんだこりゃ、なんでこんなんが大賞なん?」と思ったわたしが愚かでした。 二人の感情の機微を伺いつつ読者はおそらくこんなだろうなと思いながら読み進める。で、裏切られる。うーーーん、ページをめくる手が速くなり、ラストに近づきジグソーパズルが徐々に完成に近づき、クライマックスへ。エンドピースがハマり完全無欠のシンフォニーが現出する。浅薄な読みを二層倍・三層倍上回って高まるエモーション。口惜しいくらいヤラレタ感をこれほど覚えさせられた小説は久しぶりです。 絶対読むべき。 | ||||
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表現豊かな描写があっという間に沖縄の風を運んでくれる、そんな作品です。 沖縄の独特の方言や風習もロマンチックに物語を引き立てる。 ”ラブストーリー大賞”というからにはベタベタのラブロマンスかと 思いきや、そこには島人(シマンチュ)としての誇りや遠き母への思い、 一歩踏み出す勇気の大きさ、様々な想いが詰まっています。 読み終わった後に、青い海と大好きな人に逢いたくなる温かい物語でした。 後半部分は涙なしには読めません。 | ||||
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最初のうちはこんなうまい話、あるはずないって感じで読んでいましたが、 それにはちゃんと訳があって、読み終わった後にはすごいうれしい感じでした。 純愛系が好きな人には絶対のお薦めです。 これぞラブストーリーって言えるでしょう。 あえて苦言を呈するなら、 幼馴染や幸との誤解や邂逅が急すぎること、 また幸の過去に関する告白が少し淡白だったかもしれません。 あとは個人的にもう少し先の展開まで書いてもらえたほうが、 最後の最後で嬉し涙を流せるんじゃないかと・・・ 映画ではそれが見られるのではと期待しています。 | ||||
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素敵な小説。沖縄の青い空、ゆったりと流れる時間、暖かい島の人たち。すべてが美しい描写でした。最後の展開に、はらはらしながらも心が温かくなる読後感が良かった。お勧めです! | ||||
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海に投じられるサンゴ。追いかけるカフー。両手いっぱいに広がる水平線と色鮮やかな太陽。ディゴの木やガジマルの木の匂いまで伝わってくるような世界はゆっくりと力強く流れ宝物のように感じられた。 原田さんの紡ぐ世界は僕を沖縄に誘い、彼等の生活を愛おしいものにしてくれた。 そして幸せとはなんなのか気付かせてくれた気がします。 | ||||
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沖縄独特ののんびりとした空気感・心情描写などが、とても素敵な文章で綴られていました。さわやかな恋愛小説ですが、恋愛だけなく、人の温かさや優しさがわかるような作品です。読んだ後味がとても良く、もう少し物語に浸っていたくなりました。映画や浜田マハさんの次作がとても楽しみです! | ||||
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読み終えた後、しばらくジーンとなるような素敵な作品でした。一枚の絵馬を介してはじまっていく、恋の行方に時間を忘れて読んでしまいました。 舞台となっている沖縄の離島の生活も憧れてしまいます。海があって、柔らかな風が吹いて、デイゴやガジマルの木があって、すべてがゆっくりと流れていく、そんな南の島の時間感覚と空気感が伝わってきます。 人が生きていく上で本当に大切なものが何かを改めて教えてもらった気がします。本当に素晴らしい作品でした。映画化が楽しみです。 | ||||
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