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天地明察
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天地明察の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全338件 141~160 8/17ページ
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改暦を保科正之から命ぜられた春海は、会津藩で集めた3人の学者闇斎、安藤、島田達と鋭意仕事に打ち込みます。 しかし、改暦について朝廷からもたらされた答えは「改暦は不吉のため不可」というものでした。 既に大きくずれてしまった現行の暦を、改暦するための努力と、挫折が語られていきます。 主人公の春海が、淡々としているので、手ひどい挫折を数回描かれているにもかかわらず、サラサラと読み進むことが出来ます。 そして、主人公の経験が生かされ、碁の手のように打っていった布石が全て生かされていく様子がとても痛快です。 主人公が人を憎む事をほとんどせず、数理への愛情と、協力してくれた人たちへの好意を述べる文章が続くために読んで楽しい小説でした。 才能を持つ選ばれた人が、仕事を成し得る様子を愉快に描いた小説です。 | ||||
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天文にあまり興味は無かったのですが、矯めになることもあり、面白かったです。 | ||||
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碁打ちの名門の長子、渋川春海は算学を趣味としています。 趣味と言うより生きがい……難問に時間を忘れて没頭することが何より楽しいと感じる人物です。 なぜか江戸幕府の老中坂井に碁の相手をさせられることが頻繁になっていました。 老中が春海を登用しようとしているのだという、周りの噂に、春海本人もだんだん冷静ではいられなくなってきたのですが……。 将軍の前で碁を打って披露する名門の家に生まれ、その職務を全うしながらも、算学への興味が強く沸き抑えきれない青年。 彼が老中の命で北極星の観測の旅に参加し、自己実現の場を見つけるまでを描いた上巻。 神社に奉納された算額に狂喜する様や、夢中になっていく過程など、読んでいて楽しくなる場面の連続でした。 他者には理解できないけれど、本人を夢中にさせる物の存在を、生き生きと描いてあって、読んでいてとても気持ちのいいお話です。 碁の仲間にはあまり受け入れられなかった算学が、北極星の観測隊に加わり年上の仲間を得る様子など、主人公といっしょに喜んでしまいました。 | ||||
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上巻から一気に読みました。 当たり前のことですが歴史は多くの要素が積み重なってここまで来た!と思います。 ただ、史実にどの程度基づいているのか?そのあたりが☆をひとつ減らした理由です。 | ||||
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何かマニアックな気難しい物語かと思っていました。 そういうところもありますが、店舗が良くてなかなk面白いです。 | ||||
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前半はなかなか話が進まず、それでいて面白く読ませてもらいましたが、 後半は雪崩を打つようにラストまで駆け下るようで、大変驚いてます。 本当ならもっと書きたかったのでは? しかし、最後までグイグイと読ませる力にはいつもはまってます。 | ||||
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素晴らしい本です。今まで読んだ中で最高です。日本が大好きになりました。 | ||||
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本の最初からどんどん引き込まれる内容で一気に読みました。 江戸時代に和算というジャンルで世界のトップ水準に劣らないレベルの数学が発達していたことを、恥ずかしいことにこの年になるまで知りませんでした。 | ||||
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上巻に引き続き文句なしに面白いです。 が、電子書籍で上下巻に分かれてる理由は。。。と思ってしまいました。 ちょっとした知識があれば、何故、春海が間違いをおかしたのかはすぐにわかりますが、 発展途上の学問とおのれの知識で挑んだ戦いに碁打ちらしい布石で明察を勝ち取っていく様は痛快でした。 | ||||
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問題が出題される度、思わず自分でとこうとペンと紙を用意してしまいました。 今ほど数学が系統だっていない世の中での真剣勝負。 時に子供のように無邪気に。 始めることに遅いなんてない。好奇心を忘れなければ。 | ||||
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改暦をライフワークとした春海。 多くの登場人物達の協力を得て、果たしてその改暦は叶うのか? 上下巻合わせて、実に清々しく読める時代小説であったと言える。 正に終わりよければすべて良しという内容。 自身もそうであるが、時代小説をあまり読まない方でも安心して読んで欲しい。 劇場版を必ず見たくなるほど、楽しめる作品であること請け合い。 | ||||
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時は江戸時代。 碁に生きることに疑問を感じる主人公渋川春海。 算術に生き甲斐を見いだし、改暦のプロジェクトにアサインされる。 次第に改暦に関心を命を燃やし始める上巻。 時の権力者に寵愛を受ける理由が明らかになるのか? そして改暦は? 大いなるプロローグである上巻を終え、下巻に期待は高まる。 | ||||
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・・・ではありません。 合戦はありません。殺人事件も起きません。 ましてや主人公は剣など抜きません。 ただ淡々と語られる史実に基づいた一人の、天才ではあるけれど決してスマートではない渋川春海という人物の生涯。 歴史小説ですが、現代語で語られ登場人物もみな現代的に描かれています。それが違和感といえば違和感ですが、こういう平易な歴史小説もよろしいのではないでしょうか。 途中、前半の伏線に全く触れられないまま後半にさしかかってしまい、あれは伏線ではなかったのかと疑いはじめたころにようやく実を結び、安心しました。 楽しめる一冊でした。 | ||||
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時代ものはあまり読まないため、このジャンルで好きなのはせいぜい『壬生義士伝』くらいだった。 一つのことに打ち込める素晴らしさと,謙虚さ、人間の(男の)強さ。 いい小説です! | ||||
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囲碁と天文方とでつとめた安井算知の話で読む前から興味があったが、読んでみて満足した。 | ||||
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私は天文学も数学和算にも素人であり、多くの読者が指摘をされている学術的な問題点について論評する資格はない。しかし、それらが本作品の小説としての評価を揺るがすものではないと確信する。 これを読んで、ちょうど三浦しをん作の「風が強く吹いている」を思い出した。それはかの箱根駅伝を未経験の10人組がたった1年の間に予選通過を果たし、本戦でもシードに残るという有り得ない話。それでも箱根の経験者からさえも賞賛され、読者に多くの感動を与えた作品である。50才を超えた私も運動本能に灯がともり、読後から毎日欠かさず5キロのランニングを続けるようになった程である。 本作品はまるでこれと対をなすかのように、私の知的欲求に火を付けた。これまで学問を仕事の道具ほどにしか考えていなかったが、それは広く深く、このように情熱を注ぐに値するものなのか。春海の才には到底及ばぬ私ではあるが、彼を取り巻く仲間が皆そうであるように、最期まで何かを探求する自分でありたい。心を揺さぶる秀作である。 | ||||
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学問に対する深遠さや探究心に感動します。 皆さんにおすすめします。 | ||||
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私はとても楽しく読めました。 天文や地学に興味のある人は好きだろうと思います。小説として、文学としてどうか、という議論になるとわかりません。 説明調がくどい気がしますし、せっかくの算術の問題の紹介もやや半端な気もします。そもそも上巻がKindleでとても安くなっておりそのために結局下巻を購入したのですがそれはそれでたのしく「のせていただいた」かなと思います。 | ||||
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映画も見たくなるほどのよさでした。日本古来のものを踏襲しつつさらに新しいものを組み込んでゆく 今の時代でもなんら遜色のないお話でした。 | ||||
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いろいろと勉強になりました。 江戸時代の武士の会話が現代文なので、時代小説ファンからすると物足りないような気もするが、読みやすい面もありますので、私的には、問題ありませんでした。 | ||||
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