■スポンサードリンク


証拠



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

証拠の評価: 4.63/5点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.62pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(4pt)

ワインマーチャントの戦い

25年前に読んで内容をほとんど覚えてないので、新たにペーパーバックを購入して読んだ。
妻を亡くしたワインマーチャントのトニー・ビーチが、主役の物語。
ディック・フランシスはさまざまな職業を
描いて、その都度楽しませてくれる。
職業は違っても、競馬と関係あるストーリーである。 冒頭と巻末が見事に呼応している。
文章のうまさ、軽妙な会話 フランシスの世界。ペンギン版で復活はうれしい限りです。
偽のワインとウイスキーは誰が製造しているのか、細い糸をたどり、犯人にたどり着く。
本編はGerardとのコンビが見事である。
証拠 (ハヤカワ・ミステリ文庫―競馬シリーズ)Amazon書評・レビュー:証拠 (ハヤカワ・ミステリ文庫―競馬シリーズ)より
4150707235
No.7:
(5pt)

本棚にストック。

ディック/フランシスを読むのはしばらくお休みです。堅い本を読むのに疲れたときのために、現在本棚に6冊ストックしてあります。
証拠 (ハヤカワ・ミステリ文庫―競馬シリーズ)Amazon書評・レビュー:証拠 (ハヤカワ・ミステリ文庫―競馬シリーズ)より
4150707235
No.6:
(5pt)

ハートのあるサスペンスの傑作

ワインがネタに為っているのに興味があって読んでみましたが、期待以上の読後の満足感。
人間の弱さをきっちりと描くところが、素晴らしく、単なるミステリーの枠を越えています。
今からでもこの作家のシリーズを読んでみようと思いました。
証拠 (ハヤカワ・ミステリ文庫―競馬シリーズ)Amazon書評・レビュー:証拠 (ハヤカワ・ミステリ文庫―競馬シリーズ)より
4150707235
No.5:
(5pt)

実に深い題名。 プルーフって知っていますか?

しがない酒屋が主人公。
彼には大きなコンプレックスがある。

自分は意気地なし。 根性無し。
父親は立派な軍人だった。それに比して自分の身分の哀しいこと、、、

でも、矢張り、フランシスの小説だった。
彼はとうとう自分を見つける。そして 父の心境も分かるほどの経験をする。

一言で言うと、これは、自己再生の物語です。
生きている勇気がわいてきます。絶対のお勧めです。

良いミステリとはこういうものを指すのです。

原題のプルーフとは、アルコールの度数を示すものでもあり
また、証明という意味もあり、 試験という意味でもあるのです。
読み終えた方は、なるほどと思われるでしょう。
証拠 (ハヤカワ・ミステリ文庫―競馬シリーズ)Amazon書評・レビュー:証拠 (ハヤカワ・ミステリ文庫―競馬シリーズ)より
4150707235
No.4:
(3pt)

懐かしのこの一冊

昔を思い出した。懐かしかった。良い作品は何度読んでも良いと思った。
証拠 (ハヤカワ・ミステリ文庫―競馬シリーズ)Amazon書評・レビュー:証拠 (ハヤカワ・ミステリ文庫―競馬シリーズ)より
4150707235
No.3:
(5pt)

この本を読んだあと、ラフロイグ、というお酒を買った思い出があります

フランシスの本はたくさんありますが、私が特に好きなのは、「大穴」「利腕」のシッド・ハレーもの、そしてこの「証拠」です。

この話は奥さんをなくした酒屋の男、トニイ・ビーチが主人公で、他の競馬シリーズとはちょっと雰囲気が違うのですが、読んでから十年以上たった今でも、折に触れて鮮やかにいろんな場面が思い出される物語です。
とくに、まわりのひとが彼と会話するとき、まず奥さんのおくやみを口にします。主人公はそのたびに自分が取り乱さないよう身構えるのですが、けんめいにこらえて、表面はおだやかに、さりげなく受け答えをする場面に、今読んでも初めて読んだときとかわらない、深い印象が残ります。

物語の始まりと終わりで、この酒屋の男性の生活には、おおきな変化はないのに、「主人公がやすらぎを取り戻した」イメージの強い作品です。同じくり返しの生活の日々が、気力に欠けているときと、新しい自分を得たあととでは、まるで違った意味をもつものになるのだなあと思いました。
あと、この話の悪役が、かなり怖かったのも、忘れられません。
証拠 (ハヤカワ・ミステリ文庫―競馬シリーズ)Amazon書評・レビュー:証拠 (ハヤカワ・ミステリ文庫―競馬シリーズ)より
4150707235
No.2:
(5pt)

原作とはちょっと違うようですが

ProofはDFのBBCラジオドラマの中では一番面白いと思います。原作を読んだのはかなり昔で忘れていましたが、最近オーディオブック(朗読)版を聴く機会がありました。BBC版は筋が微妙に違うようです。ネタばれになるので詳しくは書きませんが、何故変更したのか考えながら聴くのも楽しいかもしれません。
証拠 (ハヤカワ・ミステリ文庫―競馬シリーズ)Amazon書評・レビュー:証拠 (ハヤカワ・ミステリ文庫―競馬シリーズ)より
4150707235
No.1:
(5pt)

証拠:PROOF。

ディック・フランシスの描く競馬シリーズの主人公は、基本的に毎回
別人だが、その人格は、みな同じだ。ストイック&タフで、我慢強くて、
女性にもてるetc。実に「良いおとこ」達だ。
 本作「証拠」の主人公:トニイ・ビーチも例に漏れず、「良いおとこ」
なのだが、彼にはある弱さがある。職業も他の作品(探偵、銀行家、
小説家等)とは違って、「酒屋」と地味である:笑。
 彼がある事件を通じて、自分の弱さを克服していく様は、「自分も
こんな風に自分の弱さを超えられたら」と強く共感する部分である。
 実は、新婚旅行でロンドンに行った際、たまたま立ち寄った古本屋で
著者のサイン入り原作本を見つけ、手にいれることができた。この作品は、
私にとって、運命的な作品であると思っている。
証拠 (ハヤカワ・ミステリ文庫―競馬シリーズ)Amazon書評・レビュー:証拠 (ハヤカワ・ミステリ文庫―競馬シリーズ)より
4150707235

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!