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(短編集)

廃墟に乞う



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【この小説が収録されている参考書籍】
廃墟に乞う
廃墟に乞う (文春文庫)

廃墟に乞うの評価: 3.58/5点 レビュー 60件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.58pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全60件 1~20 1/3ページ
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No.60:
(1pt)

これで直木賞、何をか況や!

・これで直木賞とは、「小説」が読まれなくなる筈だ。
 唯々文字が連ねられているだけ、「表現」がなされていない。
 辞典に「表現」とは、「内面的・主観的なものを外面的・感性的にとらえられる手段・形式によって伝達しようとすること」、それが全くない。
 言葉を選ばず云えば、著者の技量に、疑問を抱かざるを得ず、である。
 選考委員には、評価を心から質したい。とてもじゃないが、域に達していない、と思う。
廃墟に乞うAmazon書評・レビュー:廃墟に乞うより
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No.59:
(4pt)

面白いと思います。

読みやすく、一気に読み終えた。
廃墟に乞うAmazon書評・レビュー:廃墟に乞うより
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No.58:
(5pt)

廃墟に乞う

似たような本を読んでいたのですが怖さがあった
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4163283307
No.57:
(5pt)

ハードカバーの本なら気が入ります

古い本なので、ハードカバーの単行本(新品)があったので良かったです。結構な確率で最後まで読み切れず、何処かに忘れ去られた本も数知れず。重たいハードカバーの本なら最後まで読むぞって気になります?
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No.56:
(3pt)

面白く読めたが、何故、直木賞?

休職中の刑事が、依頼を受けて事件解決の糸口を探る物語。
短編であるが、展開と構成の上手さが光る。特にタイトル
となっている□廃墟に乞う.と□復帰する朝.が人間の切なさ
と悲哀を感じた作品で心に残った。
本作で第142回直木賞受賞となったそうだが、彼の警察小説
より初期の「ベルリン飛行指令」「エトロフ発緊急電」
「ストックホルムの密使」の第二次世界大戦3部作の方が
圧倒的な迫力とドラマ性の面白さが抜群でこの時期に受賞
すべきであったと心底思う。
本作品は、卒が無く纏めた感が強い。
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No.55:
(4pt)

じわじわきた

第142回(2010年)直木賞受賞作。

心に傷を負った休職中の刑事が、依頼を受け事件を非公式に捜査する連作警察小説。
外国人観光客に沸くスキーリゾート地や廃れた炭鉱町、漁港や競走馬牧場など、佐々木譲氏らしい北海道ならではのシーンが切り取られています。

警察捜査もありますが、事件そのものよりも、主人公はもとより事件関係者達の心模様に重点がおかれているように思いました。
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No.54:
(3pt)

短編小説集です。

佐々木譲さんの本です。
短編小説集ですね。「オージー好みの村」「廃墟に乞う」「兄の想い」「消えた娘」「博労沢の殺人」「復帰する朝」の六編がおさめられています。
主人公は仙道孝司で、休職中の北海道警の刑事です。
その刑事が、ひょんなことから、犯罪捜査の手伝いをする、という話です。
とはいっても、休職中で、精神科の医師の診断を受けなければならないため、あまりディープに表立って動くわけにはいかないし、
警察手帳があるわけでなし、捜査といっても、私立探偵に毛が生えた程度のことしかできないのですが、
仙道の捜査能力は高くて、なんとなーく解決するような、しないような、というような結末の話でした。

文章が安定感があり、読みやすくて、さらっと読み終えれます。
また、事件も人情味的な風合があって、なかなか一筋縄ではいかないというか、
北海道の現在の経済状態というか、心象風景を描いているような事件ばかりですね。

ちなみに、仙道がどういう理由で休職になったのか、なかなか気になるわけですが、最終話の「復帰する朝」で語られます。
主人公の謎というか、影みたいなものも、巧く描かれていて、読者を飽きさせません。
職人技のような、巧さを感じる小説ですが、
ただ、まったく心に残らないところが、難点といえば難点ですが、
とはいえ、大衆小説なので、そんな必要はないです。

時間潰しには良い小説だと思いました。
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No.53:
(2pt)

つまらない

特段の意外性もない平板な物語が並ぶ短編集というのが本書への第一印象である。
そんな本書にあって、唯一意外性があったのは、物語の終わり方であろうか。
どの物語もあまりにも余韻を残した終わり方となっており、「えっこれで終わりなの!?」と驚かされた。
これが直木賞受賞作とはにわかには信じがたいクオリティである。
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No.52:
(3pt)

自己を再生する物語ならば、その過程にもっと力強さが欲しい

事件でPTSDを患った休職中の刑事が、北海道のあちらこちらで発生した事件の解決に一役かうという連作短編集。

ご当地感満載で嬉しい限りなのだが、ミステリとしてはどうにもワクワクに欠ける。そもそも、休職中でありながら、事件に関与していくという事がありなのだろうか。それを気にしだすと、主人公の善意のモチベーションがつくりものっぽく見えてしまうのだ。

自己を再生する物語ならば、その過程にもっと力強さが欲しい。

読みやすさは流石だが、文芸作品として記憶に残るかというとそうではなかったかな。【直木賞】
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No.51:
(4pt)

感動という帯の宣伝文句はちょっと違うけど、

北海道のいくつかの町、それぞれの場面背景をうまく描いている。
行ったこともない街ばかりだけど、色々な風景が頭にうかんだ。

物的証拠とかを積み上げて犯人にたどり着く、という推理ものではない。
主人公と関係者の会話や場面の空気を楽しむタイプの短編集。
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No.50:
(4pt)

面白いと思う。

休職の刑事が限られた範囲で謎解きする連作。
面白かったと思います。
なんで休職になったかが分かるけど、もう少し衝撃的でも良かったのではと思う。
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No.49:
(3pt)

北海道を舞台にした連作短編・直木賞受賞作

佐々木譲の直木賞受賞作。オール讀物に2007から2009年にかけて掲載された北海道を舞台にした連作短編集。文藝春秋社で2009年に刊行され直木賞を受賞した。もっと以前に受賞してしかるべきだった。

「北海道の地方都市を描き分ける」という意図で書かれており、道警を病気休職中の仙道刑事が事件を解決していく。面白い試みだが、やはり佐々木譲の真骨頂は長編だと思う。
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No.48:
(2pt)

どの作品も物足りなさを感じました。

休職中の警察官が事件現場に乗り込み、依頼主からの依頼に基づき解決に当たっている事は分かりますが何か腑に落ちない印象が残りました。
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No.47:
(4pt)

闇の中にいる感じ

直木賞受賞作ということで読んで見ました。

主人公が精神を病んでいるからでしょうか〜
どこか重い、暗い感じがします。

題名から感じることが物語そのもののような…

北海道は何度か旅行したので、出てくる地名は分かりやすかったです。
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No.46:
(5pt)

佐々木譲の小説の中で一番好き

佐々木譲の小説の中で一番好きです。どの短編も哀しく忘れられません。
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No.45:
(4pt)

『鬼平犯科帳』が恋しくなる

『エトロフ発緊急電』以来の佐々木作品となる。
20年ほど前の事になるので記憶は曖昧なのだが、
佐々木譲さんと言えばまずエトロフが出て来る。
NHKのドラマの出来も良かったせいもあるかも
しれない。

さて、直木賞受賞の短編集のこの一冊を手にして
読み始めると、時間が経つのを忘れていた。
表題作の2作目『廃墟』から読んだのだが、導入
の細かな説明に最初は食傷気味で手を余す感じで
あったのが気が付けば "内容" に引き込まれていた。

警察の犯罪捜査で浮かび上がる疑問に、主人公の
制約のある立場で真相に迫っていく。
そこに関係する登場人物をうまく絡めながら進行
する話に、推理小説の意表を突くいわゆるトリック
は不要である。

池波正太郎『鬼平犯科帳』の読み残し文庫10冊を
無性に完読してみたくなった。
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No.44:
(4pt)

廃墟に乞うの評価は4です

前からほしかった、本なので満足しています、またよみたいのがあれば購入したいです。
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No.43:
(4pt)

北海道に行きたくなった。

北海道を感じながら読み進めると、いつの間にか読了。
特に手の込んだプロットではないので、するりと読めるのがよかった。
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No.42:
(3pt)

佐々木譲を読むなら、警察小説ではなく歴史三部作を読むことを強くオススメします。

佐々木譲の歴史三部作などが、史実と小説をうまく織り込んでおり、一気読みをしていました。最近は警察小説メインに書いているということで、まずは直木賞のこの作品からと思い、読み始めました。短編集なので、電車の中で読むには手頃だと思います。ただ、今までの歴史小説と違い、どうしても心に残らなかったです。

 殺人など、色々な事情があってのことでしょうが、その背景を知ったからといって、この世の中や人の性などはあまり分からないのではと思いました。個人的には、佐々木譲を読むなら、歴史小説モノを強くオススメします。この世界の成り立ちや当時の時代背景など、心に残るものが多い思います。決して、この作品が悪いわけではないのですが、個人的にはそもそも警察小説がそれほど好きでないということが分かりました。
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4163283307
No.41:
(3pt)

距離感が心地良い小説

半日でサクサクと読める位に面白いのだけど、「感激、感動の連作小説集」と謳う程とは思わなかったな。

心的外傷療養のため休職中の警察捜査員が、自分でガシガシとホシを挙げていくというのではなく、傍から協力するにとどまらざるを得ないという主人公の設定にある種の「距離感」があるのだけど、経緯や真相のすべてがすべて叙述されないという描写上にも「距離感」が見られ、これが不思議と心地良かった。
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