解錠師

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

解錠師の評価:

4.02/5点 レビュー 100件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.02pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全129件 1〜20 1/7ページ
No.129
(5pt)

クライムノベルでありながら瑞々しい青春小説

8歳の時に悲惨な家庭内トラブルに巻き込まれ言葉を失う少年マイクル。彼が十数年後刑務所の中で
自分の一生を回想し始めることでこの物語は始まる。彼には絵を描く才能と、解錠という技術では
並外れた才能があることが語られる。その解錠師としての才能故に、ギャングたちから利用され
転落する人生。だが、彼の不幸な人生の中で唯一の光は恋人アメリアとの出会い。彼ら二人が
愛を通じ合わせせようとそれぞれの絵の才能を使ったコミックを描いていく様はみずみずしく感動的だ。
明らかにアンチヒーローのクライムノベルだが、このマイクルの何とか自分の人生を切り開こうとするする姿は
心を揺さぶる。その意味でサスペンスでありながら、人を引き込む青春物語でもある。一気読み必至の
面白さだった。
解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018545
No.128
(5pt)

古き良き犯罪芸術家の物語

過去のとある出来事から口から話せなくなった主人公には錠前破りの天性の才能があった…

二つの年代が交互に近づく書き方で飽きない。クライム青春物でとても面白い。さすがMWA賞とCWA賞のダブル受賞作。
解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151718540
No.127
(5pt)

古き良き犯罪芸術家の物語

過去のとある出来事から口から話せなくなった主人公には錠前破りの天性の才能があった…

二つの年代が交互に近づく書き方で飽きない。クライム青春物でとても面白い。さすがMWA賞とCWA賞のダブル受賞作。
解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018545
No.126
(5pt)

満足です。

説明の通りで満足です。
解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151718540
No.125
(5pt)

満足です。

説明の通りで満足です。
解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018545
No.124
(4pt)

何がすごいって

初恋の憧れの女性の心と股の錠を開けて侵入してしまうところがすでにロック・アーティスト(天才解錠師)だと思った。
解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151718540
No.123
(4pt)

何がすごいって

初恋の憧れの女性の心と股の錠を開けて侵入してしまうところがすでにロック・アーティスト(天才解錠師)だと思った。
解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018545
No.122
(5pt)

良質な犯罪小説にして、青春小説。

"その昔、僕は"奇跡の少年"だった。やがて、"ミルフィードの声なし"となった。金の卵。若きゴースト。小僧。金庫破り。解錠師。どれもぼくのことだ。でも、きみはマイクと呼んでくれればいい。"2009年発刊の本書は声をなくした少年の光と影を描いた犯罪小説にして鮮やかな青春小説。

個人的にはミステリにはまっている事から、MWA、CWAの両賞など様々な賞を受賞している本書も手にとりました。

さて、そんな本書は8歳の時にある出来事から言葉を失ってしまった青年マイク。彼の物語が刑務所に収監されている場面から始まり、一人称の語りで【どんな経緯で凄腕の金庫破り"解錠師"になったのか】また【どうして服役することになったのか】が、二つの時間軸を行き来しながら少しずつ打ち明けるかのような形で綴られていくのですが。

国内では"このミステリがすごい!に選ばれていたり『推理小説』として受賞している本書。実際に著者が【超一流の金庫破りに合法的に取材して書きあげた】侵入時のピッキングの場面こそ、心理描写も含めて『犯罪小説』として緊張感はありましたが、いわゆる作品中で事件が起き、その犯人が誰なのか?といった【具体的な謎解き要素がなかった】のが良くも悪くも意外でした。

とは言え、ではつまらないか?と言えば、まったくそんな事はなく、むしろ【すこぶる面白く】本質的には善良な主人公が、せっかく絵描きとしての才能を持ちながら、もう1つの才能、どんな錠を開くことが出来る事を無防備に周囲に披露し続けてしまった事や、絵を通じて心を通わせる恋人アメリアの為に。と【悪の道、犯罪者として次第に転落していく】姿は、鮮やかながら切ない物語で、最終的に二つの時間軸が見事に収束するラストも含めて、素晴らしい作品だと思いました。(映像化にも向いてる作品ですね)

読みやすい犯罪小説にして『青春小説』を探す人へ。良質なエンタメ作品が好きな人へ。
解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151718540
No.121
(5pt)

良質な犯罪小説にして、青春小説。

"その昔、僕は"奇跡の少年"だった。やがて、"ミルフィードの声なし"となった。金の卵。若きゴースト。小僧。金庫破り。解錠師。どれもぼくのことだ。でも、きみはマイクと呼んでくれればいい。"2009年発刊の本書は声をなくした少年の光と影を描いた犯罪小説にして鮮やかな青春小説。

個人的にはミステリにはまっている事から、MWA、CWAの両賞など様々な賞を受賞している本書も手にとりました。

さて、そんな本書は8歳の時にある出来事から言葉を失ってしまった青年マイク。彼の物語が刑務所に収監されている場面から始まり、一人称の語りで【どんな経緯で凄腕の金庫破り"解錠師"になったのか】また【どうして服役することになったのか】が、二つの時間軸を行き来しながら少しずつ打ち明けるかのような形で綴られていくのですが。

国内では"このミステリがすごい!に選ばれていたり『推理小説』として受賞している本書。実際に著者が【超一流の金庫破りに合法的に取材して書きあげた】侵入時のピッキングの場面こそ、心理描写も含めて『犯罪小説』として緊張感はありましたが、いわゆる作品中で事件が起き、その犯人が誰なのか?といった【具体的な謎解き要素がなかった】のが良くも悪くも意外でした。

とは言え、ではつまらないか?と言えば、まったくそんな事はなく、むしろ【すこぶる面白く】本質的には善良な主人公が、せっかく絵描きとしての才能を持ちながら、もう1つの才能、どんな錠を開くことが出来る事を無防備に周囲に披露し続けてしまった事や、絵を通じて心を通わせる恋人アメリアの為に。と【悪の道、犯罪者として次第に転落していく】姿は、鮮やかながら切ない物語で、最終的に二つの時間軸が見事に収束するラストも含めて、素晴らしい作品だと思いました。(映像化にも向いてる作品ですね)

読みやすい犯罪小説にして『青春小説』を探す人へ。良質なエンタメ作品が好きな人へ。
解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018545
No.120
(5pt)

素晴らしいにもほどがある!

素晴らしいにもほどがある!全ての登場人物、全てのおこる出来事が完璧にもほどがある!最高のミステリである!1人の少年の成長を通して私達も必ずや成長してしまいそうな、そんな芳醇な薫りを漂わせる甘美な一冊である‼️
解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151718540
No.119
(5pt)

素晴らしいにもほどがある!

素晴らしいにもほどがある!全ての登場人物、全てのおこる出来事が完璧にもほどがある!最高のミステリである!1人の少年の成長を通して私達も必ずや成長してしまいそうな、そんな芳醇な薫りを漂わせる甘美な一冊である‼️
解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018545
No.118
(4pt)

読ませるが・・・

何かが欠落している者が特殊な才能に恵まれているという、結構ありきたりな主人公の造形ですが、ストーリーは牽引力があります。この状況からどうやって脱出するかという興味に引かれて頁を繰る手が止まらない。
 ただ、読んでいる最中にも、主人公が声を失った原因となる事件が、あまりにももったいぶって小出しにされるのに辟易したり、ラストの金庫解錠に拍子抜けしたりというアラも感じました。
 しばらくすると忘れること必至のエンターテイメントですが、いっとき浮世の憂さから離れてフィクションの世界を楽しみたいときには最適の書かも。
解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151718540
No.117
(4pt)

読ませるが・・・

何かが欠落している者が特殊な才能に恵まれているという、結構ありきたりな主人公の造形ですが、ストーリーは牽引力があります。この状況からどうやって脱出するかという興味に引かれて頁を繰る手が止まらない。
 ただ、読んでいる最中にも、主人公が声を失った原因となる事件が、あまりにももったいぶって小出しにされるのに辟易したり、ラストの金庫解錠に拍子抜けしたりというアラも感じました。
 しばらくすると忘れること必至のエンターテイメントですが、いっとき浮世の憂さから離れてフィクションの世界を楽しみたいときには最適の書かも。
解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018545
No.116
(5pt)

解錠師、という題名はどうなんでしょう?

かといって原題のロック・アーティスト、というのもしっくり来ないんですけどね。これは犯罪小説の皮をかぶった
ボーイ・ミーツ・ガール、ラブロマンスだと思うのですが、その面ではたしかに美しいシーンがふんだんに盛りこまれた
一級品。画のやりとりや「人魚と金庫」をめぐるラストの情景には心震えるものがありました。あの出逢いのときめき、
想いが結実する瞬間のあざやかさは、ちょっと比類がない美しさではないかと。
その反面で、犯罪のパートはどこかで見たような既存のイメージが勝ってしまっているようにも感じられて。主人公が
いささかリア充で、金庫破りの天才であるだけでなくべらぼうに絵も上手い、となるとちょっと盛りすぎなようにも思
うし、なにしろ金庫破り、と、絵画の巧さ、というのが実は有機的に結びついていないのでは。とはいえこれは、個人
的な好みの問題でもあると思うので、万人におススメしやすい最上質な作品であることに変わりはありません。
解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151718540
No.115
(5pt)

解錠師、という題名はどうなんでしょう?

かといって原題のロック・アーティスト、というのもしっくり来ないんですけどね。これは犯罪小説の皮をかぶった
ボーイ・ミーツ・ガール、ラブロマンスだと思うのですが、その面ではたしかに美しいシーンがふんだんに盛りこまれた
一級品。画のやりとりや「人魚と金庫」をめぐるラストの情景には心震えるものがありました。あの出逢いのときめき、
想いが結実する瞬間のあざやかさは、ちょっと比類がない美しさではないかと。
その反面で、犯罪のパートはどこかで見たような既存のイメージが勝ってしまっているようにも感じられて。主人公が
いささかリア充で、金庫破りの天才であるだけでなくべらぼうに絵も上手い、となるとちょっと盛りすぎなようにも思
うし、なにしろ金庫破り、と、絵画の巧さ、というのが実は有機的に結びついていないのでは。とはいえこれは、個人
的な好みの問題でもあると思うので、万人におススメしやすい最上質な作品であることに変わりはありません。
解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018545
No.114
(5pt)

閉ざされたものを開くということ

ほろ苦いテストの青春ミステリーとして出色。
深い心の傷を抱えた孤独な少年の成長と葛藤を描いた青春小説としても優れているし、互いが互いの欠落を補い合う引力の強いボーイミーツガールものとしてもお勧めできる。

だがなんといっても絵を描くもの、創作に携わるものに読んでもらいたい。

主人公の特技が錠破りなのでそこがクローズアップされがちだが、ヒロインと交流する手段や、本書の重要な場面にマイクのもう一つの特技の絵が登場する。

特に終盤、ヒロインと空き家に忍び込んで壁に交互に絵を描き合うシーンのイノセンスな美しさときたら!
絵を描くという言葉を用いぬ営みがどのようにして孤独なふたりを繋ぎその心を癒してきたか、静かな感動がこみあげて胸に迫る。

言葉にするには刺々しすぎ生々しすぎる、その行為は傷口を抉るような痛みを伴う。だから告白の代償として二人は漫画の交換を選択した。
どんな辛い記憶や酷い体験も、絵にすれば濾過されて、諦観で慰撫されて伝えることができたから。

フィクションに救われた経験があるものは感情移入せざるをえない。

マイクの特技であり本書の重要なターニングポイントとなる「錠前破り」が「閉じたものを開く」行為なら、絵は「閉ざされたものを表現する」行為であり、二つの対比が過去から未来へ響き合うことで切ない余韻をもたらしている。
解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151718540
No.113
(5pt)

閉ざされたものを開くということ

ほろ苦いテストの青春ミステリーとして出色。
深い心の傷を抱えた孤独な少年の成長と葛藤を描いた青春小説としても優れているし、互いが互いの欠落を補い合う引力の強いボーイミーツガールものとしてもお勧めできる。

だがなんといっても絵を描くもの、創作に携わるものに読んでもらいたい。

主人公の特技が錠破りなのでそこがクローズアップされがちだが、ヒロインと交流する手段や、本書の重要な場面にマイクのもう一つの特技の絵が登場する。

特に終盤、ヒロインと空き家に忍び込んで壁に交互に絵を描き合うシーンのイノセンスな美しさときたら!
絵を描くという言葉を用いぬ営みがどのようにして孤独なふたりを繋ぎその心を癒してきたか、静かな感動がこみあげて胸に迫る。

言葉にするには刺々しすぎ生々しすぎる、その行為は傷口を抉るような痛みを伴う。だから告白の代償として二人は漫画の交換を選択した。
どんな辛い記憶や酷い体験も、絵にすれば濾過されて、諦観で慰撫されて伝えることができたから。

フィクションに救われた経験があるものは感情移入せざるをえない。

マイクの特技であり本書の重要なターニングポイントとなる「錠前破り」が「閉じたものを開く」行為なら、絵は「閉ざされたものを表現する」行為であり、二つの対比が過去から未来へ響き合うことで切ない余韻をもたらしている。
解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018545
No.112
(5pt)

読ませてくれる。

傷をかかえた天才少年の純愛ストーリーです。
最後までハラハラさせてあきさせません。
解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018545
No.111
(5pt)

読ませてくれる。

傷をかかえた天才少年の純愛ストーリーです。
最後までハラハラさせてあきさせません。
解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151718540
No.110
(5pt)

熱中のあまり電車を乗り過ごしてしまった

電車の中で読んでいて、久しぶりに電車を乗り過ごしてしまった。これほど、一気に読める本は久しぶりである。
 幼い頃の事件のため口をきけなくなった金庫破りの名人という設定が素晴らしい。しかも、特定の犯罪グループに所属するのではなく、金庫破りの専門職としてのみ登場する。複数のポケベルを所持し、どのポケベルに依頼がかかってくるかで、その依頼人のレベルがわかるしくみになっている。
 本当にあるかのような設定の中で、スピーディにストーリーが進む。読後感も、すっきり、という最高のミステリである。
解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018545