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エンドロール(しらない町)
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エンドロール(しらない町)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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初めての作品を読了。 テーマは興味深いんですけど、老人の過去や、友人が老人や関係者でないこと否定する描写が長過ぎ。 戦争つながりの小説だと分かって安心したけど、作品としては期待させすぎの駄作。 | ||||
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0の何とかという小説が流行っている。私も読んだが、いまいちであった。結局感動させようとして作ったネタとしか思えなかったからだが。 あんなにうまい感動的な話があるはずが無い。 この話はあれに似ている。あれが知覧の基地から飛んで行く特攻隊なら、こちらは人間魚雷の話だ。 ある団地で老人が孤独死をする。その団地の管理人はアルバイト。身寄りが全くない老人の荷物の整理をしていたら、キネマ旬報のバックナンバーと8ミリフィルム、映写機が出てくる。不正とは知りながらそのセットを持ち帰り映してみたらなんとあまりにも衝撃的な映像が…。 それから、この映像の秘密、孤独死した老人の秘密を何とか知ろうとする展開になり、色々な人が色々な事情を抱えて人生を生きており、なおかつこの映像とは全く違うものが別に存在し、そっちの方がえらく重大な問題を抱えている事になる。 たまたま管理人が映画の熱狂的なファンで、その昔のフィルムに感銘を受けて…という始まりや展開は納得がいくし、結果的に全く違う終わり方になったのは、作者の筆力だと思う。エンターテインメントとしては0の何とかに負けているのかもしれないが、私としてはこちらの方がおもしろいし読み応えがある。 | ||||
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これまでのところこのアイテムは素晴らしいです 売り手は非常にいいです。 私が助けを求めるときはいつでも、私はすぐに答えました。 私はこれについて私の友人に言うだろう、彼は1つが必要です。 良い製品です。他の場所は二重価格のために販売している。 それは非常に操作するのは簡単です愛! それは安いです。全くそれの価値があります。 | ||||
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終盤に出てくる日本軍の作戦はよく知られており、毎年終戦記念日が近づいてくるとその荒唐無稽さが現存する語り部によって強調され、マスコミで特集されたりもしています。その点で、登場する戦争体験世代の行動原理には違和感を感じました。ただ、それで興ざめするかと言えばそうでもなく、全体的には主人公に共感しながら退屈せずにすぱすぱ読み進められ、十分に楽しかったです。 | ||||
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孤独死と思われた老人 帯屋の過去を追い、戦時中のエピソードにたどり着く。 改題されて「しらない町」から「エンドロール」になったようですが、こちらの方が適していると思います。 人との関わりを避けていた主人公 門川が、帯屋の人生を知ることによって 人として大きくなり映画監督になる夢に一歩近づけるようになったのではないでしょうか。 後半30ページぐらいで締めるのですが、もうちょっと詳しく描写してほしかったです。 | ||||
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内容が内容だけにあまり詳しく書けませんが、戦争体験や人間機雷に関する暗くなりがちな話ですが、人間同士のお話に替えて、うまく展開していると思います。 最初から最後まで、孤独死と思われがちな老人その人にフォーカスして話が展開していくので、物語に入り込むこともできるし、フィクションながらも重い歴史に近づくこともできる。 1つの物語として久しぶりにいい話でした。 | ||||
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『しらない町』の改題。映画監督を夢見る門川が、バイトで管理していたアパートの一室で老人の孤独死に遭遇する。亡くなった老人・帯屋の遺品の8ミリフィルムを見た門川は帯屋の人生に惹かれ、帯屋の人生を調べていく… 門川がほんの僅かな手掛かりから帯屋の人生を辿る中で、少しづつ見えてくる人と人との繋がり、普通の孤独な老人と思われた帯屋の激動の人生に物語にのめり込んだ。予想もしなかった帯屋の人生…そして結末…感涙… 人生のエンドロールを迎えた時、何を思うのだろうか。殺伐とした現代社会で人と人との繋がりの機微、人の心の暖かさを教えてくれる作品。 蛇足。鏑木蓮さんの作品には岩手県が多く登場するのだが、この作品でも大船渡、一ノ関が登場する。 解説は、盛岡のさわや書店の田口幹人さん。 | ||||
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とても読みやすかった。物語がいきなり老人の部屋を訪ねる場面からはじまるので、展開がスムーズで あり、なおかつ物語を構築するすべての具財が難なくすんなりと読み手に伝わる工夫もされている。 老 人の過去を知る人物を訪ねてゆくと、一様にみなが固く口を閉ざす。いったい彼の過去に何があったの か?老人の残したノートに書かれていた奇妙な詩みたいなものが意味するものは何なのか?門川青年が事 の真相を究明する過程が読みどころであり、その部分にリアリティがなければ興醒めなのだが、本書はそ の部分もなんとかクリアしていて無理がなかった。真相部分はある程度予想ができてしまうのだが、その 意味がラストで反転する構成もなかなかよかったと思う。全体の印象としては小粒なのだが、読後おとず れる温かい気持ちがうれしかった。 | ||||
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人はひとりで生まれてひとりで死ぬ、その生と死の間に人生がある。 <孤独死>という人生の最期だけがその人の全てではないということに改めて気付かされました。同情や憐み、あるいは因果応報的なものを一方的にイメージしてしまいがちな<孤独死>ですが、その最期だけで“哀れな人生”とは結論できないということが分かり易く書かれているような気がしました。死そのものは悲しく残念だけれど、自らの人生においては誰もが主人公だという当たり前のことが再認識できました。 そこそこの人付き合いをしながらも、実はそれが少々苦痛な私にとって“無理しなくてもいいんだ”と思わせてくれて安らげました。北国で暮らす私の冬季プチうつ状態にはうってつけ(?)の作品です。 読み物として、話の進め方も巧妙で飽きません。それは即ち都合が良過ぎる設定ともいえるのですが、個人的にはそれ程気にならなかったです。 | ||||
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著者のものを読むのは乱歩賞受賞の『東京ダモイ』以 来です。今度は孤独死した男性の個人史を、それを発見 した主人公が遡るというお話し(大船渡の人々が皆暖か いのにはホッとしました)です。主人公が映画監督志望 で映画や映像への想いを梃子にしてプロットを構成して いるのが味噌ですかね。かつての戦士達が、一様に太 平洋戦争末期の特攻作戦の無残な失敗を無理に閉じ込 めようとするのには、少し不自然さを感じました。それで でしょうか、読み終わっての感動はいま一つでした。 同時に、先々月発売の著者の新作『真友』も読んでみ ました。巷間で小さく灯る強い絆を経時的に追う、あた かも東野圭吾の手法に倣うかのようです。ただし、こちら の感動も中くらい。長いスパーンの展開になりますので、 その間の出来事が整理され研ぎすまされていないと、読 者の感動の純度が下がります。そこに著者の課題をみ た気がします。 | ||||
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