探偵・川庄が活躍する「吉祥寺探偵物語」シリーズ第3弾。 川庄はいつものようにコンビニで働いていた。

吉祥寺のコンビニでアルバイトをして暮らす“おれ”(バツイチ・息子あり)は、家事を終えると夜な夜なバーに繰り出す。

いつものようにアルバイト先のコンビニに出かけようとしていると、日本で一番会いたくない男、警視庁の工藤が訪ねてきた。

探偵・川庄が活躍する「吉祥寺探偵物語」シリーズ第5弾は、川庄の小学6年の息子・健人の恋物語から始まる。

老舗呉服屋の邸宅で発見された首吊り死体。

講演中の救命医が爆破死傷事件に巻き込まれた。現場に駆けつけた救急救命士に向かい、彼が言う。

舞鶴でロシア人女性の遺体が発見された。時を同じくして抑留体験者の高津も姿を消す。

失踪した母、殺害された父。そこから悲しみの連鎖は始まった。

正式に探偵社に入社した井上雅也。だが、地味な仕事続きで不満気味。

思い出は人を幸せにも不幸にもする――京都府警元刑事が始めた「思い出探偵社」をめぐる、切なくて懐かしいハートフルミステリ第二弾。

思い出は心を豊かにもすれば、苦しめもする―小さなガラス瓶、古いお守り袋、折り鶴…、そうした小さな手がかりから、依頼人の思い出に寄り添うようにして、人や物を捜し出していく“思い出探偵”。

猛暑が続く京都市内で、女性の絞殺体が発見された。被害者は染織作家・由良美津子、39歳。

予備校生殺人の事件を追う、鬼刑事・目黒一馬。

作家デビュー10年を記念して、いま話題の乱歩賞作家がこれまで発表してきた10の短編を一冊にまとめた、著者初の短編小説集。

京都府警の元刑事、実相浩二郎による「思い出探偵社」では、わずかな手がかりから依頼人の思い出の人や物を見つけ出す。

全焼した自宅から精神科医の焼死体が発見された。自殺か他殺か。

大手企業に就職したものの、うだつの上がらない日々に塞ぐ井上雅也。

「『柳生月影抄外伝・逆風天ノ羽衣』、クランクアップしました」―至誠出版編集部の風見菜緒は、原作者の中西篤哉と京都太秦の撮影所を訪れていた。

キャリア女性刑事が挑む、感涙ミステリ! 京都市内のビルで女性の不審死体が見つかる。

宮澤賢治は、親友の女学校教師・藤原嘉藤治から不思議な話を聞く。教え子の父親が、電信柱が歩くのを見たというのだ。

人は誰しも、人生という「階(きざはし)」を歩いている。上っているのか、それとも下っているのか。

探偵・川庄が活躍する「吉祥寺探偵物語」シリーズ第2弾。

十年前に失明した母と暮らす生稲怜花は、ある日矢島という記者に声をかけられる。老人ホームで起きたインフルエンザの集団感染。

風見菜緒は文芸編集者でシングルマザー。ある朝、長くスランプに陥っていた作家の久米武人から電話で起こされた。

深い喪失感を抱える少女・美緒。謎めいた過去を持つ老人・丈太郎。

同僚の真由美のひと言から、社長の金城と玲子に因縁めいた過去があることを知る雅也。

料理研究家・水谷有明が依頼を受けたのは和食レストランのメニュー開発。

死亡事故を起こした元自動車セールスマン、不倫相手のために犯罪に走ろうとするOL、過去の恋愛を40年間妻に隠し続ける老人。

京都の小さな町で、遺書らしきメモとともに34 歳の女性・小倉由那の遺体が発見された。

尾木遼平、46歳、元刑事。

京都の地元情報誌の記者・国吉冬美は、尊敬するルポライターの杉作舜一が京都に来ていることを知る。

親友が大事なものをすべて奪っていく――。父を殺された１４歳の冬。

孤独に暮らす老婆と出会った、大学生の総司。

初井希美は婚約者の千住光一を待っていた。母と父代わりの伯父に会わせるためだ。

石工会社の社長が、採石場で岩の下敷きになり亡くなった。調査を頼まれたケンジは、現場に残されていた黒い粉に気づく。

平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。

法律事務所で働く風町サエは、安売りピザで大儲けし、今や芸能界を牛耳る男からの依頼で、ある調査を始める。

弁護士事務所で働く風町サエは、殺人罪で服役経験を持つシングルマザー。十六歳で不登校の息子がいる。

殺人現場は、スプレー塗料で赤く染められた寝室だった。

モルタルで石像のごとく固められた変死体が発見された。翌朝、愛宕署特捜本部に入った犯人からの電話。

柚木加奈子11歳、あの柚木草平のひとり娘が、殺人事件に巻き込まれた!?　親友とともに通う進学塾の先生が惨殺。

マンションで孤独死体となって発見された女性の名は、鈴木陽子。刑事の綾乃は彼女の足跡を追うほどにその壮絶な半生を知る。

顔と両腕を損壊された遺体が見つかった。手がかりは、遺体の腹に記された謎の数字と、狩りの守護聖人のカードだけ。

妻に出て行かれたサラリーマン、声しか知らない相手に恋する美容師、元いじめっ子と再会してしまったOL…。

マンションの非常階段で発見された、自殺を装った他殺死体。

高校入学七ヶ月目のある日。

202X年。新型コロナウイルスのせいで不利益を被った若者たちの間で自殺が急増する。

葉村の働く書店で“鉄道ミステリフェア”の目玉として借りた弾痕のあるABC時刻表が盗難にあう。

「三年坂で転んでね」―帝大生の兄が怪死する直前に残した言葉を手掛かりに、東京の坂を巡る実之。

犯人は、13歳の少年だった。 娘の目の前で、桧山貴志の妻は殺された。

ごめんくださいまし──。宝永七年の初夏、下野北見藩・元作事方組頭の家に声が響いた。

家庭裁判所調査官の仕事は、少年事件や離婚問題の背景を調査し、解決に導くこと。

月刊EYESの小高直海の同級生という女性から、2年前の女子高校生殺害事件の調査を請け負った刑事事件専門のフリーライター・柚木草平。

「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。

第54回江戸川乱歩賞受賞作 昭和21年、帰らなかった誘拐児。悲劇はそこから始まった――。

恋人の復讐のため人を殺しならがも現職刑事として真相を追い続ける南條達也。