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QED 伊勢の曙光
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QED 伊勢の曙光の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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長年大変興味深く拝読したが・・・ 「宮」という字の上下の口がつながっていない字は、初唐の楷書では正格な字体であり(九成宮醴泉銘などをみればわかる)、最近まで社寺等で筆で楷書を書く際には正格な字体として使用されていたもの。「宮」だけではなく、「営」など同様の部首を持つ字は上下の口がつながらないのが正格とされてきた。 この字をもって彼岸と此岸を分けているというのは書字学の観点からは違和感を禁じ得ない。 | ||||
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講談社文庫・高田崇史著『QED 伊勢の曙光』のレビュー。 2014年2月読了。 初めて読んだQEDシリーズが、その完結編たる本作だった。 なぜこの最終巻を手に取ったのかというと、「伊勢神宮の謎」に興味を持っていたからだ。 俺は、伊勢神宮の謎に関する本が好きなのだ(^_^) 謎が多い伊勢神宮については、いろんな作者の様々な解釈がある。 “高田崇史はこういう解釈をしている”ということを知りたかったわけなので、シリーズの主人公である祟(たかし)と奈々の行く末などというものには興味なく読み進んだ。 一方、シリーズファンならよく知っているであろう他の登場人物について、初読の俺にはその関係性やキャラクターがよく分からず、「他の作品でちょっと予習しておくべきだったか・・」と思う事もあった。 殺人事件の謎解きについては、ちょっと俗人的過ぎて好みではなかった。 しかし伊勢神宮の謎解きについては、初めて知る点もあり興味深かった。 同シリーズの他の作品を読んでみようかな、という気にはさせられた。 | ||||
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QEDシリーズの完結編であります。 いろんな関係者が顔を出してきて、まさに大団円といった感じなのですが、最後を飾る事件、そして伊勢神宮の謎解きが、いつも通りといいましょうか、華がないといいましょうか……。 本シリーズ、最初の頃は歴史の裏側を覗き見る驚きに本当にわくわくしたものですが、シリーズを重ねるに連れ、謎解きのための謎解き、ウンチクのためのウンチクに終始してしまい、祟の解釈を披露されても、だから何なの?という感想しか湧かなくなってしまったのがたいへん残念です。 シリーズ物は引き際が大事。 | ||||
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