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イマベルへの愛
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イマベルへの愛の評価: 5.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt
Created with Highcharts 5.0.100件0.00%0件0.00%0件0.00%0件0.00%1件100.00%得点得点☆1☆2☆3☆4☆5


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

さあ、例の蛙についての情報を言え

チェスター・ハイムズは1909年に生まれたアメリカ黒人の作家です。その一生のうち7年間をオハイオ州の刑務所で過ごし、服役中にダシール・ハメットの作品を読、自分にも小説が書けるかもしれないと気づいたのが50歳に近づいた頃だったといいます。彼の小説にはアメリカ合衆国の黒人としての経験、特にニューヨークのハーレムや刑務所で見聞したことが刻印されている点でユニーク。アメリカより先にフランスで認められ、フランス推理小説大賞を受賞してもいます。

ハイムズが創作した「棺桶エドと墓掘りジョーンズ」の黒人刑事コンビは、ニューヨーク市警に勤めているという設定で、アメリカン・ハードボイルドの主人公たちの伝統を引き継ぎ、まったく妥協のない黒人版としてあらわされます。エドとジョーンズは、最初の登場から長いニッケル製のリヴォルバーを手にしています。彼らは受け持ち地区のハーレムではどんな暴力にもタフに向かい合い、事実をつかむためには脅迫や殺人もためらいません。その姿勢が潔く爽快であり、なればこそ、彼らの後を追って背筋の凍るようなハーレムへ入っていけるわけです。

本書は「棺桶エドと墓掘りジョーンズ」シリーズの第1作で、ハイムズの処女作でもある"For Love of Imabelle"(1958年)の翻訳。フランスで先に発表され、詩人のジャン・コクトーに「異常な傑作」と激賞されたといいます。葬儀屋に勤める堅気のジャクソンがイマベルという女に目がくらんだ末に詐欺に引っかかり…と出だしから事件がどのような決着を迎えるか、最後まで予想がつかないまま、物語に引きこまれていきます。詐欺の手口が具体的なこと、ニューヨークのハーレム街の描写がリアルなこと、驚くばかりです。
イマベルへの愛 (ハヤカワ・ミステリ 1142 世界ミステリシリーズ 墓掘りジョーンズと)Amazon書評・レビュー:イマベルへの愛 (ハヤカワ・ミステリ 1142 世界ミステリシリーズ 墓掘りジョーンズと)より
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