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猫を抱いて象と泳ぐ
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猫を抱いて象と泳ぐの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全138件 21~40 2/7ページ
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大好きな本 | ||||
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紹介どおりとてもきれいな状態でした。心から満足しています。またこちらで購入したいです。 | ||||
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主人公が死んで終わるストーリーのホッと感とやるせ無さの切なさ。 色々なカラクリエピソードは面白いけれど。 でもこれ以上のhappy endは望めない哀しい哀しいお話でしたね。 久しぶりの小説でスルスル読めたけど読後感が切なさしか残らなかったなあ。 博士の愛した‥の何だか温かい読後感を期待したい方にはチト違うかも。 | ||||
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面白かったです。 | ||||
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うーん、いいなあ。小川洋子さんの話ってみんな変なんですよね。それなのになんか小川洋子さん世界にひきこまれてゆくんだな。徳にこの本はいい。小川洋子さんって読者をぐいぐい引っ張ってゆくタイプじゃないんだな。なんかね。こう楚々としててね。大きな不思議な料亭みたいな所に迷路のような廊下があって、仲居さんかなんかが「さ、さ、こちらへ」とか言って案内されるの。それでね。あらま、どこへ連れていかれるのかしらんって感じなの。 | ||||
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不思議な魅力を持った作品です。全体的に繊細で静謐な印象を持ちました。私は冒頭の象のエピソードでいつの間にか物語に引き込まれていました。個人的には素晴らしい作品と思いますが、万人受けする作品ではないでしょうね。まずサンプルで試してみることをお勧めします。主人公の外見的特徴を受け入れる事が出来るなら大丈夫かと思います。(保証はしませんが) この作品には似たような風変わりな設定が頻繁に出てきます。 チェスの話ですが、チェスを知らなくても興味が無くても物語の進行の上では問題ないと思います。作者が自然な形で解説してるのでそれだけで理解できます。また延々とチェスの薀蓄があるわけでも無いので興味ない人も十分楽しめます。 | ||||
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チェスの話である。 ただ、チェスのルールをよく知らなくても問題ない。 よくこれだけの話を考えつくものだと驚く。哀しい話だけれども、温かい気持ちになる。 | ||||
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チェスを題材にした物語。とても読みやすく流れを感じる一冊でした。 | ||||
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最近は仕事に関連するビジネス書、専門書ばかりで時間の関係で小説を読むことはもうないだろうと感じていましたが、妙に気になるタイトルからつい読んでしまいました。 なにかの縁だと思い、時間を作って取り敢えず読んでみると、瞬く間に物語に引き込まれ、すぐ飽きるだろうと思った最初の気持ちをいい意味で裏切ってくれました。むしろ早く続きが読みたい気持ちを押さえるのが大変でした。 久々に小説の面白さを実感できたことを感謝しています。 主人公の成長と物語の温度感がリンクしていていることも気に入っています。 | ||||
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面白すぎた 物語が急変するのに、物静かでこんなに穏やかに読めるものも珍しい。 ところどころ意味のわからない表現があったが、それでも分からなくもないなという不思議な気持ちにもなった。 欠けもなく満ちてもいない、素晴らしい小説でした。 天才。 | ||||
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絶賛されてるから読んでみたけど合わなかった。村上春樹のようなオーラを感じる。何か、感情を失ってこの異世界を淡々と散歩していく感じ。さも当然ありますよね?という感じ。 そして、それを称賛するレビュー。それも含めて小川洋子ワールドなのだろう。絵本なら合う作風だと思う。 とりあえず合わなかった。異世界ワールドならジョジョのほうが好きです。 | ||||
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この人の小説ってともするとポエムなんだけど、 圧倒的な暴力 死のにおい 男女の不均衡 労働搾取 消費され蹂躙される女性性 母性 こういうものをぞっとするような冷たさでこの文体で描いているのが特徴的かと。 (琥珀のまたたき、密やかな結晶、博士の愛した数式くらいしか読んでないんだけど) この小説の主人公は、侏儒症とよばれる症状ですよね、おそらく。 しかも治療を受けられない貧困層か。 社会的弱者に光を当てるというか 社会的な意義のある作品を目指してるんだろうなあという感じ。 まっ、私が普段そういうことばかり考えてるからそういう風に読めるだけかもしれません。 読書って面白いなあ。 | ||||
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リトルアリョーヒンの棋譜は愛の言葉を紡ぐ詩、草原を渡る風の調べ、星座の間を流れ落ちる星の軌跡。そして小川洋子の描くリトルアリョーヒンの一生もまた同じ美しさを持つ。 | ||||
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母性や宗教に根ざす圧倒的な優しさで不条理な物語を淡々と描いていくこの作家には大きな可能性と幾ばくかの戸惑いを感じる。 先天的な肉体障害や、運命がもたらす不幸な日常生活の圧迫感の日々のなか、主人公が導かれていく無機質な満足感、自己満足的な充実感に嫌悪感すら感じる。 しかし自分の脳の片隅で、これは誰しもが陥る自己救済だと気づいてしまう。 この作家は神の技を見出したいのか。 | ||||
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体を折りたたんで収まる人形の中、地底や夜中に開催されるチェス、人の死や別れなど情景は暗いものの、小さい体の無垢で素直な主人公とチェスを通じた色彩豊かな交流に心が温まった。 | ||||
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モノクロで冷淡なチェスを題材に、詩的で艶やかな彩りで描く小川氏のセンスに脱帽。 読み進めるにつれ、まるでインディラと海の奥深くに潜っていくように世界観に没頭する。 驚く程小柄で唇から脛毛が生えた奇妙な男”リトル・アリョーヒン”が耽る空想は広大で切ない。 口数が少ない彼にとっての最大の感情表現方法はマスターとポーンが教えてくれたチェス。 チェスを通して盤下で奏でる交響曲が今にも聞こえてくるようなそんな素敵な作品でした。 | ||||
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読む度に思うが、小川洋子の作品は本当に自分に合っている。 物語が大きく動き始めるシーンでも、西洋絵画のように雄弁に(また時に押し付けがましく)作品が語りかけてくることはない。 ひたすら熱は裏に秘められ(しかしそれは確実に感じられる)、じっと静かに物語は進んでいく。それがとても私には気持ちいい。 この作品はチェスを知り、チェスを生きることになった少年のとても美しい物語。 私はチェスのことを詳しく知らないないけれども、恐らくそこに広がっているであろう美しい何か…それの片鱗を感じることができたような気がした。 もっと読み進めたいけれども終わって欲しくない、読みながらそう感じられた数少ない作品。 | ||||
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プールの底に潜って生きるような、静かで穏やかな物語です。 チェス人形なんて突拍子もない話かと思ったら、実在だと知ってびっくり。 小川洋子さんの本は初めて読みましたが、ファンになってしまいました。 | ||||
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「ブリキの太鼓」と「ギルバート グレープ」を足してチェス入門の本で味付けし、100倍に薄めたという感じ。 詩的とか静謐な美しさという評をみかけますが、そうでしょうか? 作為的で中途半端にグロで自己満足の垂れ流し。 生理的に気持ち悪くなる要素も勘弁して欲しい。 ぐちゃぐちゃになった一度も洗わないお婆さんの布巾とか、 物語に必要でしょうか。 デパートの屋上で一生を過ごすはめになる象、 狭間にはまってミイラになる少女、 プールの溺死体、 肥満のあまりバスから出られなくなった死体。 こんな不快なイメージを押し付ける感覚がわからない。 小川ワールド、扉を開けてみましたが早々に飛び出す結果となりました。 | ||||
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とてもおもしろい作品でした。先が気になってついつい読みふけってしまいます。 | ||||
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