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小説家の作り方
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小説家の作り方の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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率直な感想としては「う〜ん、惜しいな〜」と感じました。 読んでいくと最初はラノベで徐々にSFホラーになっていきます。 そのあたりの起承転結の承と転のギャップはすごく面白かったのですが、結が微妙でした。 こちらの想像に委ねた終わり方をすると言うか…ちょっとインパクトが弱い締め方だと思います。 というか[映]アムリタとほぼ一緒ですよね(笑) 「この世で一番面白い小説」を書ける小説家を作るにはどうすればいいのか?という命題に対して、作者なりの1つの解を提示したのかもしれません。 しかし論理的な説明が不十分でしたし、そこはラノベだから別にいいというのはちょっと甘えのような気がします。 結局ラノベとしては中途半端、一般小説としても中途半端な作品になってしまった感じです。 恋愛コメディかSFホラーかどちらかに絞り込んだほうがもっと面白くなったのではないでしょうか。 色々書きましたが野崎まど氏が好きな人は十分に楽しめる作品だと思います。 | ||||
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まずそこに説得力を感じない。 「ファンだから」で済ませてしまっていいものなのか・・・。 とにかく、なんだか全体的に消化不良感を覚えてしまいます。 またまた”天才”に頼ってしまいますし、”主人公の性格”が 結局どの作品も同じようなのも気になる。 野崎氏の自我が一番投影されてるからなのかもですが。 毎度のことながら、意外な展開があって・・・ これが、主人公の友人が覗いてるハッカーのフォーラムに関わってたとは 思いもよりませんでしたが。 で、このあともう一段来るんだろー? それは主人公が見そこなった、表紙が白紙の原稿の束だろう。 読みのとおり、紫嬢にアポをとるわけですが、そこで明かされたことは・・・ 元々途中から考えてたことだったので、あんまり意外じゃなかったなぁ~。 今作で看過出来ないのはこの一文。 「私のメモを読んだ方々は、人の形を保てなくなってしまったのです」 きっと、超越した自我が紡ぐ究極の小説は、人間を壊すものだろう。 主人公さん、あの原稿を見なくて正解やで(笑)。 | ||||
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