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真夏の方程式
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真夏の方程式の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全226件 81~100 5/12ページ
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おなじみガリレオシリーズ長編。 トリック自体は科学ミステリーというよりも なんか普通の探偵小説と変わらない感じ。 文章がすっきり読みやすい上、キャラクターや台詞が 本当に上手く造形/練られており、また本作では 情景描写も美しく、やはり出す本・出す本それなりの 部数がはける売れっ子なのだなとあらためて納得させられる。 加害者側が丹念に練られ、暖かい血が通っているのに対し、 よく考えると被害者側が薄っぺらい書割のようでしかないが メインが湯川と少年の心の交流だから仕方ないか。 | ||||
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ガリレオシリーズの中でも読後のモヤモヤ感が非常に強いです。 あの子供嫌いそうな湯川先生が、小学生との友情を育み、それゆえに真相に苦しむという話を書きたかったのは分かるんですが…。 (以下トリックについてネタバレ) 別の推理作家の方の短編で、トリックそのものは違うが、子供を騙して手を汚させたというネタは共通している短編があるのですが、 「何故子供を使った!後でその子が苦しむことは考えなかったのかこのゲス野郎!」 という刑事の怒りのセリフが印象深く残っています。 これが普通の反応じゃないかと思います。 湯川先生は、子供本人が真相に気づくようヒントを与えておきながら、子供の自主性を重んじるかのような顔をして真相を明かすかどうかの判断を本人に丸投げしてしまいます。 幼く無知なために利用されてしまったのは悲しい事ではあるけれど、少年本人がそれを気に病んでずっと抱え込んでしまうように仕向けるって酷いですよね。 突発的とはいえ自分の意思で罪を犯した16年前の犯人と、騙されて利用されただけの少年を、「秘密を抱えて苦しむ者」と同列に考えてるっぽいのも共感できない。 偏屈な大学教授と小学生の、心温まる一夏の交流は良かったのですが、 それだけに湯川先生は大人としてあまりに無責任ではないかと思いました。 | ||||
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映画は見ずに、読みました。 2013年8月上旬に読んだ為、映画の予告や既に映画を見た人の感想が ちらほら聞こえていたので、ある程度のストーリーは分かっていました。 おそらく、今読めば誰でも、「やっぱり」というストーリー展開とオチだと思います。 既に東野圭吾作品を多数読んでますし、容疑者Xの献身も読んでいるので尚更驚きは少なかったです。 しかし、唯一新鮮に面白いと感じたのは湯川先生と子供の掛け合いです。 全く裏表のない湯川先生が子供と対峙し続けると、こんなにコミカルになるんだなと感じました。 自身の感覚でしかないですが、徐々にお互いを認め、少しずつ変化していく様子はとても面白かったです。 それと、ストーリーの本筋から脱線しますが、開発と環境保護に関する湯川先生の見解は 素敵です。考えさられます。 以上です。 買って、読んで損はないと思います。 | ||||
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この「ガリレオ」シリーズは、被害者もさることながら、被疑者への憐憫を感じさせる作品が多いが、この作品もその例に漏れず、殺人を犯した者(その罪を背負って生きなければいけない者)への愛情に溢れています。 その人物描写やその心情の動きの描き方に、非常に魅力を感じます。その意味では、「ミステリー」の枠組みを超えてしまっている様に思います。 その一方で、こんな学者の存在が許されるような警察機構ではないだろうなと言う非現実性が、気にならないわけではありません。 それでも、読ませ感じさせてくれる楽しませてくれる作品であることは確かです。 | ||||
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東野氏の作品は今まで読み込んだものはどれも楽しんだのですが、こちらで初めて☆4つにしました。理由は(以下、ネタバレ注意): 1)容疑者Xの献身、からあまりにも湯川が変わった感がある(理由が、私には掴めませんでしたこの事件にもXにも追いつめられた若い女性が出てきますが、1人が贖罪に値して、1人はしないというのは納得できません...) 2)プロットが弱い(必然性が無い、もしくは低い) 3)東野氏の作品に期待する「あっと驚く」感が乏しかった ...ことです。こちらを湯川学シリーズ第一作として読んでいたら、その後読まなかったかもしれません。内容としては問題無く☆4つですが、東野氏にはもっと(手堅く☆5つを)期待したいところです。 | ||||
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自分はミステリー大好きです。 沢山のミステリー傑作を含め読んできました。 容疑者X〜も読みました。 そこから 捜査側の視点で描かれた小説であれば いかにして トリックや動機を突き止めて犯人を逮捕するかで1巻と思っているし、 犯人側からの視点で描かれたものであれば その反対に犯人がいかに巧みに 逃げ切るかがポイントであると思っています。 翻るに この話は捜査側の視点で終始話は進むのに 結果は捜査側が 犯罪者側の気持ちを 勝手に汲みとり、事件の事実を突き止めず、真犯人に同情して終わってしまっている。 この作者現在の日本ミステリー界においては 売れっ子だが、 本作では ネタ切れの感じを受けた。 | ||||
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久しぶりに東野圭吾を読んだけど、夢中になって本屋で最後まで立ち読みしてしまった。 プロットがよくできていて、キャラも立っていて、スピード感もある。 すばらしいとしか言いようがない。 難をいうとすれば、最初の殺人が起こった動機が弱すぎて、殺人一家の完全犯罪みたいになってしまっていて いまいち、感情移入できなかった。 警察をだまくらかすタフな一家に何を同情すればいいのか? 被害者の立場はどうなるんだと言いたくなった。 もう一点、これはいつものことながら、天才物理学者の科学的考察が高校生のクラブ活動レベルなのは仕方ないとして 肝心の湯川の推理の根拠が何も示されないと推理小説を読んだ気がしない。 天才は論理なしで推理できるから天才ということだろうか? | ||||
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久しぶりに本屋に行ったら 山積みされていたので、 買って読んでみた。 いつものようにスラスラ読めて、 東野さんの本はいいなぁと思ったけれど 殺人の動機とか、トリックの種明かしが、 いまいち切れがない感じがした。 買って損はないが、 いつもに比べて満足感はいまいちかなぁ。 | ||||
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映画を見てから、小説を読みました。レビューは、映画との比較になります。 小説も面白かったのですが、私は映画の方がより良かったと思います。 映画と小説は、ほとんど同一のお話ですが細部が違います。 東野圭吾の小説の特徴として、淡々とした語り口が挙げられると思います。 「真夏の方程式」においても、物語は淡々と進行します。 これと比較して、映画は魅せることを意識した構造になっており、人間ドラマが見栄えするようになっています。 本作では、物語の背景に流れる、人と人との愛憎が大きなポイントになっているので、小説でももう少し掘り下げた描写が欲しかったと思いました。 | ||||
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実写版は、いつも嫌いなのでみていません。 ガリレオシリーズの文庫は、全部買っています。 シリーズのなかでは、読んだ感想は、ふつうかな | ||||
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読みやすさとトリックの現実性は「聖女の〜」よりは上だったと思います。 湯川先生は犯人と共犯(?)のためを思ってあえて追及はしなかったのですが きちんと殺人を自首させなかったのはやはりダメだったと思う。 湯川先生は人を殺したことがないのだから、罪の意識を背負うことの辛さは わからないはず。 今回の共犯者は自覚がないのだから無理にその辛さを背負わせる必要はないの ではないかと思いました。 一方、真犯人はウソをついて「事故死」として自首してしまった。 また真犯人の配偶者。こいつが一番の悪者。ウソをウソで塗り固めて娘にも 一生の傷を負わせてしまった。(16年前の殺人が起きた原因もコイツ) 被害者はまったく罪のない人なのにこれでは報われない。 | ||||
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迅速丁重な対応有難うございます また何かの機会が有りましたらよろしくお願いします | ||||
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個人的にはこの話の登場人物が湯川学シリーズである必要性はあまり無いように感じますが、人物の心情などの細かい描写はさすがだと思います。 聖女の救済といい、ガリレオシリーズはこういった叙情的な物語の傾向なんでしょうか? トリック自体は「容疑者X」を越えるものでは無いと思います。 | ||||
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地味ではあるが、なかなか筋が読めないストーリー展開となっている。綺麗な海だが、だんだん寂れてきている海岸で一人の初老の男の死体が海岸で上がる。当初事故死と思われたが、その男が元刑事であることから解剖されると一酸化炭素中毒で死んだことが判明、やがて海の家の経営者夫婦と環境保護運動家が事故で死んだ男を海に捨てたことを自供する。地元の警察はこれで事件も一件落着と終わらせようと思ったが、何故この元刑事の塚原はわざわざこんなところに来たのか。ここに16年前の殺人事件が絡んでくることが分かる。当時彼がホステス殺しとして逮捕したのは仙波という男。既に刑期を終えて出てきているが、不治の病で残り数ない命。湯川、草薙、内藤といういつものメンバーがこの謎ときを始める。やがて、16年前の殺人は仙波がこの海の家の経営者の母娘をかばって犯人になったことが分かってくる。昔の罪を隠すためにさらに罪を犯す海の家の経営者。エンディングもなかなか切ない。 | ||||
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という思いがやはり残った。 罪を犯した人がのうのうと生きる・・・という点では「幻夜」と同じく後味が悪かった。 しかし、これもまた著者の仕業(しわざ)なのだろうとも思った。 著者の作品としては、それほど上位とは言えない中程度の作品。 特に元刑事が殺害されるに至る、犯人の動機が今ひとつであったことが、 やはりしっくりとこなかった。 また、思わせぶりなシーンの記述がいくつかあり、それはつまり説明めいていて気になった。 それでも美しい海、小さな海辺の町、夏の情景があり、魅せられて一気に読んだ。 これは映画のための作品?だったのかも知れない。 | ||||
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言わずと知れたガリレオシリーズ。TVでの福山雅治氏のはまり役。映画を観るか、文庫を読むか、悩んだ挙句、まず文庫を読むことに。実に面白かった。次は映画館で鑑賞。続編もますます興深くなってきた。楽しみにしています。 | ||||
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著者の作品の水準からすると、並かそれよりやや落ちるくらいかなとは思います。 評価が低い人の意見も納得です。 ただ、この作品は、舞台となる町の描写が美しく、夏休みで親戚の家に預けられる少年と湯川の交流もほほえましいです。 ロケット打ち上げのシーンが最高でした。少年の視点を通じて夏休みを疑似体験するかのような。 玻璃ヶ浦に行ってみたくなる、そんな作品です。 そういう意味では映画向けなのかもしれませんね(まだ見ていませんが)。 夏の太陽の魔法ですかね。冬に読んだら「なんだこりゃ」ってなるかも。 | ||||
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東野作品はほとんど読んでいます。映画を観る前に原作を先に読みました。 | ||||
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ガリレオのファンでとても面白く 読ませていただきました。スリルと サスペンスがとてもよかったです。 | ||||
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ガリレオの映画! 随分前に読みましたが 結末もちょっと意味深。 読み進めていくとやっぱりわかりやすく風景が浮かびます。 一気にとは読めませんでしたが、楽しくかったです。 ドラマ2013年のドラマはちょっと不完全燃焼だったので 映画に期待!! 杏さんとの共演「実に面白い」見てみたいです。 | ||||
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