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真夏の方程式
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真夏の方程式の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全230件 21~40 2/12ページ
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| 子供に生きる上で大事なことを伝える。子ども扱いしないから一見冷たく感じますが、実際は今後のことも含めた上での答えを示す。ガリレオ教授は大変優しい人と思う。映画も良かったです。 | ||||
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| グレイト | ||||
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| ガリレオシリーズを初見で一から全部読みましたが、真夏の方程式が一番好きな物語です。 東野圭吾が主人公を通して読者に言いたい事が一番伝わってきました。 結構長めの物語ですが、単純な事件ではなくかなり複雑に様々な人間の心情が絡み合っていて多角的な視点で話が進むので面白かったです。 前巻の聖女の救済も面白かったですが、同じことの繰り返しで微妙だったので、真夏の方程式も読む前は分厚いなぁと思って読むことが億劫でしたが、いざ読んでみると一気に読了できました。 読みながら自分も推理してましたが、自分の推理は全くあってなかったです。 個人的には容疑者Xの献身より面白かったです。僅差ですが。 ガリレオシリーズを読んだことがなく、真夏の方程式単体を読むのと、ガリレオシリーズを一から読んで真夏の方程式に辿り着くのでは、主人公に対する感情は全然違うのかもしれません。 そこがこの小説の評価の分かれ目かもしれません。 主人公的に言うと、先入観を持っているのといないのでは事件の様相は全く違ってくると言う感じです。 単体で読むなら容疑者Xの献身が一番ですが、ガリレオシリーズを通して考えると真夏の方程式が一番満足できました。 この真夏の方程式に関してはガリレオシリーズの最初から読んでたどり着いてほしいです。 正直モヤモヤは残りますが、その感情をどうすればいいのか、最後に主人公が少年を通して私たちに教えてくれます。 | ||||
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| 読みたくなりました。 いつもクールなガリレオが たまに見せる奥底のやさしさに惹かれました。 話がそれるけれど、杏ちゃん がんばって! | ||||
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| 精密に組み立てられたストーリーの中から、人が生きる哀しみと愛おしさが浮かび上がります。見事だと思います。トリックも人物関係もかなりシンプルです。これらが人工的過ぎたり、複雑過ぎると、テーマとずれてしまうのですよね。そのバランスが絶妙だと思います。子供嫌いの筈の湯川がある少年と出会い触れ合い、「君は1人ぼっちじゃない」と語りかけ別れるエンディング。もちろん、べとついた雰囲気は一切ありません。だからこそ、泣かせます。薦めます。 | ||||
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| とてもきれいです よかっです | ||||
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| 原作と映画は違う作品と考えて良いのですが、どちらも面白いです。 時間的に制限が有る映画よりも、当たり前ですが丁寧に書かれています。 冷静に考えれば何故にと思う箇所も多々ありますが、そこはフィクションと東野ワールドという事で(^^; ただ、年端もいかない子どもに片棒を担がせるのはねぇ…その葛藤が物語の肝でもあるのですが。 面白かったです。 | ||||
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| 『ガリレオ』シリーズの1つ。 とある海辺の町に起きた変死事件が、過去の殺人事件とつながり、2人の「子ども」の人生を揺さぶり、大人たちは彼らを必死で守ろうとする。 だから、“ガリレオ”も悩む。 | ||||
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| 諸事情により、『沈黙のパレード』読了から少し間を開けて拝読。 ガリレオシリーズ六作目、長編としては三作目。『容疑者Xの献身』『聖女の救済』がともに都会近郊での物語であるためか、少し雰囲気を変えて、田舎の港町が主な舞台となっている。あらすじだと湯川だけしか出てこないように見えるが、草薙も内海も間宮も多々良もちゃんと出てくるので安心してほしい。 映画化もされて知名度も高い本作だが、ガリレオシリーズの中ではかなり異色。というのもこの作品は、すべてのことがらにおいて警察側が完全に敗北しているというのが特徴的なのだ。草薙たちの奔走と湯川の推理で真相解明にはたどり着くが、それを裏付ける証拠がない。かといって責められる人間がいるわけでもないため、迂闊に捜査をすることもできない。形式上では解決したが、実質的には迷宮入りだ。 もちろん敗北したからといってミステリーとして失格かというとそんなことはなく、恭平とその親戚、仙波が織りなす複雑で悲しい人間ドラマは見事としか言いようがない。序盤こそ登場人物の多さに頭が混乱するが、犯行に至るまでの背景が徐々に明かされるにつれ、寝る暇も惜しくなるほど物語に没入できるだろう。そういう意味では、『真夏版 聖女の救済』といっても過言ではあるまい。 先ほどは書き忘れたが、この作品の特徴として挙げるべきなのはやはり「恭平」の存在だ。この子がいることで難しい物語のはしやすめができるし、子供の目線から事件を見ることで親近感も沸く。湯川との実験のたびに見せるひねくれた態度も、「僕は海に行ったという実績が欲しかっただけ」というセリフも、なかなかませていて面白い。(だからこそ最後の最後で度肝を抜かれたが。) トリック暴きに専念するあまり義理人情の描写を欠いてしまう、というのはミステリー小説において散見されるが、今作はむしろゴリゴリに義理人情を押し出した作品。「どんな問題にも必ず答えはある」「君は一人ぼっちじゃない」 という湯川の言葉は、この作品の象徴と言ってもいい。恭平くんのこれからの人生を考えると心苦しくなるが、あの湯川と対等に渡り合えるような少年だ。きっとどんな苦悩でも乗り越えられると信じている。 暑くなってくる季節ということで、昼休みなどの空き時間に少しずつ読み進めてはいかがだろうか。暑さを忘れられる面白さであることを保証する。 | ||||
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| このガレリオシリーズは実写版では福山雅治氏が主人公の湯川学を演じていることもあり、ご存知の方も多いと思います。 著者の東野圭吾氏は、既に推理小説家?ミステリー作家?としては紛れもない第一人者だと思うのですが、自分はそこまでファンではないかなぁ~。勿論、氏の作品を全部読んでいる訳ではないので、感想が偏っているのかもしれませんが、内容が少々暗い。また、伏線が非常に長くて、徐々に盛り上がる形ではなく最後に一気に種明かしというのが多い気がします・・・(推理小説なんだから当たり前だろ!と言われれば、その通りなんですが 笑) 本作も、間違いなく、「読み始めたら止められない徹夜本」なのですが、前述の通り結末に辿り着くまでが少々冗長な感じを受けてしまいました。 主人公の湯川学は帝都大学物理学の准教授。海底鉱物資源開発計画のアドバイザーとして玻璃ヶ浦と云う海が最高な美しい町に招聘されます。相変わらずのへそ曲がりの湯川は計画推進派が準備したリゾートホテルに泊まらず、鄙びた昔からの民宿に宿を変え、そこで事件に巻き込まれます。 酒に酔っぱらった宿泊客の一人が崖から転落して死亡。地元の県警は、ただの事故として処理しようとしますが、身元照会しているうちに、引退した元捜査一課の刑事という事が判明。死亡した刑事にかつて薫陶を受けた管理官が、事故という事にどうしても納得できず、湯川の同級生である現捜査一課の草薙を動かし、裏取りに当たらせます。徐々に浮かび上がる被害者と民宿家族との接点。草薙が集めた話と湯川の推理が合致した時、全ての点が一気に線になります。 「そういうことだったのかー!」という納得感はありますが、爽快感があるかというと、うーん、そこは若干微妙な感じかもしれませんね・・。 | ||||
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| 映画を見て、かなり良くできていたので、原作ではどう描かれているのか知りたいと思い、購入。 読んでいて、”これは、映画の前に読んでおきたかったな”と思った。 この物語は、先行きを知らないまま、登場人物たちと一緒に、その時空間を共有したいと思った。 | ||||
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| この作品も人情悲劇と言えよう。ファンにとってはお決まりの設定だが、それを書くとネタバレになるのでここでは避ける。期待しないで読み始めたが、意外と面白く、東野氏の弱者に対する温かい眼差しも垣間見れて、とても感動した。 | ||||
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| 映画も見ましたが、本の方が登場人物や内容が丁寧に細く書かれていて面白っかたです。 | ||||
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| この所どうレビューしようかと考えながら小説を読むのだが、この作品は草薙刑事など主だったキャラが出揃った辺りで、4以上の評価だなと確信した。もちろん作為的に登場させてるんだけど、設定が巧みで無理を感じさせない。そして中心となる少年が湯川と出会って価値観を揺さぶられながら、一夏の経験で大人へと成長してゆくのが、実に雰囲気良く表されている。1人称ではないが、この少年の立場で様々な出来事が見えて来る巧みな構成はさすがの職人芸だ。 そしてそんな読み方が叙述トリック的効果となったのだろう。正直な所この人物が真犯人だなんて明かされるまで1秒も思ってなかったので、驚くと言うより狐につまれたような気分に陥った。この結末が倫理的にどうかと言う意見があるのは十分理解出来るけれど、東野圭吾の巧みに作り込んだミステリをガッツリ堪能した私としては最高評価である。巧みな設定と、映像化に向いた抒情性、湯川と少年の触れ合いが心に残る。 | ||||
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| 序盤の伏線、それが徐々に明らかになる過程、 東野ミステリーらしいです。 フーダニット、ハウダニット、ホワイダニット、全要素が詰まってます。 | ||||
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| 真夏の方程式は映画公開の時に観て以来で原作を初めて読みました。湯川を『博士!』と呼ぶ恭平との一段は読んでいて微笑ましかったです。ただ最後のトリックの真相はちょっと酷な表現だったと今でも思います…。 | ||||
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| どんな内容だったかすっかり忘れていたし 読み終わった今も何も思いだせず まるで初めて読んだように楽しめました。 主人公?が子供ということでミステリーだけでなく 人生の教訓のようなものも湯川から学んだような気がしました。 物理には全く興味ありませんがそういう読者も 楽しめるような本を書く圭吾はホントにスゴイと思います。 | ||||
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| 結末はネタバレになるので記載しませんが、 最後の展開は好き好みで分かれそうかなと思います。 スッキリとした爽快感はないかな。 ただ、ゆっくり消化していけば良い心地になります。 | ||||
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| ミステリーや刑事ものとしてのオチは腑に落ちないです。 けれども、そもそもガリレオシリーズがミステリーや刑事ものとしての王道から敢えて外れることをコンセプトとした作品群ですし、まあいいんです。 今回は湯川教授と少年の2人のキャラを、それを取り巻く夏休みの環境の描写に力が注がれていると感じました。 手に汗握るような伏線回収劇もなければ、トリックも単純明快です。 しかし、夏休みの描写としては非常に繊細であると思います。下手に詩的な文が入ってこない分、詰め込まれた夏休みの要素をフィルター無しで読むことができ、読中には懐かしさが湧きおこり、読後には自らがパラレルな夏休みを体験したかのような感慨深さに包まれました。 そんなノスタルジーを求めて本書を手に取られた方にとっては、大変満足できる1冊なのではないかと思います。 | ||||
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| 先に映画を見て、えーってなって、うそぉって、本も読んだ。けど、まんまで、びっくり。なんとなくすらすら読めてしまうんだけど、これでいいわけ? これでいいのだ、って、話の中で言われちゃうと、よけいだめだよっておもう。だって、被害者はどうするの。容疑者Xでも、被害者は捨て駒みたいな扱いで、加害者をかばうのがいいみたいなところにひっかかったけど、これはいよいよだめ。みんなに愛されてるんですて言っても、やっぱり納得できない。けっきょくもみ消しじゃないの。こういうの、許しちゃいけないとおもう。フィクションでも、こういうのがうけるとおもってる神経が信じられない。なにはどうあれ、罪は罪。最終的に執行猶予や情状酌量になるにしても、きちんと逮捕されて裁判は受けるべきだとおもう。 | ||||
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