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真夏の方程式



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【この小説が収録されている参考書籍】
真夏の方程式
真夏の方程式 (文春文庫)

真夏の方程式の評価: 3.86/5点 レビュー 225件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 1~20 1/2ページ
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No.27:
(2pt)

間違った親心

最後まで腑に落ちない。
被害者が悪くて、娘は正当防衛で、殺人を犯したのではないかと、どんでん返しを期待してたのに。

子供が罪を犯したら、償わせるのが親。
これでは、また同じことしたら親が肩代わりする。負の連鎖がつづくのではないか?

成美が、こんなにまっすぐ成長するのが不思議でならない。

仙波は間違っているよ。
娘の幸せを願うなら娘に罪を償わせて、見守るのが、大変だけど、娘は真っ当な人生を歩んでいくと思う。

最後に憤りを感じた小説だけど、おもしろくて一気に読んだのも、正直な感想だ。
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No.26:
(2pt)

作品は非常に素晴らしい!でもこれは新品か??

とてもではないが
新品とは思えない
中古品と言っても過言ではないようなハードカバーの擦り切れ 四方の折れ具合

まぁ10年前の作品だからしょうがないとは思うがー
やっぱりざんねんー
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No.25:
(2pt)

小説としては最後まで読ませられたが、これが解決かと問われると「……」

相変わらず読みやすい文章で、複数の人物がそれぞれの視点と立場のなかで事件を追い展開していく手法は、最後まですんなりと読ませていただきました。
が、しかし。

(以下、ネタバレ注意)

十数年前の事件と、今回の事件、関わってしまった両者にとってのこの結末は、とても美しく考え深いようでいて、実態としては何も解決されてないですよね?
むしろ十数年前の事件で大人たちがエゴにエゴを重ねた結果が現在の事件を引き起こしたとも言えるのに、それと同じ轍をまたもや踏ませてしまっているようにしか見えません。一緒に考えよう君は一人じゃない…というのには何の意味もないですよ、実際。
いったい時間かけさせて何を考えさせるんですかね?
自分にこの重荷をなぜ背負わせたのかを一生考え続けるその意味をですか?
そのあたりがもはやファンタジー、大人の都合、現実からいきなり乖離した頭でっかちの結末になってしまっているので、この最後の最後でモヤっと感がものすごいまま強引に爽やかに終わられてしまったみたいな…(遠い目)

小説として最後まで上手く成立はしていたものの、物語の収束のさせ方としてはあまりにナンセンス。
以上が星2つの理由です。
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No.24:
(2pt)

評判ですが

内容的にはこれで良いのですか???って終わり方なような気がします。
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No.23:
(1pt)

この結末は..

夏の季節を一緒に過ごしているような雰囲気の感じる小説でしたが結末が..良くないかと。動機の切なさだけで罪を逃れてしまう流れには共感できませんでした。殺された元刑事と利用されてしまった子供があまりにも可哀想過ぎました..。
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No.22:
(2pt)

これは酷い

東野さんの小説はほとんど読んでいますが
これは最下位にあたる・・かもしれません。

大好きな作家さんなので、とても残念です。
理由は他の方もおっしゃっているように
身勝手な家族ばかりが際立って、本来の作者の
糸するものが最後まで伝わってきませんでした。
何とも後味の悪い作品でした。
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No.21:
(1pt)

何一つ真実は明らかにされない

大体のストーリーは他の方が書いていらっしゃるので。
この小説の一番の問題点は「真実」は全て登場人物の回想の中でのみ語られ、警察や湯川先生側には一切伝わっていないと言うところだと思う。
当事者以外が知りえるのはあくまで捜査から得た事柄を組み立てた「推測」のみ。
それを後半回想シーンが続く事で読者を含め当然みんなが知っているかのように扱われている。
極論を述べてしまえば、この事件自体宿の主人が言う様に殺意が無い業務上過失致死でしかない可能性がある。
というか、それが最も自然な結論のような気さえする。
真実が何も裏づけされない中発せられる湯川先生の最後の台詞は、自分にはあまりに不自然極まりないものだった。
「読み物」としてはテンポもよく文章も読みやすい。
ただ「推理もの」という分野の小説として読むと残念ではあった。
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No.20:
(2pt)

読後感は最低。

以下、ネタバレを含みます。
他の方々の感想にもある通り、今回の作品はあまりにも加害者側に寄りすぎていて、被害者やその家族、関係者の感情は完全に無視されています。
けれど、いつも自分達家族の事しか考えていない、あの一家の、一体何に同情すればいいのか私にはわかりません。
2度目の罪を償う機会をも放棄したあの人達に、未来なんてあるのでしょうか。やっぱり私にはわかりません。
作品としては、真相を明らかにしていく過程や、湯川先生と子どもの交流など見所が沢山あっただけに本当に残念です。
読後感は最低と言わざるを得ません。
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No.19:
(2pt)

面白いには面白いのだが、ミステリとしては?

東野のガリレオシリーズ長編。
とある海辺の町で見つかった事故死と思われる遺体。たまたま同じ宿に居合わせたガリレオ先生は案外積極的に事件にかかわっていくのだが、やがて判明する意外な事実、警視庁の捜査で掘り起こされる過去の事件、そして・・・というややサスペンスタッチの作品だ。

なかなかサスペンスフルで面白い小説なのだが、冷静に思い返してみると・・・さて。とんでもないトリック?快刀乱麻を断つ推理?読者から見てあぁーやられた感?どれもなんともパッとしなくて。ミステリとしてはどうなのか。確かに人物描写は面白い。ガリレオ先生の発言の変人ぶりやら、小学5年理科算数へのオーバーテクノロジーな教え方、科学調査と自然保護の軋轢やらと、突っ込みながら読むには事欠かない面白さがある。まぁその一部が伏線にもなってはいるのだが。。。

もともとガリレオシリーズは、あまりトリックトリックしていなくていわゆる松本清張の流儀も取り入れているようなので、そこを指摘してもという話もあるのだが、「聖女の救済」でどかんとやられた後だけに、ちょっとがっかり感あり。
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No.18:
(1pt)

罪悪感+秘密=重荷が2倍

最後近くまで、おもしろく読めました。でも、結末がひどすぎる。
すべてを明るみに出せば、そりゃそのときはたいへんでしょう。あるレッテルが、生涯ついて回るかもしれない。それでも、「罪悪感+秘密=2倍の重荷」を背負い続けるよりはマシ。罰せられるべき人が罰せられ、謝るべき人が謝罪すれば、重荷ははるかに輕くなるはず。出口のない罪悪感を抱かされ、背負ういわれのない秘密を背負わされた人生では、やがてすべてがぶつけ所のない怒りとなって心身をむしばむのは明らかです。
といったような疑問だらけの結末を、湯川先生は選択するわけですが、それがたいそう訳知り顔なのにうんざりします。
それに、誠実で善良だった被害者も浮かばれない。まあそれは、湯川先生の関知するところではないのかもしれないけれど。
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No.17:
(1pt)

読後感がひどい

ガリレオシリーズの中でも読後のモヤモヤ感が非常に強いです。
あの子供嫌いそうな湯川先生が、小学生との友情を育み、それゆえに真相に苦しむという話を書きたかったのは分かるんですが…。
(以下トリックについてネタバレ)

別の推理作家の方の短編で、トリックそのものは違うが、子供を騙して手を汚させたというネタは共通している短編があるのですが、
「何故子供を使った!後でその子が苦しむことは考えなかったのかこのゲス野郎!」
という刑事の怒りのセリフが印象深く残っています。
これが普通の反応じゃないかと思います。
湯川先生は、子供本人が真相に気づくようヒントを与えておきながら、子供の自主性を重んじるかのような顔をして真相を明かすかどうかの判断を本人に丸投げしてしまいます。
幼く無知なために利用されてしまったのは悲しい事ではあるけれど、少年本人がそれを気に病んでずっと抱え込んでしまうように仕向けるって酷いですよね。
突発的とはいえ自分の意思で罪を犯した16年前の犯人と、騙されて利用されただけの少年を、「秘密を抱えて苦しむ者」と同列に考えてるっぽいのも共感できない。

偏屈な大学教授と小学生の、心温まる一夏の交流は良かったのですが、
それだけに湯川先生は大人としてあまりに無責任ではないかと思いました。
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No.16:
(1pt)

方程式が成り立たない

自分はミステリー大好きです。 沢山のミステリー傑作を含め読んできました。 容疑者X〜も読みました。

そこから 捜査側の視点で描かれた小説であれば 
いかにして トリックや動機を突き止めて犯人を逮捕するかで1巻と思っているし、
犯人側からの視点で描かれたものであれば その反対に犯人がいかに巧みに
逃げ切るかがポイントであると思っています。

翻るに この話は捜査側の視点で終始話は進むのに 結果は捜査側が 犯罪者側の気持ちを
勝手に汲みとり、事件の事実を突き止めず、真犯人に同情して終わってしまっている。
この作者現在の日本ミステリー界においては 売れっ子だが、 本作では ネタ切れの感じを受けた。
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No.15:
(2pt)

こりゃないわ・・・

初めから今回はちょっと怪しいなと思っていたが、どこかでうまく盛り上げてくれるのではないかと期待していました。
登場人物がみんな浅はかで動機や人間ドラマがひどいと思いました。
シリーズはしばらくいいかなって感じです。
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No.14:
(2pt)

これはちょっと…

長い割にはこじつけ感がありますけど、このシリーズはこんな感じなんでしょうか?

殺しに肩入れしたくなる理由が見つからないし、殺さなくてはならないほどの秘密?
殺人を擁護できる理由もなく、とても後味が悪い。
海とか夏とか、そういった要素でなんだか切ない風にしていますけど、
ただの自分勝手な家族の話にしか思えません。
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No.13:
(1pt)

これはアカンでしょ

犯した罪は、その重さにみあった罰を受けて償うべきではありませんか?でないと亡くなった人が可哀想すぎます。どんなに酷い人でも、怒りに任せて殺していいなんてことはないはず。なのに社会的に裁かれることもなく、しかもそれを隠すためにまた別の大罪を犯して、それもまた、ある人の人生を守るためにと、結果的にそれで主犯の罪が軽くなる…そんなん、許されることでしょうか?絶対アカンと思いますが。
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No.12:
(2pt)

読み物としては○、ミステリとしては×

ガリレオシリーズ自体は数点しか読んだことがないが、
この作品は、
読み物としては面白いし、一気に読めるものだった。

だが、
ミステリーとしては、面白くなく、
読み終わった後も、何か物足りない感じで、
容疑者Xや、聖女の救済なども読んでいるがそれら以下であった。

あと、これ映画になるらしいですが、映画前提ですかね?
だとしたら、0点に変更します。
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No.11:
(2pt)

反比例

まず、この結末が東野作品らしくないということ。
いままでの湯川だったらこういう結論を出すか?
だんだん映像化される前提で書かれてきているのではないかと残念。
加賀刑事シリーズが、主人公の成長著しいだけに、ガリレオはその人気に反比例して
湯川の持ち味が損なわれてきている気がする。
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No.10:
(2pt)

動機に納得出来ないと厳しい

やや期待はずれでしたが、予想以上に他の方の評価が高くて驚きました。
以下、ネタバレの要素を含んでいます。

過去と現在、2つの殺人事件がありますが、どちらも動機が弱すぎるように感じました。
簡潔に書いてしまうと、「脅されたから殺した」「過去を知ってるようだから殺した」。

そのため、事件の経緯に触れる際の湯川の言動についても、
(著者の)言い訳めいたものに感じられてしまいました。
過去の事件の発端となる出来事も、厳しく言えば「自業自得」です。

大掛かりなトリックはないので、
動機に納得出来ないと厳しいでしょう。
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No.9:
(1pt)

大人のエゴ

納得いかないし危険な作品だと思います。大人の都合で犯罪を容認するのは本だからと言ってもエゴではないですか。殺人という犯罪で犯人が守られる理由が本に描かれている内容だとすると、二人の被害者の立場はどうなるのか?大人の事情で犯罪に子供を巻き込み、子供の成長に判断を託すのも納得はできない。
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No.8:
(2pt)

ダメ。

出版されてすぐに読んではいたが、映画化されるというのは驚きだった。
「聖女の救済」はドラマでお茶を濁すつもりだろうか?

ということで本作だが、正直厳しい。個人的にはガリレオシリーズとしては最低の出来と言わざるをえない。
何より本作は東野圭吾らしさがないのが致命的だと思う。

私の思う東野圭吾らしさとは、基本的には「わかりやすさ」「納得感」といったことである。
読み終わって、「後味が悪い」「ひねりが足りない」、とかだったらこれまでもないことはないが、
「どうも納得いかない」という話はこの作家には極めて少ないのではないか。

この作品はどうも納得がいかない点が多過ぎる。

どうしてある登場人物は、あの場所で全く意味のない(むしろ本人にとって有害な)余計なセリフを吐いたのか(あろうことかそれがために''されてしまうのだが)とか、どうみてもあんなことをするとは思えない人物がなぜあんなことをしでかしてしまったのか(どう考えても、そのまま相手の言うことに従った方が得策だったとしか思えない)など、ネタバレにならないように言うとほとんど意味がわからないことも恐らくお読みになった方にはご理解いただけるのではないかと思う。

そもそもガリレオって最後にあんなコトするキャラじゃなかったはずなのだが・・・という思いも強い。

こういった点が映像化した場合にどう処理されるのか(まあ、最後のなんかは映像化すればそれなりにまともなものになるかもしれないが・・・)

個人的には映像化は「聖女」が先、と思っていたが、まああまり期待せずに見に出かけることになるだろう。
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