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真夏の方程式
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真夏の方程式の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全230件 1~20 1/12ページ
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| 作品の舞台となる玻璃ヶ浦(はりがうら)へと向かう列車の中、小学五年生の恭平(きょうへい)が物理学者の湯川と出会う冒頭のシーン。「夏休みを送る少年と、面倒臭い物言いをする頭脳明晰な博士との出会いを描いたこの場面は、何だかとてもいいなあ」と心にとどめながら、この作品を読んでいきました。 どこがとは言えませんが、著者の作品『容疑者Xの献身』(ガリレオシリーズ)や『祈りの幕が下りる時』(加賀恭一郎シリーズ)に通じるものがあるかなあと、以前読んだ二作品のこと、何度か脳裏をよぎりました。 古傷がうずくような痛切な味わいのミステリーなんだけれど、冒頭につながるラストがとても素敵で、心が救われました。 「印象に残るラストシーンだなあ」と、読み終えた後もしばらく、寄せては返す波のような余韻に浸っていました。 | ||||
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| 問題ナシ。上等でした。 | ||||
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| ほかの方も書いていますが、容疑者Xを経た湯川先生だからこその選択。容疑者X以降のガリレオシリーズに思い出すシーンが何度も登場するし、あの事件がいかに大きな影響を湯川先生に与えたのか伺い知れる。 湯川先生は科学的で論理的で、きっと相対する人によっては偏屈な先生に見えることもあるんだろうけど、その中に深い人間味が垣間見えるのがとても魅力的。それゆえにもっと湯川先生の話を読みたいと読者に思わせる東野圭吾もすごい。 | ||||
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| 品質は良い物でしたが、注文時に表示されていた最遅納期よりも更に2日遅く届いたのが残念でした。 | ||||
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| 容疑者Xの献身を経てからの心境の変化が分かる一冊だった。 成美や恭平少年の人生を思っての選択に感動した その一方事件の元凶の身勝手な選択のせいで周りの人間だけが不幸になってるのがモヤモヤする | ||||
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| 物理学者・湯川学と草薙・内海刑事が事件の謎を解くストーリー。美しい海の町と東京の現在・過去が交差し、少年が博士と周りの大人を通した夏の経験などが巧みに描かれる。愛する人を守り抜く切なさと強さが、人の情にも感動的でした。ドラマや映画を知らなくても映像が目に浮かぶような素晴らしい筆致。ちょっとした科学知識なども楽しい。 | ||||
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| ●全体的に起伏の少ないストーリーで、軽くサクサク読めライトノベルのよう。色々な人物が多方面にわたり動き回っているが、誰が主人公なのかオーラが弱い。湯川博士も借りてきた猫のようで非常におとなしい。 TV番組に登場した有名な男性歌手のイメージとはかなり遠い。謎解明の大仰なプレゼンもなく、主な登場人物の回想や独白にまかせている点も緊迫感の弱さに繋がっている。 最後の最後に与えられた方程式。あんな難しい方程式なぞ解けるわけがない。いや方程式ですら無いのではないか? | ||||
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| ハードカバーの表紙をとても気に入ったので、Amazonの京都ブックストアにて新品で購入。 しかし、箔押し加工が剥げていたり、背面にキズがあったりした。新品のつもりで購入したので残念だった。 | ||||
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| 偏屈物理学者と偏屈少年の出会い。「誰かの人生がねじ曲げられようとしている」とつぶやく湯川。誰の? 子どもを守ろうとする大人たち。だが元はといえばその大人たちの身勝手がそもそもの原因になっているのだが…。湯川は湯川なりの方法で彼らを守ろうとする。 | ||||
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| 最後まで腑に落ちない。 被害者が悪くて、娘は正当防衛で、殺人を犯したのではないかと、どんでん返しを期待してたのに。 子供が罪を犯したら、償わせるのが親。 これでは、また同じことしたら親が肩代わりする。負の連鎖がつづくのではないか? 成美が、こんなにまっすぐ成長するのが不思議でならない。 仙波は間違っているよ。 娘の幸せを願うなら娘に罪を償わせて、見守るのが、大変だけど、娘は真っ当な人生を歩んでいくと思う。 最後に憤りを感じた小説だけど、おもしろくて一気に読んだのも、正直な感想だ。 | ||||
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| 湯川と子供とのやりとりが微笑ましかったけれど 恭平の年齢と考え方でこの結末は無理があるのでは… あと単純に、ひどいな巻き込むなよ、と思いました 海のキレイさが文章だけなのに思い描け、なんだかんだおもしろくはあったです | ||||
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| 衰退する夏のリゾート地を舞台に起きる殺人事件。美しい描写とスピード感で展開。 | ||||
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| 真夏の寂れた海水浴観光地。環境保護に奔走する成美や、保護団体のリーダー沢村。成美の同級生の刑事西口。成美の実家、緑岩荘のオーナー夫妻で成美の両親の節子と重治。成美の従兄弟の小学生恭平。登場人物たちは、それぞれ誰かを想い誰かの為に行動しています。今作では湯川先生も共に過ごす恭平へのある想いを感じます。起きている事実は美しい事ではない、美談にはなり得ないものの。それぞれの心情には心を動かされるものがあります。 前半、ゆっくりと進む背景描写と人物描写。美しい海の町に浸りながら、優しい人達に触れ合い、小学生と湯川先生の夏休みを追いかけていると自分も夏休みで玻璃ヶ浦に滞在している錯覚に陥ります。 しかし、後半物語が進んでいくと登場人物たちの想いが複雑な事実を生み出していってしまい胸が締め付けられます。たどり着く決着。ぜひ最後まで読んでほしい一冊です。 オススメの方 1.ガリレオシリーズファンの方。 2.ミステリーが好きな方。 3.泣きたい方。 | ||||
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| よかった | ||||
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| 今回の作品は、東野圭吾作品の中では 僕の中ではちょっと何かが物足りない感じでした。 ちょっと人情味というか、最後の結末がちょっと悲しすぎて・・・ | ||||
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| 10年以上も前の小説を、2022年に読んだ。 発売されたときは「真夏の方程式」というタイトルが嫌いで買わなかった! なぜこんなタイトルにしたのか? それでも内容は面白かった。 これからDVDを見るのが楽しみだ。 誰があの人を演じるのだろう? | ||||
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| 事件という謎の方程式は、解けても、答えは出し切れない。 それを踏まえてこの本のタイトルを考えると、最高に巧い。 ラストも、決して、モヤモヤ感は残らず、ハートフルで納得 のゆくENDだが、控えめにみても、この緑岩荘の家族は、 問題多しだなあ~。 不倫の母親と 殺人犯の娘と 親戚の小学生を共犯にした父親と.......。 | ||||
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| タイトルからして数学を駆使したトリックだと思って読まないでいました。 でも読んでみたら数学的な要素がなくて安心しました。 登場人物の性格も深く掘り下げてあったし、真夏の観光地という舞台の描写も上手くて、 その暑さや海の美しさなどを想像できました。 湯川先生のキャラクター性も相変わらず個性的で良かったです。 | ||||
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| とてもではないが 新品とは思えない 中古品と言っても過言ではないようなハードカバーの擦り切れ 四方の折れ具合 まぁ10年前の作品だからしょうがないとは思うがー やっぱりざんねんー | ||||
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| 相変わらず読みやすい文章で、複数の人物がそれぞれの視点と立場のなかで事件を追い展開していく手法は、最後まですんなりと読ませていただきました。 が、しかし。 (以下、ネタバレ注意) 十数年前の事件と、今回の事件、関わってしまった両者にとってのこの結末は、とても美しく考え深いようでいて、実態としては何も解決されてないですよね? むしろ十数年前の事件で大人たちがエゴにエゴを重ねた結果が現在の事件を引き起こしたとも言えるのに、それと同じ轍をまたもや踏ませてしまっているようにしか見えません。一緒に考えよう君は一人じゃない…というのには何の意味もないですよ、実際。 いったい時間かけさせて何を考えさせるんですかね? 自分にこの重荷をなぜ背負わせたのかを一生考え続けるその意味をですか? そのあたりがもはやファンタジー、大人の都合、現実からいきなり乖離した頭でっかちの結末になってしまっているので、この最後の最後でモヤっと感がものすごいまま強引に爽やかに終わられてしまったみたいな…(遠い目) 小説として最後まで上手く成立はしていたものの、物語の収束のさせ方としてはあまりにナンセンス。 以上が星2つの理由です。 | ||||
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