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真夏の方程式
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真夏の方程式の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全230件 41~60 3/12ページ
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| 複雑に絡み合った人間関係、最後の最後まで真剣に読まないとついていくのが大変でした!それだけにもう一回読みたいと思わせる作品。湯川のキャラクターも好きだし、ストーリー展開もとても面白い。 | ||||
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| 読後の感想は「善良な誠意ってのは、悪質な脅迫と同じ位タチが悪いな」。です。 1人の誠意(もしくは本人の満足)の為に「犯罪に加担」4名発生では、やっぱその「誠意」は余計な誠意だと。 面白く読んだけど、 子供に「自分がやった事の意味」なんか念押しすんなよ。普通ならちょっとお手伝い頼まれた事なんざ流れるよ。とか沢村は「隠蔽教唆」で成美に恨まれる事は考えなかったのか?と思うし(後から脅すつもりなら理解する)、ぺらぺら喋るな仙波、と思うし、節子「お前、察して欲しくて」言い切ったんだろう、と思うし、色々と機微の部分が「皆自分のやりたい事しかやってないなあ」という印象でした。 | ||||
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| 続きが気になりますが寝れないほどではなく。『殺意』『動機』がいまいちよくわからない。 ただ、最後の最後に、殺害方法とある人物が関わっていた事に「ええ!」と少しびっくりしましたが。 東野圭吾さん大好きでほぼ本を持っていますが、唯一の「う~ん」とモヤモヤが残りました。 | ||||
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| 湯川先生の人情捕物帖ですな。被害者の亡くなった原因は事故死ではなく殺人なのですが、これをほじくり返すと、十数年前の殺人事件の真相が明らかにされ、それで傷つく人間が多々いることから、殺人を見逃す。先生も人情家という一面ですね。犯行に子供が関与しており、重要なキーパースンなのですが、これも敢えて明らかにしない。これ以上書くとネタバレになりますので業務上過失致死と死体遺棄事件で決着したことだけに留めます。 確かに被害者及びその配偶者の立場から見れば納得できる結末とはいいがたいです。しかし無理に暴き立てると第一の殺人の加害者は実行当時、未成年の多感な時期であり、一種の心神耗弱状態だった。罪を被ったのは実父と判断される男性であった点を総合的に酌みすれば、やはり湯川先生の結論にならざるを得なかったでしょう。大体、第一の殺人事件の真犯人を立証するのは当事者が自白でもしない限り不可能です。 若干ネタバレしましたが、御免なさい。そう思うと仕方がないという気持ちがわきませんか。 さて、いままでテレビのガリレオしか見ていなかったのですが、真相を明かすとき、複雑な方程式を書いてこれを解いて犯人というか犯行の手口が分かることになっているお約束のシーンです。でも、原作にはそんな場面はありませんでした。あと、内海薫の出番もほとんどなくて、原作と映画は別物ということが分かりました。嵐が丘と同じです。 松本清張同様、東野圭吾も面白いです。はまりそうです。 ここまで拝読いただきありがとうございました。 追伸 早速「いいえ」が来ました。「はい」も期待しておりますのでお手柔らかに。 | ||||
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| 他人を庇うことが必ずしも、相手の為になるとは限らない。 善意、時に仇をなす。 なぜ犯罪が起きたのか、真実が明らかになることが、必ずしも善とは言えない。 人を大切に想い、愛す心が、時に人を惑わす(犯罪に走る)。 心に負った傷は一生消えることはないが、時間と、愛が癒してくれる。 理解してくれる人があることは、生きる糧に。 科学で証明できないもの、人の可能性と、感情。 人間は感情の生き物。 故に、時に非論理的な行動も取りうる。 | ||||
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| 東野さんの作品はどれも読みやすく、一気に読めてしまううまさが素晴らしいと思いますが、この作品は特に、主人公のガリレオが被害者、加害者の気持ちに寄り添う姿が共感できました。 特に、これから事実を一生背負っていかなければならない少年とガリレオの絆は、今だけでなく、年月とと共に強くなっていくように感じられ、少年が大人になった時の続編も読みたいと思いました。 | ||||
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| 「真夏の方程式」というタイトルから、「容疑者Ⅹの献身」や「聖女の救済」のように、湯川が難解なトリックを解く話かと思っていたが、そうではなかった。 300ページを過ぎ、捜査の進展とともに判明した事実から、真相が透けて見えるようになり、ありきたりで平凡な真相、わざわざガリレオ先生を登場させる必要がないのではと感じたが、最後にその印象は逆転した。 湯川の事件解決方法、成美や恭平に最後に語った事柄は、ヒューマニズムにあふれている。湯川という人物は、理系の天才であるだけではなく、人間性を見通す能力があり、深い人間愛を持っていることが伺える。事件の真相には理系人間でないと気づかないような事項があり、また、この解決方法を取るために、湯川を登場させたのだろう(警察官がこの解決方法を取るわけにはいかない)。 子供嫌いの湯川が、恭平に対して積極的に働きかけているのは意外であった。 また、湯川の発言には、事業に対する反対意見のあり方など、考えさせられる内容が随所にあった。 | ||||
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| 本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。 問題がなければ、星は5とします。 | ||||
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| 「秘密」・「白夜行」以来の傑作でしょう。人間関係の濃密なからみと過去と現在の時間軸を描き、そこにいくつかの土地をからめての物語の展開は実に重構造になっています。これこそが作者の本来、最も優れた才能が発揮された長編物語の構成です。主人公であるガリレオこと湯川助教授と草薙・内海の両刑事が物語の引きまわし役となり、登場人物の履歴と過去が織りなす悲劇と人生が読む者を惹きつけます。又、幼い少年をその中心に置いたのが上手い! ガリレオシリーズでは「容疑者Xの献身」以上の作品ではないでしょうか? 一見して偶然ともいえる諸々の出来事を巧みに組み合わせています。それが決して奇抜ではない。エンターテインメントはこのくらいの奇偶ともいえる出来事と遭遇を描かなければ、それが感動にはつながりません。力の無い作家が書けば、偶然に頼っての安易な読み物になってしまうのに、そうなっていないのが著者の才能と筆力です。確かに罪の責任と、その後の関係者の心理がどう動くのかを明らかにしていない終わり方をしているのは、人によっては物足りなさ、曖昧さを感じるかもしれません。(その意味では映画の方がはっきりさせています。) しかし、ある意味で 因縁という言葉で表わされるテーマを描いた以上、曖昧さも一流作品の証拠であると言えます。作者には濫作をすることなく、こういうずっしりとした長編を書いてほしいものです。 | ||||
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| 氏の本領はやはり長編であり、短編はやや物足りなく感じますが長編作品では ほぼ例外なくその力量を見せつけてくれます。 この作品も400頁の長編ですが、ガリレオ=湯川が登場する作品はどちらかというと嫌いでしたが、 (やたら気障で、簡単なことももってまわった言い方をするから。そして頭脳明晰にしてスポーツマンでハンサム、何をやらせても完璧な人間であるところが気に食わないから・笑)この作品は冒頭から素直に 没頭できました。終盤の終盤になってやっとわかる「犯人」。そこに至るプロットもさることながら、 この人の小説でいちばんスゴいと思うのは、超複雑に絡みあった人物関係の妙です。 場所を超え、時間を超え意外な点で繋がりあっている人と人。それらの糸が絶妙に交錯し 一枚の布を紡いていきます。それゆえ丹念な読み方が必要で、暇つぶしのエンタメ小説のように 斜めに読み飛ばしていくことは難しいですが、それだけに読む楽しさ、喜びをいつもたっぷり 味あわせてくれます。相変わらずの多作ぶりですが、どうぞそのせいで作品の質を落とすようなことは しないでくださいね!! 氏の才能を高く評価しているので、評価は厳しく三ツ星とします。 | ||||
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| ひっそりとした玻璃の海辺は美しく、そこで旅館業を営む夫婦の娘は、資源開発会社の説明会で物理学者、湯川と出会う。 その夜、同じ旅館に宿泊していた初老の男が海辺で死体で見つかった。最初は酒によって誤って転落したと思われたが、調べてみると死体はもと警視庁の刑事で、死因は別にあった。 所轄の警察、県警、そして警視庁の刑事たちが事件の真相を探るために過去を調査しはじめる... 450ページのかなりの長編で、一見単純な事故死と思われたものが、実は非常に複雑な人間模様を暴くところがこの作品の醍醐味。真犯人については、少し不自然さを思わせるものがあるが許容範囲だと思う。 湯川が抜群の観察力と洞察力でほぼ最初から事件の骨格をつかんでしまっているのも若干出来過ぎの感がある。 | ||||
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| 第二の事件が起こった時、湯川先生は、最初から殺人の疑いを持っていた。 しかし、最初は「泥酔した被害者が誤って崖から転落した」事故死で処理されそうになり、 転落が死因ではないと分かった後は、事故死+死体遺棄で捜査された。 第二の事件の真相を解くには第一の事件の真相が分からなければならない。 ところが、第一の事件はとっくに「解決済み?」であり、犯人として処罰された人物が本当のことを言わない限り、真犯人を突き止めることは不可能だ。第二の事件にしても、犯人が本当のことを言わない限り、殺人で立件するのはほぼ不可能と思われる。 結局、天才物理学者の湯川先生でも、当事者の心の内まで暴くことはできなかったということでしょう。犯人が子供だから庇ったのではないと思う。 | ||||
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| 内容的にはこれで良いのですか???って終わり方なような気がします。 | ||||
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| <ネタバレあり> 現在の事件、過去の事件、ともに 犯行動機も少し無理があるし、 犯行の経緯や手口も、斬新なトリックが ある訳でもなく、月並み。 湯川がある人物の本当の親子関係を見破る(推測する) 根拠も、相当無理がある。 いわゆる本格ミステリを期待する人は 肩すかしをくらうだろう。 ただ、湯川や捜査陣、少年やその家族達の配役や、 科学トリックを伏線としたストーリー展開は巧みで、 最初から最後まで飽きさせずに読ませるパワーがある。 後半、真相が二転三転する所の 展開もテンポが良く、引き込まれた。 いわゆる本格派では無いし、社会派ミステリとしても 中途半端な作品だが、「ガリレオもの」としては 文句なしに面白く読める。 評価は分かれると思うが、ガリレオシリーズの 1作品として読むのが正解だと思う。 | ||||
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| さすがガリレオシリーズです。 一気に読み終えてしまいました。また他のシリーズも読んでみます。 | ||||
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| 瑠璃が浜に行く、先生と小学生との対話がいい。 最後の結末が面白い。 | ||||
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| 多くの東野作品を読んでいますが、外れがなくいつも時間を忘れて読んでいます。 | ||||
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| 真実を口にしない病院の父親をいう登場人物が、なぜか映画「砂の器」の交響曲を思い出させた。 砂の器では、もと巡査の三木謙一が音楽家和賀英良に実父の見舞いを強く嘆願したことにより殺人が起きたが、本作品ではそのような記述はない。そのところが、殺人動機として弱すぎるという皆さんの指摘になっている。つまり人一人をそれだけの理由で殺め、そしてガリレオは隠蔽してしまう。 もう一つの殺人とはまったく違って同情の余地はない。 砂の器と比べても、同様である。 病院の医療費は誰が負担するのだろう。 | ||||
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| 映画も見ていないのにいうのもなんですが(TVドラマは見ていたので)ドラマと原作って別物とは解かってはいるけど、2時間スペシャルのノベライズみたいというのがとりあえずの感想です。 そういう風に読めばまあアリかも。 このお話、トリックとかもうどっかへいっちゃってて、物理学者必要なのでしょうか? いっそガリレオものじゃなかったら割り切れてそこそこおもしろく読めたかなと個人的には思いました。 | ||||
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| 東野圭吾の本は理屈無しに面白い。 一度詠んだらだれもが東野フアンになるでしょう。 | ||||
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