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真夏の方程式
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真夏の方程式の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全230件 141~160 8/12ページ
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| 東野圭吾イツキ読みは久しぶり!このような物語の展開をまっていた。 | ||||
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| ガリレオ6作目にして長編3作目ですが、今回は素晴らしいです。 やっぱりガリレオは長編の方が良いです。 短編だとトリックに重点が置かれているのに対して、長編は物語に重点が置かれています。 事件のやるせなさ、深い人物描写を感じる事ができるのは長編ならではだと思います。 容疑者Xの献身、聖女の救済、真夏の方程式とこの三作品がシリーズベスト3だと思います。 | ||||
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| ガリレオシリーズの中でも傑作に入る内容だと思います。 今回は不思議な現象ということではなく、自殺で発見されたひとつの遺体から色んな人間模様が描かれることとなります。 本当の犯人、真意が最後まで分からずに一気に読み進めることができました。 ガリレオシリーズも人間味を帯びてきたと感じました。 このシリーズはどんどん続けて欲しいです。 | ||||
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| ある自然の豊かな地域があって 海を観光の目玉にいままで観光地としてそこそこ栄えていたのです。 しかし不況で、(まあ観光地として努力がたりなくて) すっかりさびれて廃業する店があとをたたない。 しかしその海一帯には、レアメタルをはじめとする 世界規模で貴重な資源が眠るらしい、ことが判明する。 それを調べるために、湯川先生が、開発会社の (一応)味方のひとりとして、住民説明会に呼ばれます。 でも住民説明会で、開発反対者、つまり地元の住民は 口々に不満をゆうばかり。 「海を壊すな」「なにが海を破壊するか完全に影響を 調べてから、行動を開始しろ」 「なにか起きてからでは、遅いんだ。俺たちを見捨てる気か」 これって、たぶん今まで土地開発されるたびに おきる議論なんでしょう。 でも当事者には悪いですけど、 科学者にしたら「そりゃ、海を開発すれば海はその分 破壊されますよ。でも資源が枯渇すれば、 まっさきに人類は死ぬんですよ?」といいたいだろうと 思いました。 住民は、どこまで開発したら どれだけ恩恵がでるのか 冷静に分析して、話をするべきなのかもしれません。 冷たい意見を言えば、海がどうとか考える前に 自分の生計をこれからどうするか もっと考えろよ、とつっこみたくなります。 この小説を読んだのは昨日です。 でもドラマガリレオ2の第一話、「念じる」に通じる 科学と自然、人の共存をどう考えるか。 というようなテーマを感じられて面白かった。 そしてこの前半の観光地を開発する話と 小説のストーリーとなるミステリ、トリック部分は あまり関係がないようにあります。 でも最後、湯川が恭平にさとす 「科学は、すぐに解明できるとは限らない。 自分の、(人類の)成長につれ分かることもある。 だからじっくり、取り組んで、 いつか自分なりに答えを導けばいいんだよ」 という意味の言葉は、感動しました。 | ||||
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| 面白い!と読み始めて途中まで思ってました。 ガリレオシリーズで最高?なんてかんじてました。 が、 終盤が近づくにつれ???と、思うことが増え、読み終わった後は、ウーンという感じです。 話は良くできていて、読みやすくて納得は出来るのですが、 はたして犯人は、こんな人柄になるの、犯人は、これからどんな人になるの? 考えさせられる内容の結末です。 作者の考えた人柄が、本作の登場人物すべてに出来すぎです。 現実味がすごく薄く、途中から?が増える作品でした。 後味が悪いわけではないので、読んだ人によって いろいろな感想が出る作品ではないでしょうか? | ||||
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| 動機の真実は、良かったとは思う。 だから、星は4個にしようかと思った。 でも、しばらくして考えると、「犯行に無理があるんじゃないの?」と思えてきたので3個にした。 こんなことを言っては元も子もないのだけど、日本の警察はそんなに無能じゃないだろうと思う。 第一、多くの警察小説で、確か加賀恭一郎が「これを証明するのは一番難しいこと」と言っていたことをやっているのが引っかかる。 それを描いた作品は多いし、「上手いな」と思わされるものもある。 だけど本作に限っていうならほとんどそう思えなかった。 映画も観るという人も多いと思うけど、どちらを先にするのかは、自分は原作は後にすることをお勧めする。 矛盾点に引っかかって、物語に入り込むにくくなってしまうと思うからだ。 | ||||
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| 科学者「湯川」ではなく「人間 湯川」として事件を解明していく様子が、この作品の魅力かも。ひとつの事件の疑問が、出生の秘密、冤罪など見えない糸でつながっているのを丁寧に描いています。子ども嫌い(?)の湯川が、子どものために真実を公にするのではなく、個々の人たちの判断に任せたのは物理学者(彼のいう一般人)として、まっとうな方法だったかも。真実が一つずつ解明されるにつれ、せつなさが増す作品でした。 | ||||
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| 久々にガリレオ読みました。 正直登場人物の行動に少々理解できないものを感じ、従って事件自体も「起こす必要があったのか?」みたいな感じ…「容疑者X」を初めに読んだ時のようなカタルシスは、残念ながらやって来ませんでした。 恭平君が可哀相では、という意見も見ましたが個人的にはアリだと思いました。少年少女の爽やかなひと夏の物語と見せかけてゾゾーとくるラスト、て話は結構ありますからね。 (ちなみにこの手の小説では赤川次郎「殺人よ、こんにちは」が傑作と思います) そんなこんなで星3つですが、何より最近の「とりあえず上手くまとめて泣きどころも満載です、ハイ」的な作品よりはイイと思いました。 | ||||
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| 納得いかないし危険な作品だと思います。大人の都合で犯罪を容認するのは本だからと言ってもエゴではないですか。殺人という犯罪で犯人が守られる理由が本に描かれている内容だとすると、二人の被害者の立場はどうなるのか?大人の事情で犯罪に子供を巻き込み、子供の成長に判断を託すのも納得はできない。 | ||||
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| どうしてタイトルが「方程式」なのだろう・・・? 読み進めながら、ずっと疑問でした。 ラスト数ページまできたところ、湯川の台詞で、わかりました。 この作品は、東野版(湯川版) 「初秋」(ロバート・B.パーカー)、かな。 仙波は、松本清張「砂の器」の本浦千代吉のようでした。 とすると、塚原元刑事は、三木謙一元巡査かな。 「科学」のガリレオシリーズですが、これは「自然」「子供」を描いています。 湯川とのマッチングが、とてもよかったです。 波の音が、本から聞こえてきました。 | ||||
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| 113ページの「で、取り調べも仙波さんが担当したのか」ってセリフ。 間違いですよね。 「で、取り調べも塚原さんが担当したのか」だと、すんなりいきます。 こんなに増刷されているんだから、途中で訂正すれば良いのにー。 | ||||
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| 面白かったです。 東野作品は情景や人物像が浮かびやすくて ついつい引き込まれます。長編もあっという間に読み終えれます。 今回もまさにそんな作品。夏の海に面した町が舞台で、夏の季節感が爽快であり、湯川と少年の掛け合いもよかった。 ただし、ラストは個人的には何か引っかかる終わり方でした。少年の事件への絡み方、少年に対しての諭し方、何か切ない。後味悪いなぁ。 彼の将来が気になる。 いや、入り込みすぎで気にしすぎかな(笑) | ||||
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| 東野さんの作品はほとんど読んでおります。 中でも上位にランクインできる作品と思いました。 ストーリーは展開の速度が程よく 気持ちよくすらすら吸い込まれるように読めます。 最後の湯川と成美の会話 湯川と仙波の会話に ジーンときました。 殺人事件とはいえ たくさんの人を想う気持ちに会える温かい作品だと思います。 | ||||
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| 湯川という学者が,「ガリレオ」であることを明記せずに話がはじまり,話が終わります。 主題は,親子関係と犯罪の身代わり。 実験は最後の事件についていだけ。 海洋開発に協力する湯川が,事件に巻き込まれ, やむを得なく真相に迫る。 東京の草薙との連携で, 事情を解明することができる。 身代わりになった人が命と引き換えに行なっている行為に, 事実を盾に踏み込まなかったところは偉いかも。 一つのつまづきは, 贖罪に悩まされる人々を次々に作り出している。 本当にこれでいいのだろうか。 疑問が巻き起こる。 また新たに二人の人間を巻き込んでしまった。 業務上過失致死だけで済むところを, 死体遺棄を付け加えた理由が分からない。 作者は,読者に球を投げ返したのだろう。 自分が投げる番だと。 | ||||
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| 内容は東野圭吾の本だから面白いし、本もきれいだった 良かったです | ||||
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| 商品は紙焼けも無く綺麗で良かった。所々折れがあったのは残念。 | ||||
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| 今回の博士は、、カッコよすぎ 甘いという感想も見られますが、、 それぞれ、ですね。 成美の父がどこまで察していたのか、ぼかされていますが なんでしょう。 このもやもや感は。 ちょっと殺された元刑事もかわいそうな、、 でも、話の流れとしては不自然でない。 少年と博士のやり取りはこの作品の中で 救いになるさわやか系なお話です。 最後は賛否両論あるでしょうが、うーんとうなってしまいました。 | ||||
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| 序盤は面白かった。 少ない登場人物で、ガリレオを中心とした人情味のあるストーリー。 しかし、中盤以降、なんの魅力も感じない人物だけが増え続け、ネタばらしと なるわけだが、あまり驚きもしないイマイチなトリックであった。 こういうトリックなら読者は感動するんじゃないの?という作者の心境が垣間見える。 ガリレオが科学好きでもない子供相手に、最初から世話を焼く理由もよく分からないし なんだか、色々と崩壊してる。 | ||||
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| 出版されてすぐに読んではいたが、映画化されるというのは驚きだった。 「聖女の救済」はドラマでお茶を濁すつもりだろうか? ということで本作だが、正直厳しい。個人的にはガリレオシリーズとしては最低の出来と言わざるをえない。 何より本作は東野圭吾らしさがないのが致命的だと思う。 私の思う東野圭吾らしさとは、基本的には「わかりやすさ」「納得感」といったことである。 読み終わって、「後味が悪い」「ひねりが足りない」、とかだったらこれまでもないことはないが、 「どうも納得いかない」という話はこの作家には極めて少ないのではないか。 この作品はどうも納得がいかない点が多過ぎる。 どうしてある登場人物は、あの場所で全く意味のない(むしろ本人にとって有害な)余計なセリフを吐いたのか(あろうことかそれがために''されてしまうのだが)とか、どうみてもあんなことをするとは思えない人物がなぜあんなことをしでかしてしまったのか(どう考えても、そのまま相手の言うことに従った方が得策だったとしか思えない)など、ネタバレにならないように言うとほとんど意味がわからないことも恐らくお読みになった方にはご理解いただけるのではないかと思う。 そもそもガリレオって最後にあんなコトするキャラじゃなかったはずなのだが・・・という思いも強い。 こういった点が映像化した場合にどう処理されるのか(まあ、最後のなんかは映像化すればそれなりにまともなものになるかもしれないが・・・) 個人的には映像化は「聖女」が先、と思っていたが、まああまり期待せずに見に出かけることになるだろう。 | ||||
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| これまでのシリーズとは少し変わり 舞台は夏の海 海を壊すなという住民たちと理解を求める開発企業の話は リゾート開発や原発反対運動など 人にとっては利益になるが自然を壊すことにつながる現代問題を表しているのでしょう。 今作では子ども嫌いの湯川先生がある少年と打ち解けていき 最後にある約束をするというものです。 容疑者Xの献身と同じく 科学や法律では完全に裁ききれない犯罪に対しての答えをなげかけています。 『どんな問題にも答えは必ずある』 『だけどそれはすぐに導き出せるとは限らない。 人生においてもそうだ。 今すぐには答えを出せない問題なんて、これから先、いくつも現れるだろう。・・・ だから人間は学び、努力し、自分を磨かなきゃいけないんだ』 | ||||
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