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真夏の方程式
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真夏の方程式の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 1~20 1/3ページ
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●全体的に起伏の少ないストーリーで、軽くサクサク読めライトノベルのよう。色々な人物が多方面にわたり動き回っているが、誰が主人公なのかオーラが弱い。湯川博士も借りてきた猫のようで非常におとなしい。 TV番組に登場した有名な男性歌手のイメージとはかなり遠い。謎解明の大仰なプレゼンもなく、主な登場人物の回想や独白にまかせている点も緊迫感の弱さに繋がっている。 最後の最後に与えられた方程式。あんな難しい方程式なぞ解けるわけがない。いや方程式ですら無いのではないか? | ||||
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今回の作品は、東野圭吾作品の中では 僕の中ではちょっと何かが物足りない感じでした。 ちょっと人情味というか、最後の結末がちょっと悲しすぎて・・・ | ||||
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10年以上も前の小説を、2022年に読んだ。 発売されたときは「真夏の方程式」というタイトルが嫌いで買わなかった! なぜこんなタイトルにしたのか? それでも内容は面白かった。 これからDVDを見るのが楽しみだ。 誰があの人を演じるのだろう? | ||||
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このガレリオシリーズは実写版では福山雅治氏が主人公の湯川学を演じていることもあり、ご存知の方も多いと思います。 著者の東野圭吾氏は、既に推理小説家?ミステリー作家?としては紛れもない第一人者だと思うのですが、自分はそこまでファンではないかなぁ~。勿論、氏の作品を全部読んでいる訳ではないので、感想が偏っているのかもしれませんが、内容が少々暗い。また、伏線が非常に長くて、徐々に盛り上がる形ではなく最後に一気に種明かしというのが多い気がします・・・(推理小説なんだから当たり前だろ!と言われれば、その通りなんですが 笑) 本作も、間違いなく、「読み始めたら止められない徹夜本」なのですが、前述の通り結末に辿り着くまでが少々冗長な感じを受けてしまいました。 主人公の湯川学は帝都大学物理学の准教授。海底鉱物資源開発計画のアドバイザーとして玻璃ヶ浦と云う海が最高な美しい町に招聘されます。相変わらずのへそ曲がりの湯川は計画推進派が準備したリゾートホテルに泊まらず、鄙びた昔からの民宿に宿を変え、そこで事件に巻き込まれます。 酒に酔っぱらった宿泊客の一人が崖から転落して死亡。地元の県警は、ただの事故として処理しようとしますが、身元照会しているうちに、引退した元捜査一課の刑事という事が判明。死亡した刑事にかつて薫陶を受けた管理官が、事故という事にどうしても納得できず、湯川の同級生である現捜査一課の草薙を動かし、裏取りに当たらせます。徐々に浮かび上がる被害者と民宿家族との接点。草薙が集めた話と湯川の推理が合致した時、全ての点が一気に線になります。 「そういうことだったのかー!」という納得感はありますが、爽快感があるかというと、うーん、そこは若干微妙な感じかもしれませんね・・。 | ||||
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真夏の方程式は映画公開の時に観て以来で原作を初めて読みました。湯川を『博士!』と呼ぶ恭平との一段は読んでいて微笑ましかったです。ただ最後のトリックの真相はちょっと酷な表現だったと今でも思います…。 | ||||
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先に映画を見て、えーってなって、うそぉって、本も読んだ。けど、まんまで、びっくり。なんとなくすらすら読めてしまうんだけど、これでいいわけ? これでいいのだ、って、話の中で言われちゃうと、よけいだめだよっておもう。だって、被害者はどうするの。容疑者Xでも、被害者は捨て駒みたいな扱いで、加害者をかばうのがいいみたいなところにひっかかったけど、これはいよいよだめ。みんなに愛されてるんですて言っても、やっぱり納得できない。けっきょくもみ消しじゃないの。こういうの、許しちゃいけないとおもう。フィクションでも、こういうのがうけるとおもってる神経が信じられない。なにはどうあれ、罪は罪。最終的に執行猶予や情状酌量になるにしても、きちんと逮捕されて裁判は受けるべきだとおもう。 | ||||
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読後の感想は「善良な誠意ってのは、悪質な脅迫と同じ位タチが悪いな」。です。 1人の誠意(もしくは本人の満足)の為に「犯罪に加担」4名発生では、やっぱその「誠意」は余計な誠意だと。 面白く読んだけど、 子供に「自分がやった事の意味」なんか念押しすんなよ。普通ならちょっとお手伝い頼まれた事なんざ流れるよ。とか沢村は「隠蔽教唆」で成美に恨まれる事は考えなかったのか?と思うし(後から脅すつもりなら理解する)、ぺらぺら喋るな仙波、と思うし、節子「お前、察して欲しくて」言い切ったんだろう、と思うし、色々と機微の部分が「皆自分のやりたい事しかやってないなあ」という印象でした。 | ||||
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続きが気になりますが寝れないほどではなく。『殺意』『動機』がいまいちよくわからない。 ただ、最後の最後に、殺害方法とある人物が関わっていた事に「ええ!」と少しびっくりしましたが。 東野圭吾さん大好きでほぼ本を持っていますが、唯一の「う~ん」とモヤモヤが残りました。 | ||||
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氏の本領はやはり長編であり、短編はやや物足りなく感じますが長編作品では ほぼ例外なくその力量を見せつけてくれます。 この作品も400頁の長編ですが、ガリレオ=湯川が登場する作品はどちらかというと嫌いでしたが、 (やたら気障で、簡単なことももってまわった言い方をするから。そして頭脳明晰にしてスポーツマンでハンサム、何をやらせても完璧な人間であるところが気に食わないから・笑)この作品は冒頭から素直に 没頭できました。終盤の終盤になってやっとわかる「犯人」。そこに至るプロットもさることながら、 この人の小説でいちばんスゴいと思うのは、超複雑に絡みあった人物関係の妙です。 場所を超え、時間を超え意外な点で繋がりあっている人と人。それらの糸が絶妙に交錯し 一枚の布を紡いていきます。それゆえ丹念な読み方が必要で、暇つぶしのエンタメ小説のように 斜めに読み飛ばしていくことは難しいですが、それだけに読む楽しさ、喜びをいつもたっぷり 味あわせてくれます。相変わらずの多作ぶりですが、どうぞそのせいで作品の質を落とすようなことは しないでくださいね!! 氏の才能を高く評価しているので、評価は厳しく三ツ星とします。 | ||||
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<ネタバレあり> 現在の事件、過去の事件、ともに 犯行動機も少し無理があるし、 犯行の経緯や手口も、斬新なトリックが ある訳でもなく、月並み。 湯川がある人物の本当の親子関係を見破る(推測する) 根拠も、相当無理がある。 いわゆる本格ミステリを期待する人は 肩すかしをくらうだろう。 ただ、湯川や捜査陣、少年やその家族達の配役や、 科学トリックを伏線としたストーリー展開は巧みで、 最初から最後まで飽きさせずに読ませるパワーがある。 後半、真相が二転三転する所の 展開もテンポが良く、引き込まれた。 いわゆる本格派では無いし、社会派ミステリとしても 中途半端な作品だが、「ガリレオもの」としては 文句なしに面白く読める。 評価は分かれると思うが、ガリレオシリーズの 1作品として読むのが正解だと思う。 | ||||
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真実を口にしない病院の父親をいう登場人物が、なぜか映画「砂の器」の交響曲を思い出させた。 砂の器では、もと巡査の三木謙一が音楽家和賀英良に実父の見舞いを強く嘆願したことにより殺人が起きたが、本作品ではそのような記述はない。そのところが、殺人動機として弱すぎるという皆さんの指摘になっている。つまり人一人をそれだけの理由で殺め、そしてガリレオは隠蔽してしまう。 もう一つの殺人とはまったく違って同情の余地はない。 砂の器と比べても、同様である。 病院の医療費は誰が負担するのだろう。 | ||||
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映画も見ていないのにいうのもなんですが(TVドラマは見ていたので)ドラマと原作って別物とは解かってはいるけど、2時間スペシャルのノベライズみたいというのがとりあえずの感想です。 そういう風に読めばまあアリかも。 このお話、トリックとかもうどっかへいっちゃってて、物理学者必要なのでしょうか? いっそガリレオものじゃなかったら割り切れてそこそこおもしろく読めたかなと個人的には思いました。 | ||||
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「ガリレオ」最新作、近く映画を観に行くつもり。 んで、予習として原作の文庫を読んでみました。 先日まで放送されていたシリーズと同様起こり得そうもないことを科学で解き明かす「ガリレオ」らしさはすっかり影を潜めています。 が。 作者の持ち味である、さりげなく伏線を張り巡らせてつるつると回収していくストーリーテリングの技術はお見事。 残念なのは情景描写で描かれているほどプロットそのものは「切ない」ストーリーになってないところ。 「容疑者X」のそれが見事だっただけにちょっと拍子抜けかな。 ただこれ、映像と絡めると美しい画面になりそうな運びで、最初からその予定で描かれてるんですよね。 結局そのTPOにあわせる才能って奴なんですかねぇ。 | ||||
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さすがヒット作で、飽きさせない展開。 軽快に読み進められる反面、引き込まれる程の内容ではない。 | ||||
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少年が気づいてしまう真実と、最後に少年にガリレオ先生がかける言葉が印象的でした。 ガリレオ先生の人間的魅力が垣間見える作品だと思います。 | ||||
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久しぶりに本屋に行ったら 山積みされていたので、 買って読んでみた。 いつものようにスラスラ読めて、 東野さんの本はいいなぁと思ったけれど 殺人の動機とか、トリックの種明かしが、 いまいち切れがない感じがした。 買って損はないが、 いつもに比べて満足感はいまいちかなぁ。 | ||||
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実写版は、いつも嫌いなのでみていません。 ガリレオシリーズの文庫は、全部買っています。 シリーズのなかでは、読んだ感想は、ふつうかな | ||||
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という思いがやはり残った。 罪を犯した人がのうのうと生きる・・・という点では「幻夜」と同じく後味が悪かった。 しかし、これもまた著者の仕業(しわざ)なのだろうとも思った。 著者の作品としては、それほど上位とは言えない中程度の作品。 特に元刑事が殺害されるに至る、犯人の動機が今ひとつであったことが、 やはりしっくりとこなかった。 また、思わせぶりなシーンの記述がいくつかあり、それはつまり説明めいていて気になった。 それでも美しい海、小さな海辺の町、夏の情景があり、魅せられて一気に読んだ。 これは映画のための作品?だったのかも知れない。 | ||||
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著者の作品の水準からすると、並かそれよりやや落ちるくらいかなとは思います。 評価が低い人の意見も納得です。 ただ、この作品は、舞台となる町の描写が美しく、夏休みで親戚の家に預けられる少年と湯川の交流もほほえましいです。 ロケット打ち上げのシーンが最高でした。少年の視点を通じて夏休みを疑似体験するかのような。 玻璃ヶ浦に行ってみたくなる、そんな作品です。 そういう意味では映画向けなのかもしれませんね(まだ見ていませんが)。 夏の太陽の魔法ですかね。冬に読んだら「なんだこりゃ」ってなるかも。 | ||||
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東野圭吾らしく論理的なトリック解明、複雑で切ない人間描写をテンポよく読ませてくれるとこには好感が持てました。 ただ、容疑者Xを受けての湯川の選択だったのでしょうが、ちょっとひっかかりみたいのを感じてしまいました。 容疑者Xでつらいながらも真相を明らかにしてしまうことに涙が止まらなかったのですが、今回の犯人2人?には正直感情移入できませんでした。 でもこれはこれでいいのかな〜と時間が経つと思えてくるので不思議です。 今回、子供嫌いな湯川がある少年と親交を深めているのも新鮮でした。 加賀恭一郎シリーズもそうですが、感情をあまり出さなかった主人公が事件を経て人間らしくなっていってますね。 でも子供アレルギーはどこいった?ってくらい親密しすぎててキャラがちょっと壊れてるかも。 | ||||
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