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KillerX キラー・エックス



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KillerX キラー・エックスの評価: 3.14/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.14pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

二階堂&黒田のスキーサイコシリーズ1作目

クイーン兄弟として著者当てクイズにもなっていた二階堂氏と黒田研二のタッグによるスキーサイコミステリーシリーズの1作目。
実際にはこれ以前に二階堂氏と愛川氏による白銀荘の殺人鬼が実質的には1作目に当たり、わずかではあるが話を引き継いでいる。
本作も黒田氏の趣向がよく出ているのか叙述トリックを駆使したクローズドサークル館ものである。
メインの話の他に全く関係ないサブ事件が並行していき、最後でその繋がりが判明するという凝った仕掛けになっている。
小説としてのリアリティなどは無視して、ひたすら読者を楽しませようと開き直った作品であり、その試みは十分成功していると言える。
後、2作シリーズがあるが、2作目は本作の事件を踏まえているので、順番に読んでいった方がいいだろう。
Killer X (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:Killer X (カッパ・ノベルス)より
433407443X
No.1:
(4pt)

からみあう事件

2001年にカッパ・ノベルスとして出たものの文庫化。
 当初は著者名が「クイーン兄弟」として出版されたことで有名。文庫化の際には本名が明かされたのだが、黒田研二と二階堂黎人の合作であった。同じコンビで書かれた『千年岳の殺人鬼』、愛川晶と二階堂黎人による『白銀荘の殺人鬼』と合わせて読むと面白いだろう。
 内容としては、バカミスだと思う。結末部分で読者の意表を突くストーリー展開を見せるので、思わず「そんな馬鹿な!」と叫んでしまう。ミステリ作家って、哀しい性を抱えているのだなと思わされる。まあ、このトリックには賛否両論だと思うが、これはこれでアリなのでは。
 メイントリック以外が雑なこと、読後感が悪いことが残念。
Killer X キラー・エックス (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:Killer X キラー・エックス (光文社文庫)より
4334740073

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