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虐殺器官
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虐殺器官の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 21~40 2/3ページ
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どうでも良いのにやたら長い説明、説明、説明の繰り返しが多く読んでて本当につまらない 事あるごとに何かを説明したがってて中身は4分の1も無いのでは? 説明が長ったらしくどうでもいいのでそこを軽く読んで話が進むところをちゃんと読んだら面白いかもしれません。 作者は世界観を伝えたいのかもしれませんが話が少し進んだらまた、説明。読んでるこちらも、また説明入るのか…って感じでした。 面白いと言う方もいるので自分には合わなかっただけかもしれません。 | ||||
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SFというより、科学的な説得力の乏しさのせいでただのファンタジーのように読めました。 SFと思わなければ面白く読めるかもしれません。 私は短編集とハーモニーの方が好みです。 | ||||
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なんでこんなに高評価か理解できない作品。 登場人物でキャラが立ってたのはウィリアムズぐらいだし、主人公は作戦が終わるたびに似たような自問自答の繰り返し… 終わり方もしょうもないし。 期待していただけに本当に残念です。 | ||||
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SFというより、架空戦記みたいですね。国内のSFは星新一とか草上仁とか火浦功が好きで、あとはもっぱら海外のばかりなんですが、やっぱり国内のSFは苦手ですねー。 200ページを過ぎてもいっこうに面白くなる気配がなく、3章でジョン・ポールが登場して面白くなるかと思いきや、『虐殺の文法』の中身を聞いて、何を当たり前のことを言ってるんだろう?としか思わず。というか、最後のオチはエリスンですか? これを貸してくれた伊藤ファンに感想を言わなきゃなんだけど、さてはて困りましたね。 虐殺の文法って、「言葉が人を残酷にし、人を殺させ、戦争をさせる」って解釈をしたんですけど、これ、当たり前のことじゃないですか? 普通に生活していても、LINEの漢字変換を間違えて送ったためにイジメに合った、というニュースを聞いたりします。「言葉の暴力」や「口は災いの元」って慣用句もある。逆に、歌の歌詞に勇気づけられたり元気になったりもします。また、山本弘の『アイの物語』のように、物語(言葉)の力で世界は良くなるって言うキャラクターもいます。 言葉には力があって、使い方次第で良くも悪くもなるなんて、わざわざ言われなくても、みんな知ってるんじゃないかなぁ。 最後まで読めば、『人間を操ってムリヤリ実行させる魔法の呪文』が登場するんだろうと思ってたけど、そんなことなかったですね。 文章は読みやすいです。でも頭に入ってきません。漢字の横にカタカナのルビを振るパターンが多すぎて、イライラします。これが中二病っぽくてラノベっぽい。会話にもカタカナがたくさんあって、なんの呪文なのかと(笑)。 映画や小説を引用するのは、伊坂幸太郎もよくやる手ですね。伊坂の場合はオリジナル作品に興味を持つんだけど、今回はそういう気持ちにならなかったですねー。 | ||||
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国内のSF小説が読みたくなり、ゼロ年代SFベスト第1位というこで購入しました。 冒頭からの入りは、凄く惹きつけられ、ワクワクしながら読んでいたのですが、ゼロ年代SFベスト第1位という期待からか、第二部に行く頃にはやや期待ハズレという気持が拭えませんでした。 先ず最初に感じたのが、作者の価値観や思想、考えが押し付けがましく、自分に酔ってる様にも感じました。 ストーリーも進んだなと思うと、主人公の心情が始まり、それが長く、同じようなことなので、『またかよ』ってな感じになってしまいました。また、表現や使っている言葉もあえて難しい横文字を使ったり。同じような文章が何度も出てくるのでクドく感じました。 キャラクターに関しても、薄っぺらく、ただ、作者が言わせたいことを書いてるだけにしか感じず、 魅力、説得力が全然無いように思います。 SFの部分もリアリティが無く、 部分、部分を取ると良いんですが、全体で見ると、世界観がチグハグでSFとしての満足感は薄かったです。 総称して、作者の論文を小説ふうにしたようで、価値観や思想が合う人には評価が高くなると思いますが、SFエンターティメントを望んでる人にはおすすめできないと思います。 評価が高いのは、作者の悲劇的な人生を、うまく使ったメディア操作の力?何じゃないでしょうか。 | ||||
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映画化されるということと、やたら本屋で推されているので、期待を込めて小説を買って読んで見ましたがはっきり言って無駄でした。 まず、ここまで説明しなくても分かるから!と叫びたくなるほど諄く言葉を書き連ねているためスピード感がなく、戦闘シーンなど面白くなるべき所でも全然面白くない。夏休みなどの作文で規定された文字数を超えるために無駄に説明を入れたり同じ事を何度も言う感じというのが一番近いです。 また、時折入る日本語の横の英語をカタカナにしたものが痛々しい。カタカナで書くか日本語で書くかはっきりしろと言いたい。 そして展開や結末も納得のいくものではなく、わけが分からないよ…と呟きたくなるレベル。 はっきり言ってここまでつまらない本に始めて出会いました。学生のテストの時などの現代文の問題でもつまらないものはありましたが、ここまでのものは中々ないと思います。 これから面白くなるかもという期待と惰性で最後まで読みましたが、見事に裏切られました(笑) 虐殺器官と一緒にハーモニーも買ってしまったのでそちらも読まないといけないと思うととても憂鬱です… これから購入するか迷っているなら映画で見ることをオススメします…映画なら多少は面白くなるかもしれないので… | ||||
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ノイタミナでアニメ映画化が控えているということで、トライしてみましたが…。 そういえば私、仮想近未来モノ、苦手でした(^^;; 世界情勢がどうなってるとか、技術がどこまで進化してるとか、想像できなくて…。 ただ何となくアニメ『サイコパス』の世界に置き換えて読んでみましたが、やっぱり《?》な部分が多く…。最後までよくわかりませんでしたが、作者が頭が良く、非常に沢山の本を読んできた方なんだということだけはわかりました。この知識量があれば、もっともっと伸びしろがあったはず。夭逝されたのは残念です。 でもこれ、アニメ映画化しても、【わかる人だけわかればいい】的な、またマニアックなものにならないだろうか。 | ||||
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おもしろくない。 関係ないところが長くて、苛立つほど深い。 そのくせ、最後はあっけらかん。…………え? もっと、説明すべきところあったでしょ! というかんじです。 あとスケールがデカいんだか、小さいんだかわからん。登場人物の名前が横文字でわかりづらい(これはどうでもいい)。 名前負けした作品でした。 | ||||
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さっぱり理解でませんでした。 評判が良いみたいだから購入し読んでみたのですが…。 まず、出てくる単語が知らない言葉ばかり。 その1人名。色んな人名が例えとして出て来ますが、知ってる名前がなく、意味不明でした。 カフカって誰? みたいな。 せめて、もう少し知名度の高い人にして欲しかった。 エジソンとかベートーベンくらい。 その2カタカナ表記の物の名称etc。まったく馴染みのないものがほとんどでまいった。 少しならいいけど、多すぎ。1ページに何個も出てくるとうんざり。 辞書をひく気にもなれませんでした。 わかる人には面白い、そんな印象を受けました。 もう少し、誰にでもわかるように書いてあればなー。 てなことで、面白いとかつまらないとか以前に、意味不明な小説でした。 | ||||
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エンタメを求めて読む人には勧めません。あまりにくどい文が繰り返されるので、その世界に入ると適当に飛ばして先に進みました。面白いかと問われたら、面白いとは答えません。 | ||||
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これはSFでもミステリでもない.私小説風の内面描写で整えられたホラーかフォークロア(都市伝説)の類いではないかと思われる.SFに求められる「サイエンスの視点からみた世界像」の筆致に欠けているし,著者にはそれを描写する気がさらさら無い.SFガジェットをただの「不気味の演出小道具」として扱われるのは興ざめも甚だしい.こんな作品に賞を出さねばならないというのは対象作品の門戸を狭めすぎていないか.これより立派なSFはラノベにだってたくさんあるというのに. | ||||
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残念ながら、全く面白くなかった(一応最後まで読みました)。 もちろん個人的な感想ですが、Ph.Kディックの劣化コピーとしか感じませんでした。 各種のギミックがちりばめられたストーリー。延々とつづく内面の説明(すいません。表現が下手で...) 完全なSFともしたくないからか、妙に現代の少し先というのが中途半端に感じてしまいます。 スター○ックスなどの名前を急に出す必要があるのでしょうか。 残念ながら★二つ、反動で、久々にPh.Kディックを読み直しています。 | ||||
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話の内容は面白いと思ったのですが・・・・ 文章は冗長だったような気がします。 それゆえ、読んでいてテンポが悪く 読むのが苦痛な時も有りました。 まわりくどい主人公の心情の説明を もう少し整理出来ると良い作品だったと思います。 | ||||
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作者はコナミ小島監督の大ファンだけあって、本作は非常に大きな影響を受けている。 というかクローンみたいなもの。 ある程度自分の語りたいテーマを設定で固めて、時にスタイリッシュに時にグロテスクに味付けする。 正直、ルツィアが出てくるまでは面白かった。 ルツィアが語りだしてからストーリーと、テーマが分離してドヤ顔でどこかで聞いたことあるような話を展開しだした。 あと、犯人のあいつの虐殺の文法とか無理がありすぎるだろ。 説明をきちんとしきれてないし この本をプッシュした小島と宮部みゆきは、この作者と同じ病理をもった困った作家だ。 へんなもんプッシュすんなや | ||||
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読み終わった直後の感想は、「青いなー」「幼いなー」。1人称で、その「僕」の思考が、あまりにも幼く、もしかして意図的に精神障害も加味して幼く書いているのかもしれませんが。惨殺の描写や、武器等の描写は、確かに、細かく、独特ですが、これも1人称の弊害か、同じ言い回しが何度も出てきて、語彙の少なさに白けてしまいました。アニメ映画のノベライズ版を読んでいる感じが抜けません。「言葉」が、脳の中の「虐殺」のスイッチを押すという発想も、リアル感に乏しく、これも、わざと主人公の妄想の一つとして書いているのかと思っていたら、最終章で、その手法がアメリカに虐殺をもたらしたことが事実として書かれており、あれれって感じです。ハーモニーを読もうかという気はうせてしまいました。この作品がベスト1になったのは、今の日本のSFファン自体が、若く、幼い世代中心だということでしょうか。 | ||||
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たまたま書店で手にとって、冒頭に魅かれて読んでみたものの、普通の本という印象で終わってしまいました。 伏線の拾い方は下手だし、予想外の展開をするわけでもなく、後半は消化試合のように読みました。 正直申し上げれば、なぜここまで評価が高いのかわかりません。 なにより中途半端な近未来的(ラノベ的)描写が余計でした。 たしかに戦闘シーンを躍動感ある雰囲気に仕上げるのはすごいと思いましたが、特筆すべきようなものでもありませんし。 一人称視点を貫いているのに最後まで主人公の行動が理解できなかったのは致命的でしょう。(私の想像力も一因ですが) | ||||
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星2つの他のレビューで大体論じられている通りで、どうということもない小説です。というかもっともっと絞り込み磨きをかけてから世に問うべきでしたろう。ギミックと引用てんこ盛りで、一体何が核心なのかわからないし、描写も文体も借り物のつぎはぎでこなれていない。「虐殺の文法」云々というアイディア自体も目新しくはない(例えばディレイニーの『バベル17』)。 作者が早世されたことは本当にお気の毒で、書き急いだことは見るからに明らかです。それにしてもこの作品をこぞって(ではないかもしれませんが印象として)絶賛する日本SF界というものに驚きました。言ってはいけないかもしれませんが、やはり作者の闘病と早世という背景が影響しているのではないですか? ティプトリーJr評価にも似たような傾向ということです。作者/作品/読者いずれにとっても不幸なことに思われます。 読み返すと厳しいレビューのようですが、釣り合わない絶賛を受けてしまったことは作品自体の評価とは別なので、多くの可能性を秘めた部分も評価し星2つにしました。 | ||||
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結論から言うと期待外れだった。 何か、リアリティが感じられない。描かれている凄惨な場面に血肉が通っていないというか・・・・・ やはりこれは、画面の中で繰り広げられる非常に現実性を追求した架空のゲームという気がした。 そして、何よりも物足りなさを感じたのは、肝心の虐殺の文体、文法が、具体的に語られていないこと。 どういう、言葉が虐殺や、人間の行動を誘発するのかというところに裏付けがないから、肌身に感じられるようなぞくっとした実感がない。 着眼点は秀逸だが、今の時代では、それに現実を見失わせるようなディテールが必要だということを感じた。 この小説で語られている神秘的な「ことば」を堪能したければ、山本陽子の詩を読むといい・・・・・ | ||||
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ストーリーはハリウッド映画的でよくあるパターン。パターン的だが、主人公や敵の行動の動機に、感情的にも共感できず論理的にも納得できない。 特に虐殺をするに至った動機。 その他、主人公がルツィアに惚れたというか心の拠り所にしている理由、政府内の裏切りの理由などについて一応書かれてはいるが、いくらなんでもご都合主義すぎる。もちろん他にも強引な展開は多い。 この世界での先進国でIDを複数持っていたら不審人物としてマークされ日常生活に困るのは明らかだし、死人のIDが使えるままになっているはずがない。 格好をつけている文体はある意味読みやすくはあるけれども心に響かず、度々うんざりする。 テクノロジー機器の数々に関しては科学的に説明しようとするが中途半端が目立ち、あり得無さを強調するばかりで逆に陳腐に感じる。 もちろんSF小説では、ありえないものでも説得力を持つことは多々あるので、これは作者の筆力の無さによるものだろう。 管理社会・言語学・心理学・脳科学・進化論・ゲーム理論・グローバリズム・地域紛争等々いろいろな要素を詰め込んでいるが、どれも表面的になぞるばかりで迫真的に訴えてくるものはない。 作者はいろいろな知識を持ってはいても、深く踏み込んで理解・説明しようとする気持ちがないように感じる。 それともこれも筆力によるものか。 最も重要な「虐殺器官」についての説明はあまりにも理論的裏付けが弱く、まったく説得力がない。言語学を少しかじって小説に使えると思ったのだろ うが、勉強・研究不足が露呈していて(作者自身もそれは感じているようだ)これでは単に「魔法で虐殺に追い込んだ」としているのと変わらない。 全体としてSFというよりはファンタジーと言える。 SFに限らずとも時々このような「知識を羅列」しただけの小説が「深い・格好良い」と思われて流行ることがあるが、いつでも一定の需要があるのかもしれない。 | ||||
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かなり絶賛されている作品ですが私にはダメでした。 冗長な文体、難読漢字にカタカナのフリガナ、先の読める展開など、読みにくさだけが印象的でした。 舞台も近未来ですが、バリバリの理系である私にとっては、その描写が細ければ細かいほどそのありえなさが鼻に付き、その世界観にのめりこめませんでした。 肝心の虐殺器官のトリック(というか本質)も、そのアナログ感にちょっとびっくり。 コミック化とかすればとても良い作品だと思いますが、若者向けのこの作品、上手く評価できません。 ファンのかた、ごめんなさい。 | ||||
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