■スポンサードリンク
地下室の箱
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
地下室の箱の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
続きが気になったし、読みやすかったです。個人的にはもっと拷問内容が事細かに書かれていてもいいかな?と思いました。同じ作者の方が書いた「隣の家の少女」は映画は見た事があるのですが原作は読んだことがないので読んでみようかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まるで怖い絵画を見るような中編作です。妊娠している女性が監禁され,虐待される恐怖が,被害者目線で語られます。ケッチャムの,徹底したリアリズムで被害者の立場から恐怖を描く,というスタンスは本作品にも貫かれています。ケッチャムの作品を貫くのは,サディズムであることに違いありませんが,本作はその典型です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
またまたケッチャムのえぐさ炸裂の内容。 今回は狂ったカップルに監禁される妊婦が主人公。 猫が途中要所要所で出てきていい味を出している。 最後は、、、あー心臓に悪い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「隣の家の少女」同様、地下室が本作品の舞台です。 この作品は総数200頁弱と短めで、中編になるそうです。 「胎児」と「カトリック」がテーマになっていますが、話のほとんどが地下室で進むため、 登場人物も少なく物足りない感が残ります。 1日で読みきることができる頁数なので、手軽にケッチャム作品を読んでみたい方にはお勧めですが、 じっくり楽しみたい方には物足りないでしょう。 内容もたいして面白くなかったですし、 「隣の家の少女」を読んでいないのでしたら断然そちらをお勧めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
コレでケッチャム作品を読むのは3冊目。 だから覚悟して読んだけれど、他の2冊(隣の家の少女、オフシーズン) よりも残酷さは控えめな感じがした。 終わり方も後味が他の2冊よりは悪くないと思う。 でも本の95%くらいは監禁の話で、しかも飽きさせないのは すごいと思う。 隣の家の少女、オフシーズンからよりもまず、手のつけやすい 地下室の箱からケッチャム作品を読んだ方が免疫がつくのでは? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
印象としては、少しゆるめの『隣の家の少女』という感じです。『隣の家の少女』ほどの残酷さはありません。『隣の家の少女』の恐いおばさんにしても、この『地下室の箱』のスティーヴンにしても、嗜虐性の根拠とか心理とかがいまひとつはっきりせず、やや不満が残ります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中絶が気に入らないというだけの理不尽な理由で 拉致監禁される女性の恐怖を描いた話なんだけど、 この話を思い返した時頭に浮かぶのは 陰欝なシーンなどでは無く、一匹の『猫』。 地下室の箱の中、恐怖と孤独と絶望の中、 突然そっと体を擦り寄せてきたあの猫。 この話に於いてメインとなる筈の恐怖や絶望は、 このちっぽけな好意の素晴らしさを際立たせる為の ギャップ作りでしかないとさえ思えてくる。 いや、実際そうなのでは無いか? 猫が擦り寄ってくる、それだけで嬉しくて泣けてくる、 愛の素晴らしさを教えてくれる逸品。 一読の価値あり! …人を選ぶけどね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本を読んだ時は、子供が産まれたばかりだったのでよけいに怖かったのを憶えています。 ケッチャムの本の中ではページ数が少なく、途中で話が一気に飛んでしまったような感じ。 「隣の家の少女」を読んだ方は最後のページでショックを受けるかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内容は至って簡単。 だって、妊婦が子供のいない夫婦に拉致・監禁されるんですから。 ただ、子供が欲しいのはおまけのような感じで監禁が趣味なのだからタチが悪かった・・ ケッチャムは、実際の事件から着想を得ることが多いようです。 この作品もインディアナ州の夫婦が、1977年から7年間、ヒッチハイクしていた 20歳の女性を監禁・虐待していた。という事件が元ネタになっています。 拉致されて、監禁してる相手の名前がすぐスティーヴンとキャスと出てきます。 それによって、読み手側は監禁者に対する謎めいたところはなく読みやすくなっています。 ストーリーはおよそ推測できるものの、監禁状態の恐怖が読み側に伝わってくる感は、さすがケッチャムです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
扶桑社ミステリー6作目のケッチャムです。 少々ガス欠気味かなあ。あんまり怖くないです。「本当の勝者はどこにもいない」てな無常感がケッチャムの真骨頂だとすれば、主人公は勝ちすぎですねえ。読者が安心しちゃう。残忍さもいまいち。暴力、陵辱の嵐のあとに訪れる静謐と一条の光。そんな読後感を期待して読み進むと、ちょっと他の作品と違うような感じですね。ただし入門編にはよいかも。ちょっとこれで慣らしてから他の作品にとりかかるって手もありですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
サイコな知能犯と思しき犯人たちの、日常の行動や性格が次第に明らかになる過程が興味深い。生き延びたいという意思をも失わせるような絶望的な状況で、なお生き続けていくサラは、時に人格を超越した何かを感じさせて哲学的ですらある。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!