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地下室の箱
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地下室の箱の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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印象としては、少しゆるめの『隣の家の少女』という感じです。『隣の家の少女』ほどの残酷さはありません。『隣の家の少女』の恐いおばさんにしても、この『地下室の箱』のスティーヴンにしても、嗜虐性の根拠とか心理とかがいまひとつはっきりせず、やや不満が残ります。 | ||||
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この本を読んだ時は、子供が産まれたばかりだったのでよけいに怖かったのを憶えています。 ケッチャムの本の中ではページ数が少なく、途中で話が一気に飛んでしまったような感じ。 「隣の家の少女」を読んだ方は最後のページでショックを受けるかもしれません。 | ||||
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内容は至って簡単。 だって、妊婦が子供のいない夫婦に拉致・監禁されるんですから。 ただ、子供が欲しいのはおまけのような感じで監禁が趣味なのだからタチが悪かった・・ ケッチャムは、実際の事件から着想を得ることが多いようです。 この作品もインディアナ州の夫婦が、1977年から7年間、ヒッチハイクしていた 20歳の女性を監禁・虐待していた。という事件が元ネタになっています。 拉致されて、監禁してる相手の名前がすぐスティーヴンとキャスと出てきます。 それによって、読み手側は監禁者に対する謎めいたところはなく読みやすくなっています。 ストーリーはおよそ推測できるものの、監禁状態の恐怖が読み側に伝わってくる感は、さすがケッチャムです。 | ||||
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扶桑社ミステリー6作目のケッチャムです。 少々ガス欠気味かなあ。あんまり怖くないです。「本当の勝者はどこにもいない」てな無常感がケッチャムの真骨頂だとすれば、主人公は勝ちすぎですねえ。読者が安心しちゃう。残忍さもいまいち。暴力、陵辱の嵐のあとに訪れる静謐と一条の光。そんな読後感を期待して読み進むと、ちょっと他の作品と違うような感じですね。ただし入門編にはよいかも。ちょっとこれで慣らしてから他の作品にとりかかるって手もありですね。 | ||||
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サイコな知能犯と思しき犯人たちの、日常の行動や性格が次第に明らかになる過程が興味深い。生き延びたいという意思をも失わせるような絶望的な状況で、なお生き続けていくサラは、時に人格を超越した何かを感じさせて哲学的ですらある。 | ||||
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