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老人と犬
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老人と犬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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この本を買う前に「老人と海」を、読んでいて…老人繋がりで、「老人と犬」を買ってしまいました。始めは、とても面白かったが、後半は期待していたほどではなかった。 | ||||
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その冒頭で出くわす愛犬の死は彼が人生の過程で経験した理不尽な出来事に対する怒りをも呼び起こす。淡々と真実を欲して耐えて行動する姿は以外でもありながら過去に体験した自身の息子の裏切りの真実を求め続けてきたやり場のない怒りの深さを現しているようだ。それにしても銃というのは厄介な存在というべきで、なぜなら素手ではなんら力を持たない人間という生き物に、まるで王者にでもなったかのような錯覚をもたらすのだから…自分の身を守るためと云うがその分不相応な力は弱者の盾にすぎないのではないだろうか? | ||||
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いぬづきにはつらいですな 犬のあたまショットガンでうたれちゃっちゃ あまり面白くないです 動物愛護小説 | ||||
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愛犬を目の前で無残に殺された老人が、その犯人である少年たちを追い詰めようとするが… ネタばれになるのでこれでやめておきますが、この老人が残酷な復讐をするわけではなく、全然ホラーではありません。むごたらしい復讐劇を期待するとがっかりします。 | ||||
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愛犬を目の前で無残に殺された老人が、その犯人である少年たちを追い詰めようとするが… ネタばれになるのでこれでやめておきますが、この老人が残酷な復讐をするわけではなく、全然ホラーではありません。むごたらしい復讐劇を期待するとがっかりします。 | ||||
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動物愛護暴力小説なのだそうです。ナチュラルなアメリカン・カントリー・ライフも楽じゃないこのご時世。あくまでオールド・タイムの主人公が正義へと続く道を模索する。肉体的にいたぶられ、法的にも付け入る隙を見つけだせず、警察も頼りにならない。必然的に行動を起こす主人公の生き方は、年取ってるけどやっぱりマッチョな生き方を選択する単純明快なアメリカ人なんですよね。銃には銃を。だけど、気が付くんですよ。「ワシが求めているのは正義じゃない」って。個人の受けた痛みは個人に返すべし。アメリカ建国から綿々と伝わるメンタリティがここにはあるのだな。 孤独を愛する作家が孤独を選択した老人を主人公に据えたとき、必然的に敵はヤングジェネレーションちゅーことになりますなぁ。旧世代vs浸食する新人類たち。激変するモラルに耐性が追いつかない世代の読者には明確に肩入れする先が存在するのだが、新人類たちはこの小説を読んでどう思うのでしょうか(~_~;)。こんなことぐらいで暴発するジジイなんて信じられないゃって感じか。酸鼻を極める描写がないケッチャムって結構緩い作家って感じで読んでましたけど、最後に暴力が解き放たれる寸前の主人公が取る行為に、ケッチャムのオリジナリティの片鱗を垣間見ました(~_~;)。ここまでしなくちゃならないのか。「イエス」ケッチャムならそう簡単に答えるだろうねえ。 ホラー作家にしては、いささか弱いと感じたのは、ラストの甘さなのです。この本自体の薄さに比例して薄味であることは否めない捻りの無さ。ここら辺が足を引っ張って佳作止まりにしてしまっているのだな。ただ幼児虐待陰湿路線を脱却しつつあるケッチャムのメタモルフォーゼの一過程と考えれば、進化しつつある作品群を読んで確かめなくてはなりません。どう変わって行くのか。マキャモンがそうであったように、ホラーの衣を脱ぎ捨てたとき、一皮剥けたメジャーな作家としての新たな顔を見せてくれるのだろうか。 | ||||
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動物愛護暴力小説なのだそうです。ナチュラルなアメリカン・カントリー・ライフも楽じゃないこのご時世。あくまでオールド・タイムの主人公が正義へと続く道を模索する。肉体的にいたぶられ、法的にも付け入る隙を見つけだせず、警察も頼りにならない。必然的に行動を起こす主人公の生き方は、年取ってるけどやっぱりマッチョな生き方を選択する単純明快なアメリカ人なんですよね。銃には銃を。だけど、気が付くんですよ。「ワシが求めているのは正義じゃない」って。個人の受けた痛みは個人に返すべし。アメリカ建国から綿々と伝わるメンタリティがここにはあるのだな。 孤独を愛する作家が孤独を選択した老人を主人公に据えたとき、必然的に敵はヤングジェネレーションちゅーことになりますなぁ。旧世代vs浸食する新人類たち。激変するモラルに耐性が追いつかない世代の読者には明確に肩入れする先が存在するのだが、新人類たちはこの小説を読んでどう思うのでしょうか(~_~;)。こんなことぐらいで暴発するジジイなんて信じられないゃって感じか。酸鼻を極める描写がないケッチャムって結構緩い作家って感じで読んでましたけど、最後に暴力が解き放たれる寸前の主人公が取る行為に、ケッチャムのオリジナリティの片鱗を垣間見ました(~_~;)。ここまでしなくちゃならないのか。「イエス」ケッチャムならそう簡単に答えるだろうねえ。 ホラー作家にしては、いささか弱いと感じたのは、ラストの甘さなのです。この本自体の薄さに比例して薄味であることは否めない捻りの無さ。ここら辺が足を引っ張って佳作止まりにしてしまっているのだな。ただ幼児虐待陰湿路線を脱却しつつあるケッチャムのメタモルフォーゼの一過程と考えれば、進化しつつある作品群を読んで確かめなくてはなりません。どう変わって行くのか。マキャモンがそうであったように、ホラーの衣を脱ぎ捨てたとき、一皮剥けたメジャーな作家としての新たな顔を見せてくれるのだろうか。 | ||||
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