老人と犬

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評判

老人と犬の評価:

4.21/5点 レビュー 33件。 B ランク

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平均点4.21pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全48件 1〜20 1/3ページ
No.48
(5pt)

身近な動物には救われる

「隣の家の少女」「オフシーズン」を読んだあとだったので、何となく救われた感じがした。共に生活している動物は、結局自身の分身であり喜怒哀楽、生死を共有できる存在なのだと思った。
老人と犬 (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (海外文庫)より
4594086152
No.47
(5pt)

ケッチャムにしてはおとなしい

老人が愛犬をともない川釣りを楽しんでいると、そこに3人の少年が現れる。なにげない会話を交わしているうち、突然ショットガンを担いだリーダー格の少年が金を出せと脅す。そして老人がはした金しか持っていないことがわかるや、おとなしく控えていた老犬に銃口を向けると頭を吹き飛ばす。唖然として立ち尽くす老人をその場に残し、少年たちは笑いながら去って行った。

愛犬Redは、亡き妻がプレゼントしてくれた、独り暮らしの老人エイヴにとっては家族同然の大切な存在だった。

あまりに理不尽な仕打ちに、エイヴは法による正しい裁きを求めようとするのだが、相談を受けた友人の弁護士は、証拠が不充分で起訴は望めそうになく、たとえ起訴できたとしてもたかだか老犬1匹のことだからたいした罪には問えないだろうと言う。

エイヴは販売店の銃の購入履歴から少年の家を突き止め、訪問して父親に事実を伝える。ところが、土地開発業者の父親はまともに取り合わないばかりか、雑貨商をしているエイヴの土地を買い取りたいと持ちかける。

弁護士の紹介で会った地方局の女性TVディレクターに説得されたエイヴは、事件の特集番組に出演し、それをきっかけに世論の注目が集まることに期待をかける。しかし、金に物を言わせる少年の父親はTV局や司法の上層部に圧力をかけこれに対抗する。

あくまでも正義を求めるエイヴと事件の揉み消し工作に走る父親との間に軋轢が生じ、事態はみるみるエスカレートし、ついに沸点に達する。

読み進めるうちに、女性ディレクターとの絡みから、エイヴの家族にまつわるおぞましい過去が明らかになっていきます。愛犬を無惨に殺されたエイヴの加害者の少年に対するある意味執拗な糾弾の姿勢は、この過去の家族関係に遠因があるのではないかと思わせるのです。

エイヴの穏やかではあるけれど妥協を許さない一途な行動が次々に波乱を巻き起こし、読者をハラハラさせ、なかなか読ませるスリラーに仕上がっています。

愛犬の死の場面や他にもいくつか残酷な描写は見られるのですが、ラストに描かれるふたつの希望の光が陰惨な物語を中和する触媒となって、ケッチャムの作品のなかでは異例といえる穏健な印象を受けます。
老人と犬 (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (海外文庫)より
4594086152
No.46
(5pt)

身近な動物には救われる

「隣の家の少女」「オフシーズン」を読んだあとだったので、何となく救われた感じがした。共に生活している動物は、結局自身の分身であり喜怒哀楽、生死を共有できる存在なのだと思った。
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156
No.45
(5pt)

ケッチャムにしてはおとなしい

老人が愛犬をともない川釣りを楽しんでいると、そこに3人の少年が現れる。なにげない会話を交わしているうち、突然ショットガンを担いだリーダー格の少年が金を出せと脅す。そして老人がはした金しか持っていないことがわかるや、おとなしく控えていた老犬に銃口を向けると頭を吹き飛ばす。唖然として立ち尽くす老人をその場に残し、少年たちは笑いながら去って行った。

愛犬Redは、亡き妻がプレゼントしてくれた、独り暮らしの老人エイヴにとっては家族同然の大切な存在だった。

あまりに理不尽な仕打ちに、エイヴは法による正しい裁きを求めようとするのだが、相談を受けた友人の弁護士は、証拠が不充分で起訴は望めそうになく、たとえ起訴できたとしてもたかだか老犬1匹のことだからたいした罪には問えないだろうと言う。

エイヴは販売店の銃の購入履歴から少年の家を突き止め、訪問して父親に事実を伝える。ところが、土地開発業者の父親はまともに取り合わないばかりか、雑貨商をしているエイヴの土地を買い取りたいと持ちかける。

弁護士の紹介で会った地方局の女性TVディレクターに説得されたエイヴは、事件の特集番組に出演し、それをきっかけに世論の注目が集まることに期待をかける。しかし、金に物を言わせる少年の父親はTV局や司法の上層部に圧力をかけこれに対抗する。

あくまでも正義を求めるエイヴと事件の揉み消し工作に走る父親との間に軋轢が生じ、事態はみるみるエスカレートし、ついに沸点に達する。

読み進めるうちに、女性ディレクターとの絡みから、エイヴの家族にまつわるおぞましい過去が明らかになっていきます。愛犬を無惨に殺されたエイヴの加害者の少年に対するある意味執拗な糾弾の姿勢は、この過去の家族関係に遠因があるのではないかと思わせるのです。

エイヴの穏やかではあるけれど妥協を許さない一途な行動が次々に波乱を巻き起こし、読者をハラハラさせ、なかなか読ませるスリラーに仕上がっています。

愛犬の死の場面や他にもいくつか残酷な描写は見られるのですが、ラストに描かれるふたつの希望の光が陰惨な物語を中和する触媒となって、ケッチャムの作品のなかでは異例といえる穏健な印象を受けます。
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156
No.44
(5pt)

綺麗な梱包ありがとうございます!

本好きな人から、地下室の箱は他作品に比べて残虐性が低いからとオススメされました。これから読むのが楽しみです。
老人と犬 (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (海外文庫)より
4594086152
No.43
(5pt)

綺麗な梱包ありがとうございます!

本好きな人から、地下室の箱は他作品に比べて残虐性が低いからとオススメされました。これから読むのが楽しみです。
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156
No.42
(5pt)

名作

ホラーとかファンタジーとかではありません。
現実に起こりうるシンプルな物語です。
銃が少ない日本でもたまにありますよね。
路上生活者に石を投げたり火を付けたりの未成年犯罪。
主人公に強く感情移入できるかどうかで、評価が分かれるのかな?
老人と犬 (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (海外文庫)より
4594086152
No.41
(5pt)

名作

ホラーとかファンタジーとかではありません。
現実に起こりうるシンプルな物語です。
銃が少ない日本でもたまにありますよね。
路上生活者に石を投げたり火を付けたりの未成年犯罪。
主人公に強く感情移入できるかどうかで、評価が分かれるのかな?
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156
No.40
(3pt)

初めては良かった

この本を買う前に「老人と海」を、読んでいて…老人繋がりで、「老人と犬」を買ってしまいました。始めは、とても面白かったが、後半は期待していたほどではなかった。
老人と犬 (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (海外文庫)より
4594086152
No.39
(3pt)

初めては良かった

この本を買う前に「老人と海」を、読んでいて…老人繋がりで、「老人と犬」を買ってしまいました。始めは、とても面白かったが、後半は期待していたほどではなかった。
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156
No.38
(5pt)

静かに深く心に響く

派手なバイオレンス小説や映画を観てきた単純な思考回路の私は、内容紹介を読んで、老人が自ら又は暗殺者に依頼して復讐劇を遂げる内容だと期待した。たとえ相手が未成年でも、凶悪犯罪を起こすような畜生には、更生を配慮する余地は一切ないからである(持論)。
……ところが私が予想していた方向には物語は進まない。老人(といっても67歳ほど)は通常の善人であり、当初はちゃんと謝ってもらう以上のことは強く望んでいなかった。司法の限界や、裕福で力のある人物に忖度が作用するところも極めて現実的。
「…何だ」と期待外れに感じていたのも束の間、内容はどんどん深まっていく、引き込まれていく(読み止めることができず寝不足)。老人の正義感とけた外れの根気強さ、…そして怒涛のクライマックス。
心の深淵に響くとても印象に残る作品だ。
私にとって初めてのケッチャムだったが、遅ればせながら他の作品も読んでみようと思う。
ケッチャムが3年前に他界していることが惜しまれる。
老人と犬 (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (海外文庫)より
4594086152
No.37
(5pt)

静かに深く心に響く

派手なバイオレンス小説や映画を観てきた単純な思考回路の私は、内容紹介を読んで、老人が自ら又は暗殺者に依頼して復讐劇を遂げる内容だと期待した。たとえ相手が未成年でも、凶悪犯罪を起こすような畜生には、更生を配慮する余地は一切ないからである(持論)。
……ところが私が予想していた方向には物語は進まない。老人(といっても67歳ほど)は通常の善人であり、当初はちゃんと謝ってもらう以上のことは強く望んでいなかった。司法の限界や、裕福で力のある人物に忖度が作用するところも極めて現実的。
「…何だ」と期待外れに感じていたのも束の間、内容はどんどん深まっていく、引き込まれていく(読み止めることができず寝不足)。老人の正義感とけた外れの根気強さ、…そして怒涛のクライマックス。
心の深淵に響くとても印象に残る作品だ。
私にとって初めてのケッチャムだったが、遅ればせながら他の作品も読んでみようと思う。
ケッチャムが3年前に他界していることが惜しまれる。
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156
No.36
(5pt)

洞窟の話が良い

大雑把なあらすじとしては、ショットガンで頭を吹っ飛ばされた愛犬の復讐に、
飼い主の老人が立ち上がるという話ですが、展開に次ぐ展開であきさせません。

ストーリーだけ追って読むと、それほどの作品に思えないんですが
この作家はとにかく文体が魅力的で、読みやすい上にかっこよく、
ずっと読んでいても退屈しません。ひきつけられてしまいます。

暴力や性、残酷さ、自問自答などがぐるぐるめぐり、パルプ・ノワール系の感覚で読めるので
ノワール好きにもおすすめです。
エルモア・レナードの「オンブレ」がさらりと会話に出てきたりするのも良いです。
エンタメ的要素もあり、非常におもしろかったです。
老人と犬 (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (海外文庫)より
4594086152
No.35
(5pt)

洞窟の話が良い

大雑把なあらすじとしては、ショットガンで頭を吹っ飛ばされた愛犬の復讐に、
飼い主の老人が立ち上がるという話ですが、展開に次ぐ展開であきさせません。

ストーリーだけ追って読むと、それほどの作品に思えないんですが
この作家はとにかく文体が魅力的で、読みやすい上にかっこよく、
ずっと読んでいても退屈しません。ひきつけられてしまいます。

暴力や性、残酷さ、自問自答などがぐるぐるめぐり、パルプ・ノワール系の感覚で読めるので
ノワール好きにもおすすめです。
エルモア・レナードの「オンブレ」がさらりと会話に出てきたりするのも良いです。
エンタメ的要素もあり、非常におもしろかったです。
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156
No.34
(3pt)

銃というのは厄介な存在というべき…

その冒頭で出くわす愛犬の死は彼が人生の過程で経験した理不尽な出来事に対する怒りをも呼び起こす。淡々と真実を欲して耐えて行動する姿は以外でもありながら過去に体験した自身の息子の裏切りの真実を求め続けてきたやり場のない怒りの深さを現しているようだ。それにしても銃というのは厄介な存在というべきで、なぜなら素手ではなんら力を持たない人間という生き物に、まるで王者にでもなったかのような錯覚をもたらすのだから…自分の身を守るためと云うがその分不相応な力は弱者の盾にすぎないのではないだろうか?
老人と犬 (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (海外文庫)より
4594086152
No.33
(3pt)

銃というのは厄介な存在というべき…

その冒頭で出くわす愛犬の死は彼が人生の過程で経験した理不尽な出来事に対する怒りをも呼び起こす。淡々と真実を欲して耐えて行動する姿は以外でもありながら過去に体験した自身の息子の裏切りの真実を求め続けてきたやり場のない怒りの深さを現しているようだ。それにしても銃というのは厄介な存在というべきで、なぜなら素手ではなんら力を持たない人間という生き物に、まるで王者にでもなったかのような錯覚をもたらすのだから…自分の身を守るためと云うがその分不相応な力は弱者の盾にすぎないのではないだろうか?
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156
No.32
(3pt)

ぐはぁ

いぬづきにはつらいですな
犬のあたまショットガンでうたれちゃっちゃ

あまり面白くないです
動物愛護小説
老人と犬 (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (海外文庫)より
4594086152
No.31
(3pt)

ぐはぁ

いぬづきにはつらいですな
犬のあたまショットガンでうたれちゃっちゃ

あまり面白くないです
動物愛護小説
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156
No.30
(3pt)

ぐはぁ

いぬづきにはつらいですな 犬のあたまショットガンでうたれちゃっちゃ あまり面白くないです 動物愛護小説
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156
No.29
(4pt)

アメリカ現代文学?

どう評価したらいいのか……。
レビューするのが難しい作品です。
娯楽小説としては分類しにくいし、文学作品とも言い切れない。

あらすじにある通り、少年たちに犬を殺された老人が復讐する話です。
ストーリーだけ語っても、この作品の魅力は上手く伝えられないと思います。
なぜなら、文章力が素晴らしいからです。
老人の友人も、少年たちの家族も、情景も含めて全てが目前に迫ってくるようなリアルさがあります。
なので、物語の登場人物も、実在する人物のような錯覚を覚えてしまいます。

老人の取った行動は、狂気だったのか、それとも正義だったのか。
あなたにはどう見えるでしょうか。
初めて読みましたが、不思議な魅力のある作家だと思います。
老人と犬 (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (海外文庫)より
4594086152