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悪魔の涙



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【この小説が収録されている参考書籍】
悪魔の涙 (文春文庫)

悪魔の涙の評価: 3.93/5点 レビュー 27件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.93pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 21~27 2/2ページ
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No.7:
(3pt)

翻訳小説なのに仰け反る英語の文書

「ボーン・コレクター」のジェフリー・ディーヴァーのリンカーン・ライムもの意外の小説。とは言うもののこのパーカー・キンケイドもライム同様、鑑識みたいな証拠をあれこれ分析して事件捜査をしていましたが、ただこの翻訳ものとしてアメリカの文章鑑定士なる方が事件を捜査するのを原語の英語ならともかく和文で読むのは些かきつかったです。翻訳和文で読むはずがこの事件捜査でどうしても出てこざるを得ない英語が出てきたのにはある意味やむをえないとして翻訳和文で安心して読もうとした私には仰け反りました。それに犯人の文書の矛盾をついて捜査する上で遥か昔に忘れかけていた英文法の類が出てきたときには頭が爆発しました。翻訳和文で海外ミステリーを楽しもうとした私にはいきなり飛び出る英語の文書に英文法の類にただただ呆然とするばかりで肝心のまるで「羊たちの沈黙」にでてきそうな奇怪な犯人ティガーとキンケイド、FBI捜査官が繰り広げるミステリーにどっぷりと楽しむことは出来ませんでした。「ボーン・コレクター」でも出てくる難解な化学機器を用いた証拠捜査の類も「ボーン~」ライムものはライムの人物もそうですが事件ミステリーが和訳されても分かりやすく溶け込めやすですから楽しめ読むことは出来ましたが、「悪魔の涙」は事件ミステリーに欠かせない証拠要素が原語英語で和訳しにくいだろう英語の脅迫文書でしたので事件捜査で証拠調べであれこれ調べられていても英語アレルギーに陥った私には今一溶け込めずミステリーにも入り込むことが出来ず余り楽しめませんでした。ジェフリー・デーヴァーの翻訳小説が次々にだされるのはうれしいのですが、この文書捜査の類は原文の方が楽しめるのかもれません。かといって改めて原文でチャレンジする度胸はありません。
悪魔の涙 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:悪魔の涙 (文春文庫)より
4167218712
No.6:
(4pt)

まあまあ

ディーバーの作品は、最後にどんでん返しをし過ぎになってしまう傾向があるように思います。
せっかく登場人物のキャラが好きになっているのに、どんでん返しをされるせいで、登場人物のキャラが最後で変わってしまいます。そのため、後味の悪い読後感を感じました。
悪魔の涙 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:悪魔の涙 (文春文庫)より
4167218712
No.5:
(5pt)

悪魔の涙

主人公は文書検査士という地味っぽい職業ながら、事件の解決に欠かせない人物となる。結構な量の割に夢中で読んでしまった。事件開始から終了まで1日もなく、時刻が目次になっていて非常に読みやすかった。テンポよく無駄なくかかれているので引き込まれすぎると後半どんでん返しのどんでん返しであ~~っと騙されてしまう。でも1日で恋愛が芽生えるのはちょっとアメリカ的
かな。リンカーン・ライムものも好きだけどこのパターンも気に入りました。
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4167218712
No.4:
(4pt)

ぐいぐい読ませるスピード感はさすが

この作品はスピード感という意味では非常に優れていると思います。つぎから次へと展開があるのであきずにあっという間に読んでしまいます。ただ、証拠を緻密に分析する過程は、Lincoln Rhymeものと比べるとやや大雑把、というか少しうまく運びすぎかな~と言った感はあります。筆跡鑑定がメインなので、仕方ないのでしょうか・・・Lincolnがちらっと登場するのは読者サービス??
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4167218712
No.3:
(5pt)

こっちのほうが面白い

Lincoln Rhymeシリーズで有名なDeaverであるが、本書のほうが最後のどんでん返しに向かってのストーリー展開に無理が無い。事件の首謀者が話しの前半でいきなり車に轢かれて死んでしまうが、Deaverファンならこんなことに騙されず、実は…と思いながら読み続けるだろう。かく言う私もそうであった。しかし、そう思いつつも最後のオチは十分納得できるものである。ストーリーテリングが上手いということだろうか。まだDeaverを読んだことが無い人は本書から始めてみるのも良いかもしれない。
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4167218712
No.2:
(4pt)

これこそどんでん返し

金目当ての無差別殺人予告と実行。それがアメリカの大都市で繰り返される。殺人の指示を出す男が交通事故で死に、殺人機械となった男は停止の指令がないまま、大量殺人を………。これを阻止すべく、筆跡判定の元FBI係官が参戦する。この図式のままでも面白いのだが、巻末で「そうか!」と思わずうなる、大どんでん返しが待っていた。最近、どんでん返しがある、あると思わせておいて、というのが多かったので、この結果には満足した。荒っぽい筋立てかと思って読んでいたのだが。この作者の他の作品、「ボーン・コレクター」なども読みたくなった。
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4167218712
No.1:
(4pt)

緊迫感あふれる作品

Bone Collectorで一躍有名になったDeaverの最近の作品。2000年を目前にした大晦日の日、ワシントンDCで無差別殺人事件が起こる。そして次の犯行の予告と大金の要求。ところが、事件の黒幕は不慮の事故で死んでしまい、黒幕の最初の指図通りに動く殺し屋を止めることができなくなってしまう。時間に追われながら犯人を追い詰めていく緊迫感と2000年を目前にした一種の緊張感が一体となって、いかにもDeaverらしいスリル満点のストーリーになっている。そして最後にはDeaverお得意のどんでん返しが待っており、期待を裏切らない。ただ今回は、文書鑑定家が主人公になっており、Bone CollectorやCoffin Dancerで大活躍した科学捜査官Lincoln Rhymeは端役で出るだけである。本書も十分面白いとは言え、やはりLincoln Rhymeが出て来ないと何だか芯が抜けたようで、今一つ物足りない。次作では再び登場するということなので、大いに期待したい。英語は比較的平易。
悪魔の涙 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:悪魔の涙 (文春文庫)より
4167218712

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