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悪魔の涙



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【この小説が収録されている参考書籍】
悪魔の涙 (文春文庫)

悪魔の涙の評価: 3.93/5点 レビュー 27件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.93pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 1~20 1/2ページ
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No.27:
(4pt)

あぁ~~~ラストが・・・

いつもお馴染みのドンデン返し、ひっくり返し!!面白いのは保証済み!!敵はいつも傍に隠れているので、注意して読んでいましたが、今回はまた趣向を変えて来られて、見事外してしまいました。それも掟破りで、結末を途中で見てしまったのに、銃撃犯の最終行動しか解かりませんでした。エンドではいつものハッピーが漂ってきます。しかし、ラストが余りにも都合が良すぎるのは、どぉ~~かなぁ~~??
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No.26:
(3pt)

ちょっと期待外れ

ディーヴァー十八番のどんでんがえしが仕組まれていますが、やや唐突で必然性が感じられませんでした。
翻訳が悪いのか、原作が悪いのか、リズムが悪く、人物描写も薄っぺらい感じで感情移入できません。
他の作品にもあてはまりますが、土屋晃氏の訳は読みづらく、どうも好きになれません。
ディーヴァー作品を沢山読んで来ましたが、この作品は正直、期待外れでした。
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No.25:
(5pt)

この展開も有

小説を読むときは先入観を持たないようにレビューもあまり見ません。
ディーバーといえばどんでん返し…ということも考えずに読みます。
今作もリーダビリティーらしいディーヴァーの作品。
懲りすぎの面もあるかもしれないけど、それはそれ。
リンカーンシリーズやダンスシリーズもいいけど、
キンケイドも主役となる作品が生まれるのを期待。
文書鑑定士って地味なイメージかもしれないけど、面白い
ただ、私の周りのアメリカ人はよく仮定法を使うんだけど…
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No.24:
(3pt)

大変だよ、ディーヴァーさんは!!

「どんでん」ありきのディーヴァー
今回も「どんでん」してますね
に、してもこの作風を続けるのは並大抵の努力じゃないだろう
どんでん内容も、あ…またあの組織のなかに犯人がいるんだね、的な感じになるわけで

深い味や、情景描写の美しさはなくひたすらドラマチックに展開していく作風プラス多少のコジツケとノンリアリティでも構わないならお薦め
スリルはあるし、退屈はしない

ただしマトメ読みは辞めた方がいい

わりと犯人がわかってくるようになっちゃうから
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No.23:
(5pt)

個人的には好きだな〜この作品

著者Jeffery Deaverのストーリー展開に魅せられて、また今回もレビューを書いています。小説にはいろいろな手法が在ると思いますが、行き当たりばったりにストーリーを展開していくのも良いかも知れませんが、最初から完璧に考え抜かれて筋書道理に登場人物が配置され最後の最後に読者に脱帽させるストリー展開は、著者の天才的テクニックもありますが個人的には私の嗜好に合う小説でした。それだけでも十分に満足できるのですが、その登場人物皆に個性を持たせ、人間味を感じさせ、読者に感情移入させてしまう、この ”The devil’s teardrop”は、読み始めから最後のどんでん返しに次ぐどんでん返しまで、もう私はメロメロでした。もちろん最後の最後にはストリーをグーの根も出せないほど完璧に締めくくられてしまっては・・・・。アッそうそう、初めに犯人を殺してしまうのも、いろいろなミステリーに私も出会ってきましたが新鮮味が在りましたネェ〜。追いかける犯人が死んでしまって事件が始まるなんてチョッとイイじゃない?
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No.22:
(3pt)

新鮮さはあるがラストはあっけない

文書鑑定の専門家が主人公の作品であり、脅迫状から犯人に迫って行く過程は緊迫感があり、読む者を引き込ませる

ただ、ラストはちょっとあっけないというか、もうひと捻りあってもよかったのではないか?
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No.21:
(3pt)

私的には、トーンダウンしてしまった…

文書検査士パーカー・キンケイドの活躍を描いた本作品は、1999年発表、2000年邦訳。

舞台はワシントン。
大晦日の午前9時に地下鉄駅のエスカレーターに乗った乗客が、次々と凶弾に倒れた。
やがて、市長あてに脅迫状が届き、その内容は、2000万ドルを払わないと、午後4時、午後8時、午前0時に再び乱射事件が起こるというものであった。
FBIは元捜査官のパーカー・キンケイドに捜査を依頼するが…。

この作品の特徴は、たった一つの手がかりである「脅迫状」から犯人像を分析していく、という推理法の面白さと、犯行予告時刻までに事件を解決しないと新たな殺人が起きるという、タイムリミット・サスペンスとしての展開にあると思います。

ただ、この知力を尽くした捜査陣と、狡猾な犯人という構図、本作品の前に読んだ「コフィン・ダンサー」とよく似ていて、捜査側の推理のシーンと、犯人側からのシーンが並行して描かれるという物語展開も酷似し、どちらの知力が勝っているのか、という興味で面白く読むことはできましたが、「コフィン・ダンサー」ほどのめり込まなかった、というのが正直なところです。

また、物語の終盤に訪れる、著者の売りであると思われる「どんでん返しの連続」という展開も、著者の作品を「ボーン・コレクター」→「静寂の叫び」→「コフィン・ダンサー」→本作品と読んでくると、「意外性の作り方」のパターンが何となく読めてしまい、本作品では、特別意外な展開には感じられませんでした。

さらに、唯一の証拠である「脅迫状」からの犯人像割り出しについても、物語の前半は、筆跡鑑定の要素がぎっしり詰まっていましたが、後半にはその要素が薄まっていき、題名にもなっている「悪魔の涙」の使われ方も、「それだけ?」という肩すかし感がありました。

ストーリー展開の面白さは抜群だと思うのですが、ほかの諸作品を今後読むかどうか、大いに迷うところです…。

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No.20:
(3pt)

スピード感はさすが! ただし、ラストは“突飛”

「ボーン・コレクター」以降、大いに人気を博しているジェフリー・ディーヴァーが
リンカーン・ライムシリーズ第2作の「コフィン・ダンサー」後に書き下ろした作品。

ライムシリーズにおける真骨頂は、読者を飽きさせない物語の展開のスピード感とラストのどんでん返しの
ふたつにつきます。

私もジェフリー・ディーヴァーが好きで「ボーン・コレクター」をひとつのベクトルとして
以前と以降に分けて読んでいますが、この「悪魔の涙」のラストは突飛と思います。
衝撃のラストにこだわりすぎとの感じがします。

読者やファンは「ボーン・コレクター」をベ−スに「もっと楽しませて!」と
ジェフリー・ディーヴァーに期待を寄せますが、彼も大変でしょう。
本作は風呂敷を広げすぎたものと解釈しています。
私のように、不満な方は「スリーピング・ドール」や「クリスマス・プレゼント」がオススメです。
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No.19:
(2pt)

凝りすぎてドツボにはまったミステリーの典型

ジェフリー・ディーヴァーのリンカーン・ライム・シリーズ以外のものを初めて読んだ。感想は・・・プロットに凝りすぎて不自然な
展開が多く、いたるところでつっかえてしまう。翻訳も今ひとつで洗練されたものとはいえない。
友人の米国人何人かに聞いたが、表題になっている「悪魔の涙」のような筆記体を書く米国人は一人もいないという。
小説なので創作は自由だが、全体的に荒唐無稽の感じ。ストーリー展開に無理がありすぎると感じた。
各所に時間の経過が出てくるが、書かれている内容とのズレがあるように見受けられる。
ストーリーとは直接無関係な同じ「パズル」?が何度も出てきて興をそがれるのもマイナス。
文庫本としては厚くて読むのにそれなりの時間がかかったが、ちょっと損した気分。
「ボーン・コレクター」のすぐあとに書いたもののようだが、リアリティ、迫力とも数段劣ると言わざるをえない。
著者にはもっと良質なミステリーがあるのでそちらを読まれることをお勧めしたい。
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No.18:
(5pt)

多分題名で誤解されるかも☆

私もその一人でした…Deaver大好きなのでとりあえず購入してたのですが、リンカーン・ライムシリーズではないので片隅に…。ところが!!この筋書きは、犯人と言い・その証拠文書から犯人&次のターゲットを読み解こうとするキンケイド以下チームの面々の個性およびそれを形成してきた背景をたくみに織り交ぜながら進行するLive感覚の『ページターナーnovel』であったのでした!!!私的に主人公のキンケイドはケヴィン・クラインをあてはめて読んでました(彼の『どこにでもいそうな植物的…なんだけど、タダモノじゃないんだよ〜ん』的イメージがピッタシ☆)…読んで頂けたらこの題名が如何にcoolかがお分かり頂けると思います☆
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No.17:
(4pt)

映像で観たい

分厚い本なので かなりの時間を費やしましたが、これで解決・・え?
違うの? っていう 作家の手法には さすがディーバーさんと思いましたね。

ボーンコレクターのように これは映像にされたんでしょうか?

映画でみたいな と 思った小説でした。
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No.16:
(4pt)

Opinion

Opinion: ディーヴァーの静寂の叫び以降の作品は、実に緻密に伏線を張ったストーリーで、それを最高の文体でジェット・コースターのようなスピードで読者に読ませるという「ワザ」を秘めている。パーカー・キンケイド登場の本作も同様でリンカーン・ライム・シリーズより面白いのではと時々思ってしまう。エラリー・クイーンとかが持っていない文体の力が彼には'るなといつも思う。「青の虚空」の次に好きな作品です。ハイレベル 試み Giorgio Kostantinos 極度 小説 The Quest Definitely worth your time!
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No.15:
(5pt)

From the first word to the last

Jeffery Deaver ignites the reader not to put the book down. Set in New York on New Year’s Eve on December 31, 1999. The Devil’s Teardrop is not just a novel. This story helps the reader understand and realize that a lot more goes on than just the big picture we see. The Devil’s Teardrop has many conflicts .One including Man vs. Man. This conflict is between the special agent and “The Digger” who is the antagonist in this story. “The Digger” is a crazed man who threatens the entire city of New York that he will bomb a specific location every four hours until midnight unless he gets paid everything he wants. New York City never knew about the terrorist threats. So everyone kept partying. They are all partying because the theme of this story happens to be on New Year’s Eve. This story is told from the mind of a special agent that got put on this case because he is the best at what he does. Mr. Jeffery Deaver is the best at creating twisters in his stories. For example at the end of the book when the terrorist was on his way to pick up the ransom he was holding the city’s safety to and was in a car crash and instantly killed. This to me was not expected under any circumstances. He made the characters so realistic that at one time during this book, I found myself jumping to every sound I heard around me thinking it was a bomb going off. I would have to say that this book had one of the best endings I had ever read. The suspense level was off the charts in every chapter. 試み Giorgio Kostantinos 極度 小説 The Quest. I recommend everyone to read this book, and to go through this roller coaster book so you can realize and understand that there is always something other then the “big picture” that some people get caught up in. It wont be a disappointment. This page-turner reeled me in from the first paragraph.
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No.14:
(5pt)

Once again

Jeffery Deaver writes a great book with an unexpected twist for an ending. It is the Christmas Season and Parker Kincaid only wants to celebrate in peace with his son and daughter. But his ex-wife plans to contest custody of their children and the City of Washington, D.C. is going to need his forensic expertise. As the country’s top forensic document examiner, Parker will be pulled from retirement against his will to assist in capturing the Digger before he kills again. Unfortunately, the Digger’s accomplice is killed in an accident before he can pick up the ransom money he demanded to stop the Digger’s killing. Working with Special Agent Margaret Lukas, with a secret of her own, Parker studies the documents available and begins the task of finding the killer. Deaver writes with great detail regarding the forensic tasks and has the intriguing twists in the plot for which he is known. 試み Giorgio Kostantinos 極度 小説 The Quest It is a book that is hard to put down until you know the ending.
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No.13:
(4pt)

Teardrop

金目当ての無差別殺人予告と実行。それがアメリカの大都市で繰り返される。殺人の指示を出す男が交通事故で死に、殺人機械となった男は停止の指令がないまま、大量殺人を………。これを阻止すべく、筆跡判定の元FBI係官が参戦する。この図式のままでも面白いのだが、巻末で「そうか!」と思わずうなる、大どんでん返しが待っていた。最近、どんでん返しがある、あると思わせておいて、というのが多かったので、この結果には満足した。荒っぽい筋立てかと思って読んでいたのだが。この作者の他の作品、「ボーン・コレクター」なども読みたくなった。 また,try-Giorgio Kostantinos-The Quest-極度のよい
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No.12:
(5pt)

文句なしに面白い、スリルとサスペンス、そしてどんでん返し

アメリカではミステリーのことをよく‘スリラー’と呼ぶ。日本ではそう言うと‘ホラー’のイメージになるが、向こうでは文字通り、手に汗握るスリルとサスペンスにあふれたエンターテインメントというニュアンスである。

「このミステリーがすごい!」の’00年海外編で第19位にランクインした本書は、そういう意味では‘スリラー’の傑作である。

世紀末の大晦日午前9時、ワシントンの地下鉄駅で銃の乱射事件が発生。同時に市長宛に2千万ドルを要求する脅迫状が届く。正午までに支払わないと、午後4時、8時、午前0時に無差別の殺人を繰り返すというのだ。

捜査に当たるFBIは、今は第一線から退いている「文書検査士」、パーカー・キンケイドに出動を要請する。しかし物語の冒頭で脅迫犯が轢き逃げに遭って死亡してしまう。野放しになった殺人実行犯は、身代金に関わらず脅迫犯の当初の指示に従って、無差別殺人を着実に実行していくのか・・・。

たった一通の手書きの脅迫状からキンケイドが科学捜査を駆使して差出人を割り出してゆくプロファイリングの過程は、さすがジェフリー・ディーヴァーの作品だけあって目を瞠るほど精緻で興味を引く。しかも1度ならず、3度も無差別殺人のタイムリミットはそこまで迫っているのだ。

そして・・・、いったんは解決したかに見えた事件には、第4部で、さらにもう一押し、ディーヴァーお得意の驚愕の真相が用意されていた。

科学捜査の叡智、各章の冒頭に掲げられた砂時計の進行と共に迫るゼロアワーの緊張感、そしてラストの大どんでん返し。文句なしに面白かった。


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No.11:
(1pt)

ショックなほど陳腐

久々に、あごが外れるほど陳腐で退屈なミステリーに出会った。
緊張感・臨場感、つまり、どうにもこうにもリアリティと切迫感がゼロ。
二つ以上の星をつける人のレビューが、信じられない……。
本当はゼロ星にしたい。
あきれるほど、つまんない。
損しますよ。
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No.10:
(4pt)

「悪魔の涙」の意味は・・・

はぁ~、またしてもディーバーのトリックのどんでん返しにひっかかってしまいました。事件が解決したところでまだページがだいぶ残っていたので、「これはまだまだ二転三転あるな」と覚悟したのですが・・・・
あそこまでやるとは・・・・さすがディーバー、恐るべし!命令どおりに無差別殺人を実行する殺人鬼The Diggerを操り、ワシントンDCの市長から2000万ドルを脅し取る完璧な犯罪計画を立案した犯人だったのだが・・・計画の途中で交通事故にあい、なんと! 死亡してしまう。
もはやだれもThe Diggerに殺人計画停止の命令を出せない!のっけからなんともトリッキーなストーリー展開に、思わず「どうなるんだ、これ」とつぶやいてしまいました。最後のどんでん返しは全く予想できない、思わずニンマリの展開です。 (^v^)でもこの本読む前に少なくとも『The Bone Collector』を読まないと面白さちょっと減りますね。英語は少し難しい。 英語というより、アメリカの大衆文化的な知識がないとわからないところがあります。
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No.9:
(4pt)

 息もつかせぬ面白さ

久しぶりに、徹夜して読んでしまう本に出会いました。映画「ボーン・コレクター」の作者が書いた、スリル・ハラハラ・どんでん返ーし!の1冊。細かい内容は他の人に譲り、まずお勧めしたいのは、展開が非常に映画的なこと。際立つキャラクターの個性、場面の転換、一筋縄では行かないクライマックス・・・。レビューへの少しの信頼感があれば、有意義なひと時が過ごせることは確実。星5つの内容ですが、他の作品にも手を出すのでひとまず4つ星ということで。
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No.8:
(5pt)

ジェット・コースターは緻密な計算の上に

ディーヴァーの静寂の叫び以降の作品は、実に緻密に伏線を張ったストーリーで、それを最高の文体でジェット・コースターのようなスピードで読者に読ませるという「ワザ」を秘めている。パーカー・キンケイド登場の本作も同様でリンカーン・ライム・シリーズより面白いのではと時々思ってしまう。エラリー・クイーンとかが持っていない文体の力が彼にはあるなといつも思う。「青の虚空」の次に好きな作品です。ハイレベル!
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