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最後の審判



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最後の審判の評価: 4.33/5点 レビュー 9件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(5pt)

構成が絶妙

『罪の階段』『子供の眼』に続く三部作と紹介されてますが、ちょっと趣を異にしてるので、これだけ読んでも十分楽しめます。
物語の終盤に向けてに徐々にいろんな背景が一つにまとまっていくところは前二作同様に絶妙な構成です。
“読み終えた感”の充実度はこれが一番だったかな。
最後の審判〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:最後の審判〈上〉 (新潮文庫)より
4102160175
No.6:
(5pt)

3作品続けて読むと、面白さが3×3倍に!

こういう3部作は、珍しいと思います。主人公は違うのですが、微妙に彼ら、彼女らがクロスしているところが面白いです。「最後の審判」だけが、円の中から外れている感じがしますが、3部作まとめて順番に読むことをお勧めします。
 「最後の審判」の感想としては、うーん、ネタバレになってしまうので何ともいいようがないのです。とにかく読んでみてください。翌日は、他の本にとりかかれない自分がいます。呆然としている自分がいます。同じ作者の「サイレント・ゲーム」もそうでした(こちらは2日間他の本にとりかかれない自分がいました)。

最後の審判〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:最後の審判〈上〉 (新潮文庫)より
4102160175
No.5:
(4pt)

繊細な文学的傑作

これは家族の愛と憎しみの物語であり、あまりリーガル・スリラーを期待すると、特に最初のうちのストーリーの展開が遅いのでいらつくかもしれない。キャロラインのキャラクターが少々美化されすぎであるが、彼女の過去にからむ人々の描写が実に深く、人間の性(さが)と業のおぞましさ、強さに感動すること間違いなし。スリラーとしては問題あるが、文学としては、素晴らしいマスターピースで、グレアム・グリーンの小説と同じく、今より未来に高く評価される作品ではないか。ちなみに、キャロラインは、同著者「子供の眼」からのスピンオフ・キャラであるが、読んでなくても全く問題ない。
最後の審判〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:最後の審判〈上〉 (新潮文庫)より
4102160175
No.4:
(5pt)

だまされちゃあいけません・・

帯にだまされちゃあいけませんよ。すけべ心で読み始めたあなたはおのれの不徳を恥じることになります(自戒)。これは、深い愛の物語です。父の、母の、娘の、男の、女の。そんじょそこらの恋愛小説より泣けます。 作者にだまされちゃあいけませんよ。弁護士は、最後まで手のうちは明かさない。たとえ、相手がありがたい読者であっても(自戒)。 だまされちゃあ、いけません。これは日本語で最初から書かれたものではありませんよ。翻訳なんです。いや、だまされていたほうがいいかも。
最後の審判〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:最後の審判〈上〉 (新潮文庫)より
4102160175
No.3:
(5pt)

この快感!忘れられない!

第1に、クライマックスがとても面白い作品です。
意外な結末なんだけど、読者を納得させてくれます。第2に、法廷での場面が最高!女性が同じ女性をどう責めていくか、
どう破滅させていくのかが、細かく描かれています。
身震いが起きると同時に、読み出したら止まらなくなる感じです。最初は話がぜんぜんつながらなくても、
読み進めていくごとに、パズルのピースが埋まっていく感覚は、
他のどのミステリーよりも大きく、快感です!!価格の10倍以上の価値は間違いなし!!
最後の審判〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:最後の審判〈上〉 (新潮文庫)より
4102160175
No.2:
(4pt)

家族の愛憎

女性弁護士キャロライン・クラーク・マスターズが、恋人を殺害したとされる姪の弁護をするために20数年ぶり帰郷する、という物語。姪が起こしたとされる殺人事件の謎を縦軸に、20数年前に故郷を捨てたキャロラインに何が起こったのか、というもうひとつのストーリーが織りまぜられて、深みがある物語になった。テーマは家族の愛憎。キャラクターがやや平面的で、メロドラマ調なところもあるが、グイグイ読ませる。
裁判シーンでのキャロラインの凄腕ぶりも楽しい。
最後の審判Amazon書評・レビュー:最後の審判より
4105316036
No.1:
(5pt)

最高傑作

現時点ではパターソン作品の最高傑作だと思う。
一般人が犯罪に及んだ理由が弁護士が弁護をしていく過程で
分かり、犯罪者も判明するという、パターソンの典型的作品である。
今回は、弁護士キャロライン・マスターズとその家族の過去が明らかになっていく。
キャロラインの若き日々の邂逅、上院議員だった父への思い、その父の窮状と苦悩、犯罪者の汚名を着せられた姪の弁護を通じて様々に浮かび上がる人間模様が面白い。
文章のうまさと話の展開のうまさ故に一気に読めてしまった。
最後の審判Amazon書評・レビュー:最後の審判より
4105316036

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