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紅はこべ
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紅はこべの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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冒険ものでもあり、恋愛ものでもあり、わくわくドキドキしながら読む。 過去の訳も、いろいろ読んだが、新訳と聞いて迷わず買うことに決めた。 当初はKindle本のつもりだったが、素敵な装丁を見て、 これは実本でないと! | ||||
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埋もれさせてはならない傑作の新訳です。このような本が出版されるのはすばらしいことだと思います。しかし、東京創元社の文庫は字が小さすぎて読めない…。悲しい。いい加減にしてほしい。 | ||||
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"『紅はこべ』というのはね(中略)イギリスの路傍に咲く可憐な花の名前なのでございます。しかしそれはまた、世界中でいちばんすぐれた勇者の身元をかくすために選んだ名前でもあり"1905年発刊の本書は"二都物語"に触発され戯曲化、ベストセラーにもなったロマンス小説。 個人的には、ディケンズの『二都物語』が既読だったので、本書に興味をもって手にとりました。 さて、そんな本書は1789年、フランス革命後の混乱期、成立した共和政府によって貴族や聖職者と言うだけで裏切りを疑われてギロチンに送られていた時代。そんな彼らを救い出してはイギリスへと亡命させる謎の一団『紅はこべ』の活躍、リーダーの正体を暴こうとするフランス側との追走劇を描いているのですが。 まあ『二都物語』がディケンズの元新聞記者、ジャーナリスト的な社会風刺さを感じさせるのに対し、こちらはあくまでイギリスの上流階級を主人公たちにした【勧善懲悪的なエンタメ作品】になっており、安心して最後まで楽しめました。 一方で、あくまで個人的な感想ですが。主人公の美男美女のブレイクニー夫妻のうち、愚鈍な男性を演じながら、実は超人的な活躍をみせるサー・パーシーに対して【欧州一の才女】の誉れ高いらしいマルグリートの方は、終始ドタバタ役的な役割なのが、ちょっと残念に感じました。 フランス革命後を舞台にした華やかなエンタメ作品を探す方にオススメ。 | ||||
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特にありません | ||||
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昭和の頃、少女コミックに連載されてたマリーベルの元ネタと知り読んでみました。 オマージュであるマリーベルの方がやはり面白かったしときめいたのですが、この作品がなければマリーベルも世に出ませんでした。 ヒロインがヨーロッパ1の才媛と書かれてますが、今ひとつ共感できず高慢で好きになれませんでした。 昔の話だから今ではテンプレみたいになってる筋書きで先が読めてしまったのもあります。 マリーベルのルーツが読めて良かったのですが、もうマリーベルも古典なんでしょうね | ||||
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私はこの製品に非常に満足しています。 それは非常にうまくいく。 良い品質です。 シンプルな製品ですが、非常に効果的です。 良い価格 うれしい私はこれで私の前に置き換え 到着した超高速、素晴らしい品質、大きな価格!感謝します! | ||||
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中学生の息子へのプレゼントです。 今の時代にない正義の味方のようなお話。 フラフラ遊んでいるように見せかけて、実は! 息子はそんな主人公に惚れたようです。 | ||||
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憎悪と狂気で貴族達を処刑するフランス革命政府から、まるでスポーツ(猟犬の歯の間から野兎ひったくる)でも楽しむように貴族達を救い出す謎の集団「紅はこべ」。救い出したらわざわざフランスの関係者に教えてやるという親切心も持ち合わせています。そんな「紅はこべ」をフランス政府が放置しておくはずもなくスパイを送り込んでスリル満点の戦いが始まります。 首領であるパーシー・ブレイクニーは表向きはイギリス貴族。フランス人であり共和主義者の妻で何も知らないマルグリートの心理描写をヨソにフランスのスパイ・ショーヴランを巧みに欺きくも、やがて真相を知った妻が捕らえられ、計画も露見し最大のピンチを迎えるあたりはスリル満点ですが、まさかのどんでん返しで切り抜けます。そしてその種明かしは痛快そのものです。 | ||||
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表紙同様タイトルも地味ですが、フランス革命時のイギリス秘密結社の小説で一気に読みました。早いストーリー展開に加え、60年前の翻訳とは思えない、瑞々しい日本語。後から村岡花子訳と気づき納得しました。村岡氏の表現で池田理代子に漫画化してもらいたい。 | ||||
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村岡花子訳の赤毛のアンや王子と乞食は読んでいましたが、彼女がこれほどの達意の日本語を書ける方だとは思っていませんでした。名訳です。 フランス革命をやや否定的に取り扱っている本作を政治的心情が合わない由、禁書にとのレビューもあるようですが、アメリカで普通に売られていたちびくろサンボを日本で廃版にさせた事件を思いだします。芸術を鑑賞する態度として如何なものか。 ともあれ名作の名訳が復刊されたことは喜ばしいことです。 第一級のエンターテイメントを、この上は望めそうにない美しい日本語で堪能できます。 | ||||
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『紅はこべ団』(「世界ロマン大全集」1958年)の改題・文庫化。かなり修正が加えられているらしい。 Baroness Orczyの『The Scarlet Pimpernel』(1905年)の翻訳。 20年ぶりくらいに読んだのだが、「紅はこべ」の正体が最初からわかっていることもあり、また別の読み方ができて楽しかった。そういう目で見ると、ずいぶんと伏線が隠されているもののだな。 また、フランス革命や、当時の仏英関係についての知識も増していたので、より理解が深まったと思う。 歴史小説における再読と歴史知識の意義、重要性が再確認できてよかった。 | ||||
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渦巻き、沸きかえり、ざわめいている群集、それは人間とは名ばかりで、というのは、いやしい欲望やはげしい復讐と憎しみをの念に燃えている群衆は、その形相から見ても叫び声からしても野獣そのものにほかならなかったからである(本文冒頭より)。この書き出しで、「絶対好きだ、これ」と思って買いました。 フランス革命のギロチン処刑から逃れる貴族たちを救い出す秘密結社「紅はこべ」。その首領を捕らえようと画策するフランス革命政府のスパイ、ショーヴランとその陰謀に巻き込まれて葛藤するマルグリート夫人。「紅はこべ」をめぐる一大ロマン小説です。 なんども読者をハラハラさせつつ、格好良く優雅にピンチを切り抜ける様はまさしくロマンの王道といえます。逆に展開が読めてしまうと少し退屈かもしれませんが、王道たる粋や著者と訳者の気の行き届いた台詞回しがとても魅力的でした。 | ||||
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紅はこべの活躍はルパンのようだと思いました。 反ジャコバン派的色彩の濃い作品だと思いました。 | ||||
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一応ベルばら世代なので、小学生でフランス革命に出会い、 ほぼ同時に子供向けの「紅はこべ」に出会いました。 大の男がどうやってばあさんに化けるんだろう? という疑問は抱きつつも 正体を隠して貴族を助ける紅はこべは、とても格好いいなあ~ と思ったものです。 大人向けの本も大筋は同じ。でも主人公夫妻の微妙な感情が描かれていて一生懸命夫を追いかける妻の気持ちがよくわかります。英国でドラマ化され、リチャード・E・グラントが 紅はこべを演じました。粋な感じが結構いいです。 でも奥様はミスキャスト。不釣合いな夫婦になってしまった。 | ||||
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一応ベルばら世代なので、小学生でフランス革命に出会い、 ほぼ同時に子供向けの「紅はこべ」に出会いました。 大の男がどうやってばあさんに化けるんだろう? という疑問は抱きつつも 正体を隠して貴族を助ける紅はこべは、とても格好いいなあ~ と思ったものです。 大人向けの本も大筋は同じ。でも主人公夫妻の微妙な感情が描かれていて 一生懸命夫を追いかける妻の気持ちがよくわかります。 英国でドラマ化され、リチャード・E・グラントが 紅はこべを演じました。粋な感じが結構いいです。 でも奥様はミスキャスト。不釣合いな夫婦になってしまった。 | ||||
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子供の頃、母が大好きだった「紅はこべ」を夢中になって読みました。今は、子供が気に入っています。主人公とだんなさんのやりとりは大人向けの本に詳しく書かれています。早く読みたい人は子供向け、じっくり味わいたい方は、大人向けをお勧めします。 | ||||
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子供の頃、母が大好きだった「紅はこべ」を夢中になって読みました。今は、子供が気に入っています。主人公とだんなさんのやりとりは大人向けの本に詳しく書かれています。早く読みたい人は子供向け、じっくり味わいたい方は、大人向けをお勧めします。 | ||||
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読み終わったあとに、ほっとしました。スリルがあって、ハラハラします。謎の紅はこべ・・・・。その意外な正体とは・・・。 わたしは、この本の女主人公の行動力にびっくりしました。 自分だったら、あんなことができるだろうかと・・。どの本もだいたいは、冒険ものというと主人公は男性ですが、この本の主人公は女性です。そこがまたいいです。 | ||||
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