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幻の特装本
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幻の特装本の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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うっかり処分したので、また購入しました。 | ||||
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出たばかりの頃に読みました。前作も読んでいます。この作品で印象的だったのは、なぜ殺人が重ねられたのか、という motiveへの考察です。「ニンゲンを神に祭りあげるとこういうことになる」。 つまり、ニンゲンんはしょせんニンゲンでしかない、神にはなれない、という意味。 自分が「神である」と信じさせると、横暴に他者の命を奪っても良い、と思うようになるということです。 例を上げるとヒトラー、こいつがなぜ、world war1後に疲弊していたドイツをーまず、ヒトラーはドイツ人じゃありませんから、 Austrishだしーまとめてドイツ人を「優秀人種」と思わせたか、結果、何をしたか、日本にもまったく同様のことが言える、 だいたい「素晴らしい民族、または人種」だったら、寛容であるはずです、強い犬は自分が強いことがわかっているので、 弱い犬を「イジメル」ことはしません。強い犬同士でterritoryを争う、こうした動物の本質からも理解できるように、 力や能力があるものは、かえって「能ある鷹は爪隠す」ものであって、見せびらかすことはしません。 どこかの国のーまー、ペニンシュラ?ーの民族は「偉大」なんだそうですね、なぜ、わざわざ「誇示」するのですか? 誇示しなくても、他の国々が認めているはずですよね、偉大ですね、って。聞いたことない。 弱い犬ほどよく吠えるんですよ。弱い犬は世界で君臨できるでしょうか。できない。 ヒトラーがいなくなったドイツは、教訓を得て発展して行ってる。他者を認める、ということはどの人種、民族にも必要なこと。 イエス·キリストにもめったやたらになれない、列聖されたとしても、イエスではない。 ニンゲンは神にはなれない。神にしてはならない。科学者で、無神論のヒトたちは多いですが、全部の科学者たちが善人とは 思えないです、神という見えないけれど「存在している」全能の存在は、ニンゲンの「横暴さ」のstopperになる。 そんな考察ができた作品です。 | ||||
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死の蔵書がとても面白かったので、注文しました。絶版のようで、古本での購入です。 買って正解。 活字作りから製本・特装など、本好きには堪らないワクワクドキドキのハードボイルドで、前作以上に愉しませていただきました。 原文がいいのか、宮脇 孝雄さんの訳文がいいのか、文体が私の感性になじみ、気持ちよく読めます。 2ヶ月の入院期間中に読んだ本(50冊くらい)の中では最高の一冊です。なんで再版されないのか不思議なくらいです。 それにしても、元刑事で古書籍商のクリフはとてもタフガイで、かつ知的で、時にちょっと弱気で、魅力的なキャラクターですね。 | ||||
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ザ・ビートルズの「リボルバー」に収められている名曲「エレナ・リグビー」と同名の女性が大活躍する活劇大冒険サスペンス!と思いきや、実はこの女性、特装本専門出版社のオーナーの愛人の子供だったという落ちまでついたジェーンウェイシリーズ第二作。(えっ?ネタばらしになる?) 第一作より、ミステリーとしてのレヴェルは相当落ちる。英文スペリングのミスとか、フォントの違いとか、活字ポイントの大きさといった細かな印刷技術が出てきて、これが犯人探しの謎解きとはあまり関係ないので、読んでいて疲れる、疲れる。 書店では、いまだに平積みのところも多いので、第一作と合わせて、よく売れているシリーズではあり、現代ミステリーの1冊として一読しておいてもいいとは思う。 | ||||
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「死の蔵書」に続くクリフが主人公のシリーズ2作目です。著者は作家であると同時に読書家でもあり、独自の書評感をもっており、1作目、本作中でもわかるように、最近のシリーズ乱発作家に批判的です。「死の蔵書」の好評を受けて、シリーズ化を薦められたときも、獲物が本になっただけの「マルタの鷹」の焼き直しになるのは嫌だ、と難色を示したとか。ところが、クリフものはシリーズ化されて行くわけですが、そこはこだわりの著者のこと、毎回視点を変えて焼き直しの無駄本は書いていません。 1作目は本そのものを追いかけて、そこに殺人が絡むわけですが、今回は印刷・出版という本を作り出す側からの視点で展開して行きます。もちろん本を題材にしたシリーズですので、中心にはポーの長編詩集「大鴉」があります。現代の出版様式とは違い、フォントを考案し、活字を作り、それを並べて、インクを載せて、紙にうつし、綴じて・・・、1作目とは違った視線で、本好きにはたまらない1冊です。 | ||||
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元警察官で、嫌気がさして放り出し、今は古本屋さんというクリフのシリーズの第2弾。 確かに本格的なミステリーとして読むには、突っ込みどころが多いかも。なので星を一つ減じたが、前作と同じく「本」というものに対する日本人と欧米人の価値観の違いがとても面白い。題名から察せられるとおり、豪華本をめぐる思惑が引き起こす事件だが、少なくとも今の日本ではこういうのってあり得ない。装丁がどうの、限定本がどうのといっても、せいぜいが布張りで函入りが精一杯の国で読んでいると、夢の国の話のようだ。 「本」をデータの塊としてとらえるのではなく、重さ、ページの感触、インクの匂いなんかを含めて愛し、手にしたときの嬉しさをご存知の方は楽しめると思う。初めての方は、できれば「死の蔵書」から、ぜひ入り込んでみてほしい。 | ||||
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