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お初の繭
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お初の繭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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途中から最後の流れが予想でき、尚且つ最後の展開も盛り上がりなく、そのまま終わることが少し残念でした。大賞を取ったので期待していたがそこまでの作品に感じなかった。物語の面白みを重視するならあまりお勧めできません。古来の日本文化的な閉鎖感を表現する意味では良い作品ではないかと思います。 | ||||
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作者の性的嗜好に塗り固められた作品です。 読後感も最悪でしばらく気分が悪くなりました。 マニアが好きな作品として、話題になるのはわかるのですが、ホラー大賞、大賞って! 絶対もっといい作品があったはず! 林真理子さんの評価に首を縦に振りまくりました!! | ||||
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日本ホラー小説大賞受賞作品を、古いもの(一番古いものは第2回大賞受賞作『パラサイト・イヴ』)から順に読んでいる。本作は8作目。 これまで読んだ作品は、いずれも全く恐怖が感じられなかった。 この大賞が想定しているホラーとは何か、大いに疑問を感じていたところだった。 その点、本作は初めて、恐怖のようなものや、不気味さが感じられた作品だ。 場の設定やストーリーにオリジナリティがあり、文体も簡潔で読みやすい。 作者は農業大学を出ているとのことなので、養蚕に関する描写も、専門知識に裏打ちされているのであろう。 しかし、残念ながら、本作を再読したいとは決して思わない。 読んだ後味が、極めて悪い。 カタルシスが、まったく感じられない。 結末のもって行き方で、これは回避できたはずだが。 もう一つの問題点は、少女たちへの虐待描写だ。 これはかなり露骨であり、受賞当時は問題とならなかったのであろうが、現在ではどうだろうか。 いくら虚構の世界とはいえ、未成年者への性的虐待が問題視されている現代では、不適切な箇所が多いのではないだろうか。 せっかく独創的な世界を作り出したのに、残念と言わざるを得ない。 | ||||
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世界観と文体は好みだったけれど、あほらしい下ネタが多い。裏表紙のあらすじには淫靡とあったが下品というほうがしっくりくる。ホラーを期待したのに怖くもなく無駄に厭らしいばかり。選考委員は何を考えていたのか分からない。 | ||||
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文章はとても読みやすかった。けれども途中から飛ばし読みをして結末を読んだ。 ホラー小説大賞とするには、インパクトに欠ける作品と感じた。全部を読めなかった大賞作品はこれが初めて。 ユーモア?なのか製糸工場で登場する動物や人物のネーミングは何を意図していたんだろう?作品のイメージがヘンテコなものに なってしまって途中から飽きてしまった。結末も予想した通りだった。結末が「おおっ」と捻りのあるものならまだよかった。 | ||||
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予想通り…あるいは予想とそう変わらない内容の残虐が描写が延々続くだけで、 こんなものがホラー? そもそも、タイトルでネタバレしちゃってますし。 作者の頭の中はこういうもので一杯なんだろうなと思ったら吐き気がしました。 他の方も書いていますがホラーじゃないです。ただのエログロ。 確かに読み進めさせる何かはありますが、面白いからというより謎が気になるからというだけです。 そこを面白さと履き違えている選考委員が居たことも、非常に残念でした。 少女を標的にした犯罪が問題になっているのに、こういうものを大賞として世に出すというのは、 出版社も選考委員もモラルについて考えているのか疑問ですね。 その点、林真理子氏が巻末の評価で苦言を呈していたことは、非常によかったです。 暗にこの本に対する指摘とも受け取れました>まさにそういう本ですので 人物の書き分けができているという評価がありましたが、それって当たり前のことでは? 人物といえば、洞察がとにかく浅い。読後に残るものが何もありません。 残虐的な内容でも、何か考えさせられるものを感じるなら『テーマ』として生きてきますが、 読後にそういうものがない、伝わってこないというのは、非常に痛いです。 (ここに出すのも何ですが、『魍魎のはこ』『屍鬼』なども残虐でしたが、読後に考えさせれられました) この本で評価できることがあるとすれば、たしかに読み進めさせられてしまったこと。 でもそれは面白かったからではないです。他の方も書いているような、下種な好奇心?みたいなもの。 週刊誌で他人のすっぱ抜きを読むような、それだけのことです。 だから読後感も最悪、ただ気持ち悪いだけ。 作者は世の中のいびつさ、ゆがみを表現したかったというような趣旨のことを書いていますが、 私から見れば、『それは貴方の目が曇っているってだけでは?』といいたいです。 女性ホルモンが少ないから処女がいいというなら、むしろ男性のほうが良いような気がしますし(笑) 『卒業』した女工が戻ってきても口を噤んでいるというのも、ちょっと。 あまりに女と言うものを知らなさ過ぎると思いました。 これは一例ですが、読みながら突っ込みどころも満載でした。 ゲスなオヤジギャグのネーミングセンス、読後の『何もない』感… ☆はゼロでもいいくらいですが、無評価は不本意ですので、最悪の意味でひとつだけつけます。 ホラー大賞って、こんな作品でも取れるんですね。私の中では、この賞の価値が確実に下がりました。 | ||||
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「野麦峠」の都市伝説バージョン。 週刊誌の「ちょっと怖い話特集」で扱うレベルです。 読み始めで想像出来るストーリー。 ただ気分が悪いだけ。 全く怖くない作品がホラー大賞? この手の話なら往年の西村寿行氏の作品をお薦めします。 | ||||
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ホラーという領域に定義をつけるのはとても難しいです。しかし作品に求めるのは精神的に追い詰められる恐怖。そこには高度な技術に支えられた構成力、文章力が不可欠なはすです。新聞の広告記事に「夜市」の文字もあり大変期待して読み始めましたが、うーん、大賞ですか?平坦な文章とありきたりなストーリーで、スルスルとなんの引っかかりももなく読まされ挙句にこの結末では、恐怖心どころかグロテスクさだけが心に残る最悪の読書後感。 読んでいる時の私の顔を見て家人は言いました。口がひん曲がってるよ。 | ||||
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